読んだ本の感想をつづったブログです。


せいぞろい へんないきもの-世にも奇妙な生物グラフィティ
せいぞろい へんないきもの-世にも奇妙な生物グラフィティ
早川いくを 寺西晃
バジリコ 2009-03-04

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タイトル通りへんないきものを紹介した本である『へんないきもの』とその続編『またまたへんないきもの』の内容を合わせた作品。

上記の作品に登場した生き物たちを再度見たことになるが、前回読んだときと印象に残る生き物が違っていたりするのが興味深い。
今回読んだところでは、主にホヤやゴカイ、深海魚のような海の生き物の生態が普段見ることができないだけに気になった。

おふざけと環境への危機意識を混じらせた文と、少しリアルで気持ち悪さを持たせるようなイラストの組み合わせがいい。




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続・梅干と日本刀 日本人の活力と企画力の秘密(祥伝社新書)
続・梅干と日本刀 日本人の活力と企画力の秘密(祥伝社新書)
樋口清之
祥伝社 2014-10-02

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梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史(祥伝社新書)
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「梅干し博士」と呼ばれた考古学者の樋口清之による代表作『梅干しと日本刀』の続編。

まず、当時百万都市だった江戸の都市計画のすごさを語っている。
現代の東京も街の区画が雑然としていて道が分かりにくいが、これは江戸時代に家康が幕府を開いたころから防御の観点からこうした形に整備されたそうで、その深謀遠慮に驚く。

例えば、江戸では運河や水路をめぐらせ、津波や洪水が発生した際はこれらの水路が濁流の勢いを緩和し、その後水が引くことを助けていたという。
現代では運河を埋め立てたり川を暗渠にしているので別の治水手段が必要となったため、春日部市に首都圏外郭放水路が建設されたことにつながると考えると興味深い。

また、士農工商のイメージとは裏腹に、江戸時代はヨコ社会の要素が強かったとしていて、例えばおかずをおすそ分けする風習や、江戸では将軍が住む江戸城をみこしが通ることで同じ祭りに参加している意識が持たれたために暴動がほとんど起こらなかったとしている。

他にもがんもどきや醤油といった食品などの話をとっかかりとして、日本文化の建て増し構造について語っているなど、興味深い話が多く収録されていて良かった。



梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史(祥伝社新書)梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史(祥伝社新書)

樋口清之
祥伝社 2014-06-02

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虎の尾: 渋谷署強行犯係 (文芸書)
虎の尾: 渋谷署強行犯係 (文芸書)
今野 敏
徳間書店 2014-01-17

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連写 TOKAGE3-特殊遊撃捜査隊
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捜査組曲 東京湾臨海署安積班
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今野敏による、琉球空手の達人でもある整体師の竜門と、渋谷署強行犯係の刑事である辰巳が活躍するシリーズの最新作。
このシリーズを読むのは初めてとなる。

渋谷署の管内である宮下公園で傷害事件が連続して発生し、被害者である不良少年たちは突然手首やひじの関節を外されたり、あばらを打撲するなど特徴的なやられ方をしていた。
辰巳はある種の格闘技の達人の手口を疑い、竜門を巻き込むことにした。

そして事件後に竜門の空手の師匠である大城が竜門を訪ねてきて自宅に滞在することとなり、大城が事件の犯人に強い関心を示すものの、肝心なことはなかなか言わない状態が続く。

その後事件がさらに続いたり、闇の勢力が動き出したことが分かったりして、徐々に大城や竜門の強さが触れられていくこととなる。

主人公の一人が刑事で警察小説のようなシリーズ名だが、実際は竜門が空手で活躍する格闘もののテイストも強い。
警察小説も格闘ものも好きな人は特に楽しめるのではないかと思う。

戦闘時の緊迫した感じや琉球空手の精神についての話が興味深かったりして、思った以上にぐいぐい読み進んでいくことができた。
これまでに出ている他のシリーズ作品も読んでみるつもりである。



[本書のシリーズ]

義闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)義闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)

今野 敏
徳間書店 2008-11-07

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宿闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)宿闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)

今野 敏
徳間書店 2009-03-06

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渋谷署強行犯係 密闘 (徳間文庫)渋谷署強行犯係 密闘 (徳間文庫)

