読んだ本の感想をつづったブログです。


血流がすべて解決する
血流がすべて解決する
堀江昭佳
サンマーク出版 2016-03-11

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漢方の薬剤師による、血液の量を増やすことで血流を良くする方法と、その効果を語っている作品。

読み始めて主に女性向けにかかれたことに気づいたが、書かれているうちの7割くらいは男性にも当てはまるし、冷え性や低血圧の傾向があることを自覚しているので役立つ内容となっていた。

まず、「血液をサラサラにする」という話が健康に関してよく語られるが、そもそも血液の量が足りていない人が多く、血液が足りない状態で血流だけ良くするとさらに貧血がひどくなるなど逆効果だということが書かれている。

血液に対しては対策を立てる順番があり、血をつくる、血を増やす、血流を良くするという3つのステップで構成されている。
血をつくるところでは胃腸に休養を取らせるために1週間夕食を断食してみるなどの方法、血を増やすところでは睡眠の仕方、そして血流を良くするところでは運動や呼吸について重点をおいて書かれている。

この中では、現代人は食べる頻度が多いために胃腸の処理が追いついていないというくだりにショックを受けた。
これまでは少々食欲がなくても3食のサイクルをきちんと守らなければならないと考えていたが、朝食は重要で抜くことは勧められず、睡眠時に処理がなされることから夕食の量を減らすのがいいということだった。

夕食をあまり食べないのは少し寂しいが、休日に外食などで好きなものをきっちり食べ、平日は食べないか少しだけで済ませるなどのメリハリをつければいいのかもしれない。

血をつくるのにはたんぱく質は不可欠で、中でも鶏肉がいいとあったので、夕食は焼き鳥2本くらいにしてみようかと思ったりもした。

体質を改善するのには大体4ヶ月くらいかかるそうだが、徐々に良くなっていくことは実感できるらしいので、やってみる価値は十分にありそうである。

血液を改善した結果としては疲れや不眠、肩こり、冷え性のような連想しやすい症状から、抜け毛や精神的な落ち込みにも効果があるそうで、心身はつながっているものなのだと改めて思った。

かなり重要なポイントが多く書かれていたので、まずは夕食の量を減らすところからストレスをためない程度に試みたい。





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敵をもファンに変える 超一流の交渉術敵をもファンに変える 超一流の交渉術

石川 幸子
実務教育出版 2016-04-26

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国連難民弁務官事務所などの国際機関に勤務し、東南アジアを中心に多くの交渉ごとに携わってきた人物による、欧米型の交渉術ではカバーできない部分の交渉に関するポイントを語っている作品。

著者が仕事をしてきた東南アジア地域では権威というものの存在が大きいことで、例えばハーバード流交渉術のように理詰めを主とした交渉方法だけではうまくいかないようである。

具体的には自分が権威に怖気づいて主張が十分にできなかったり、自分が意識していなくても相手がこちらの権威に気を使って後でぎくしゃくしてしまうパターンなどが挙げられている。

こうした傾向に対してはまず、権威からの影響を軽減するために自分自身が正しい形で自尊心を持って相手に対する包容力を持つこと、そして相手から権威的だと感じさせないようにコミュニケーションを図ること、さらに交渉相手と「敬意ある敵意」を抱き合う関係になるプロセスが書かれている。

交渉がうまくいったケース、うまくいかなかったケースと、著者が行ってきた交渉の経験も多く語られていて、かなりタフな交渉を行ってきたことが分かる。

その過程では精神的にきつい状態になることも多いわけで、そのような場合に自分自身を元気付ける方法として、心に残った元気の出る言葉を記載した手帳を読み返したり、成功経験をノートにつけるなどの方法も書かれている。

まずは自分自身と向き合うことから始められていて、簡単にいくものではないこと、それでいてこの部分をクリアすることで交渉が進めやすくなるであろうことなど、重要な示唆が多くて参考になる。

一読しただけではマスターできる気がしないので、何度か読み返して実践に移せるか試みたい。





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織田信長はなぜ「天才」と言われるのか (知的生きかた文庫)織田信長はなぜ「天才」と言われるのか (知的生きかた文庫)

武田 鏡村
三笠書房 2011-10-21

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信長のすごさについて、その業績を時系列に並べて1項目あたり数ページに分けて分かりやすく解説している歴史読み物。

冷酷さや天才にありがちな感性で動くようなイメージを持たれることが多い信長だが、実際には勝てそうにない状況だと一気に撤退したり、勝つ勝率が上がる状況になるまで待つことができる辛抱強さ、気さくでノリのいい一面などを紹介している。

