読んだ本の感想をつづったブログです。


すごい古代生物 ようこそ、奇跡の「もしも動物園」へ
すごい古代生物 ようこそ、奇跡の「もしも動物園」へ
川崎悟司
キノブックス 2015-12-23

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「もしも?」の図鑑 古生物の飼い方
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絶滅した生物を動物園で飼育している体で紹介している作品。
タイトルには古代生物とあるが、数百年以内という比較的最近に絶滅した生物も扱われている。

こうした生物を生息していた大陸ごとに紹介し、動物園の入場者と触れ合う生物のイラストと、「飼育員からのひとこと」として世話をする上での架空のポイント、現存する近いタイプの生物という構成で書かれている。

乗ることができるアルマジロに似た恐竜、ペリカンのようなくちばしを持った翼竜、つぼ焼きにして食べられるアンモナイト、ダチョウのように地上を走り回るフクロウに似た鳥、硬い皮膚に覆われているため釣った際は戦車砲でとどめを刺す必要がある巨魚など、リアルなイラストと世話のポイントの対比が楽しい。

環境の変化で絶滅した生物の他、天敵のいない隔絶した環境に適応しすぎたために外来生物との生存競争に敗れて淘汰された生物など、種が続くには多くの要因が必要なのだと感じた。

気軽に読める構成で絶滅した生物のことを知ることができるようになっていて、興味深かった。





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ETFとは何か (PHPビジネス新書)
ETFとは何か (PHPビジネス新書)
北村 慶
PHP研究所 2009-03-19

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ほぼ確実に世界の経済成長があなたの財産に変わる最も賢いETF海外投資法
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東証公式 ETF・ETN名鑑(2015年5月版)


ETF(上場投資信託)の仕組みや利点、種類、日本でETFがあまり普及していない問題などについて解説している作品。

TOPIXのような指数に連動して値動きするのがETFだが、指数に合った形でかつ、売買回数を抑える工夫について書かれていて、このあたりでも金融工学が活用されていることが分かる。

また、株式や債券、不動産(リート)、オルタナティブといったETFの種類についても解説されていて、指数に連動するインデックス型のETFだけでなく、割安になっていると思われる株式に投資するアクティブ型のETFも出ている話には少し驚いた。

ETFは指数に合わせた形での値動きによる値上がり益を狙うタイプの金融商品だと思っていたが、株価の低下による配当利回りが上がったことで分配金狙いでも使用できることにもなるほどと感じた。

本書が書かれてから7年近く経って東証で扱っているETFは増えていて状況は変わっていると思うが、海外ETFに比べるとまだまだ信託報酬が高かったり、必ずしも使いやすいとは限らない面が残っていたりもするので、改善が進んでいくことを期待している。





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5本柱でコツコツ育てる積立て投資信託入門
5本柱でコツコツ育てる積立て投資信託入門
中桐 啓貴
宝島社 2014-12-05

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30代でも定年後でもほったらかしで3000万円! 投資信託はこうして買いなさい
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投資信託の積み立てによる長期投資を勧めている作品。
先日読んだ著者の『会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方―「投資」と「給料」で着実にお金を増やす方法』がなかなか良かったので読んだ。

考え的なところは『会社勤めで・・・』と共通しているが、本書の特徴としては5本の投資信託を紹介しているのが思い切っているように感じる。
それぞれの利点を書いているが、コストや近いカテゴリーに属する投資信託との比較での優位点が書かれていないのが説得力に欠ける。

この5本の中では海外株式に投資する「朝日Nvest グローバルバリュー株オープン」の手数料を調べるとノーロード(販売手数料なし)はいいとして信託報酬が1.8%と高いが、長い期間でかなりの運用成績を上げていることが分かったので購入を考えるようになった。

それ以外の4本については、販売手数料がかかるので積み立てに向かなかったり、運用成績がいまいちのようだったりとあまり購入しようという気にはならなかった。
どうやら著者はインデックスファンドよりもアクティブファンドの方が好みのようである。

投資信託のタイプをウサギとカメに例えたり、著者が山一證券に勤務していた頃の経験から得た教訓など、考え方についてはかなり納得しやすく書かれていると思う。
それだけに、5本柱についての記述が不足しているところが惜しい。




初歩から値下がり対策まで 損しない投資信託 (朝日新書)初歩から値下がり対策まで 損しない投資信託 (朝日新書)

中桐啓貴
朝日新聞出版 2012-10-12

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株・投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋株・投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋

中桐 啓貴
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2009-05-20

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最新 資産設計はポートフォリオで考える 投資信託35の法則
最新 資産設計はポートフォリオで考える 投資信託35の法則
カン・チュンド
ソーテック社 2010-03-18

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ETF投資入門 (日経文庫)
忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)
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〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと


投資信託について35のポイントで解説している作品。
著者の『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』がなかなか良かったので本書も読んでみた。

投資信託の仕組みあたりから話を始め、種類やコスト構造、商品を選択するうえでのポイントと続き、アセットアロケーションの組み方と、一通りのポイントが抑えられている。

先月投資信託に関する本を何冊か読んだために既に知っていることも多いが、運用している会社が1社でなくて2社の場合があることや、マザーファンド方式で運営されているファンドの場合は販売されているファンドだけでなくマザーファンドについてもチェックする必要があることなどが、これまであまり意識したことがなかったので役立った。

また、投資信託の情報を調べるためのサイトを紹介しているページも充実しているように思う。

著者がインデックス派ということもあり、長期、分散、インデックスによる低コストの投資を勧めている。

本書1冊があれば投資信託のことについて一通り分かるような内容となっている。
手元に置いておき、投資信託についての疑問が出た時に読み返すような使い方がいいように感じた。




ETF投資入門 (日経文庫)ETF投資入門 (日経文庫)

カン・チュンド
日本経済新聞出版社 2010-10-16

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なんだ、そうなのか! 経済入門
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塚崎 公義
日本経済新聞出版社 2015-11-19

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元銀行員の大学教授による経済入門。
著者は銀行時代には景気の予測などを行っていたという。

分かりやすくてざっくばらんな語り口で、昨今の経済的な現象や見通しについて語っていく。

例えば、金融緩和で円安になったのに輸出も増えていないし輸入も減っていないのは円高を前提とした仕組みが構築されていてすぐには転換しづらいとしていることや、日本は慢性的に需要不足の国だが人口減少と高齢化によって需給が逆転する可能性があるとしているなど、そうかもしれないと思わせる説得力がある。

特に面白かったのは、景気の予想などで実績がある人は勝ち続けた運の良かった人たちで、予想を外した人は退場したので分かりにくいという話を、パチンコ店で当たっている人をよく見かけるという現象と比較しているところである。

アベノミクスが経済学的にはけっこう不思議な現象だと正直に述べていたり、景気が回復して給与の上がりが遅いことよりも雇用が増えたことを重視すべきとしている話や、弱者保護が必ずしも弱者に役立つとは限らないという話など、興味深い話がいくつも書かれている。

他にも「暴論」と但し書きをつけた上で、日本の財政はギリシャなどとは構造が異なるので楽観的な見通しをしているなど、わりと明るい見方で書いているのもいい。

割と面白かったので、他の著作を読んでみるのもいいかと考えている。





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