今野 敏
徳間書店 2011-05-07

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古城の風景〈2〉一向一揆の城 徳川の城 今川の城 (新潮文庫)
古城の風景〈2〉一向一揆の城 徳川の城 今川の城 (新潮文庫)
宮城谷 昌光
新潮社 2010-10-28

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古城の風景〈1〉菅沼の城・奥平の城・松平の城 (新潮文庫)
古城の風景〈3〉北条の城 北条水軍の城 (新潮文庫)
新三河物語〈下〉 (新潮文庫)
新三河物語〈中〉 (新潮文庫)
新三河物語〈上〉 (新潮文庫)


宮城谷昌光による、古城をめぐる紀行文シリーズの文庫版での第2作。
単行本で出ている中で『古城の風景3 一向一揆の城』だけはまだ読んでいなかったので、それが前半に収録されている本書を読んでみた。
本書の後半は既に読んだ『古城の風景4 徳川の城・今川の城』と同じ内容なので、ここでは前半のみについて書く。

まずは第1巻第2巻に続いて三河の松平氏に関連する城をめぐっている。

城では家康の祖父である清康が本拠とした岡崎城をはじめ、大久保一族の本拠だった上和田城、三河一向一揆で一揆軍の拠点となった大草城や荒川城などを訪れている。

歴史としては古くは足利氏から分かれた今川氏や吉良氏の由来や、清康の活躍と死後の混乱、桶狭間の合戦後に発生した三河一向一揆などで、松平氏とその家臣、その他三河の諸勢力の動向が描かれている。

具体的には本多忠勝が活躍したのは家康を見て戦いの駆け引きを学んでいたからとしていたり、「日本一短い家族への手紙」で知られる本多重次の将としてもすごかったこと、大久保忠俊をはじめとした大久保一族の松平家への献身、一向一揆側の将だった夏目吉信や蜂屋半之丞が帰参して家康のために戦死した話などである。

以前より吉良氏内部で東条家と西条家の勢力争いによる衰退や、各地に分家ができた松平氏内部での確執、東の今川氏と西の織田氏による干渉といったところに、宗教が絡んだのが三河一向一揆だったようで、他国で発生した一向一揆と比べると極めて短期間で終結させたところに家康の偉大さのひとつがあると感じた。

著者は予定の城についての予習をあまり行わないことを随所で書いていて、そのために失敗した話もいくつも出てくるが、先入観を持たずに古城を見ようとしての結果なのかと考え込んだ。
そして、中世の関東の歴史は面白いことを力説していて、関東での戦乱を題材とした歴史小説が生まれることを期待していることを書いている。
本書の後で『のぼうの城』なども出ているわけだが、さらに色々な歴史小説が出たら面白いのではないかと思う。

本書のシリーズは『古城の風景〈7〉桶狭間合戦の城』の後で4年くらい続編が出ておらず、楽しみにしている。



古城の風景3 一向一揆の城古城の風景3 一向一揆の城

宮城谷 昌光
新潮社 2006-08-19

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三河 松平一族 ~徳川将軍家のルーツ (洋泉社MC新書)三河 松平一族 ~徳川将軍家のルーツ (洋泉社MC新書)

平野 明夫
洋泉社 2010-05-07

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1日3分! 足首まわしで下半身がみるみるヤセる
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久 優子
PHP研究所 2014-09-17

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足首を回すという方法で、健康やダイエット、美脚などが実現できると語っている作品。
先日ベストセラーとなっている『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』を読み、体の不調は下半身の不調に起因する場合があると知って関心を持ったので読んでみた。

著者は以前かなり体重があったために色々なダイエット方法を試してみたものの、リバウンドしたり体調を崩して断念せざるを得なかった場合が多かったという。
そしてある時、何もないところでつまづいたことから足首が固くなっていることに気づき、足首を柔らかくするために足首を回したことから健康とダイエットが実現できたことを語っている。

そこから、足の指を反対の手の指と絡ませてから行う基本的な足首回しから、寝た状態でつま先を上げたり下ろしたりする方法、立った状態での足首の動かし方など、複数のパターンで足首を回してほぐす方法が書かれている。

理論的な裏づけとしては、足首やふくらはぎといった足には重力で血液が下にたまりやすいことや、リンパ液の循環も同じような動きをしているということで、循環を良くすることで健康とダイエット、美容などが期待できるという話となる。

試しにしばらくやってみたところ、足の冷え性にはてきめんに効くことが分かったので、他の効果も期待できることもあって続けてみたいと思う。




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