中でも、足利義昭や正親町天皇などとの駆け引きについての話が読みごたえがある。
権威を利用できる時は最大限に利用する一方で、例えば役職や領地を受けるような形でその組織に取り込まれないように距離を保ちながら自分の権力を伸ばそうとする過程はなかなかできることではないと感じた。

宗教に対してのスタンスもそうで、特に帰依することはないが政治に利用できる部分は利用している一方で、寺社が政治に介入することに対しては厳しく弾圧している。

全体的には家臣の扱い方以外はミスを繰り返さない印象があったり、「他国に恥ずかしくないよう」という国際感覚があったりと、誤解されやすい部分についてのフォローがなされている。

晩年に重臣の追放など領民や家臣の支持を失う言動がしばしばあったのは、思うように行かない朝廷工作への焦りがあったのではないかと書かれていて、ありえると思う。

内容がテンポ良く書かれていて、興味深く読むことができた。






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AKB48総選挙公式ガイドブック2016 (講談社 MOOK)
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6月18日に開票イベントが新潟で行われる、AKB48グループ選抜総選挙の公式ガイドブック。
昨年に引き続いて購入した。

昨年は「注目の100人」がピックアップされていたが、今回は「注目の101人」となっていて101人目が○○仮面とかいうメンバー?になっていた。
色々と言われているようだが、反応したら運営の思うつぼのような気がするのでコメントはしない。

「注目の101人」でこれまでランクインしたことがないニューカマー枠で、劇場で何度か観ているHKT48のメンバーからは、観た回数が比較的多くて感情移入しやすい冨吉明日香や田中優香、山下エミリーなどが入っているのが感慨深い。

正直、上意20人くらいは大体予想ができてその中で何位なのかが異なるだけなのであまり関心はなく、新たに誰がランクインするのか、下位だったメンバーがどれくらい上げてくるのかが主な関心となっている。

多数の投票行動を行うまでのファンがつくには一定の時間が必要なことは傾向として出ていて、これまでランクインがゼロだったAKB48・チーム8や今回初参加となるNGT48は厳しい結果になることが予想されるが、少数でもランクインすればそのメンバーが一気に抜け出すことにもなりうる。

そして、人気の割に扱いがあまり良くないとされるメンバーが躍進するのも見所となっている。

昨年は福岡での開催だったから実際に行ったが、今回は遠いし座り疲れるのもつらいので行かないことにした。
あと1ヶ月弱で結果が出るので、速報発表などそれまでの経過も含めて注目する。






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関連タグ : AKB48,

「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)
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エマニュエル・トッド (著), 堀 茂樹 (翻訳)
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フランスの人口学者による、ユーロの恩恵を受けてEUで支配的なポジションに立ったドイツが世界に混乱を与える恐れがあり、ドイツに追随するフランスのだらしなさを嘆いている作品。

副題にある「日本人への警告」とあるのは、ドイツが中国と結びつきを強めていることを指しているようで、確かにドイツは三国同盟を結ぶ以前はヴィルヘルム2世の黄禍論による三国干渉や第一次世界大戦での戦い、ヒトラーが日本と戦争している蒋介石政権を支援していたなど、警戒するポイントはそれなりにある。

ウクライナやクリミア半島におけるロシアと欧米諸国の対立ではロシアの横暴さが非難されがちだが、著者からするとむしろウクライナを支配下に置こうとしているドイツの方が問題だと語る。

そしてロシアは人口が増加しているので見くびるべきでないというところまではなるほどと思うが、比較的まっとうな外交を行っているという話になると納得しづらい。
見くびるべきでないなら警戒を強めるとなるのが普通なのだが、弱っているEUで力を強めるドイツの方を問題視しているのはよく分からない。

インタビュアーからもたびたび「ロシアびいきなの?」「そんなにドイツが嫌い?」という感じの質問を受けては違うと反論しているが、元々フランスはロシアに好意的でドイツと敵対的だったこともあり、そうした傾向から逃れられていないのかもしれない。

他にもフランス前大統領のサルコジや現大統領のオランドに対するダメ出し、四大銀行など富裕層による寡占への危機感、「ル・モンド」紙などマスコミにおける論調の偏りなどについても語っているが、フランスの国内事情がよく分からないので妥当性について判断できない。

著者の意見が欧米の知識人の意見とどれくらい異なっているのかよく分からないが、アメリカ人以外の外国人が外国の政情について語っているものを読む機会は少ないので、そういう意見もあると新鮮さを感じた。






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