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読んだ本の感想をつづったブログです。



ジェームズ・パードウ (著), 中島 早苗 (翻訳)
アスペクト (2010/6/25)


ウォーレン・バフェットの研究者でもある弁護士が、バフェットの投資手法について解説している作品。

ざっくり言うと、年月を経ても同じ業務を続けられて優秀な経営者がいる企業を、経済情勢の変化などで市場が暴落した時に購入し、バイアンドホールドするというものである。
そして、銘柄を絞り込んで集中投資することを語っていて、分散投資には否定的な見解を示している。

読んでいくと、バフェットの投資手法はシンプルなように見えて実際に実行するのは改めて難しいと感じる。
まず、経営者の判断が難しいことと(多分日本だからということもある)、銘柄を選んで下がる時期を待つということは投資する気満々の人だとなかなかできることではないように思う。

私の場合は『会社四季報』を読んでこれはという銘柄をタイミングをさほど考えずにちょこちょこ指値で購入して持ち続けることが多く、あまり待つということができないでいる。
本書で書かれている、価格が安くなったら購入したい銘柄をリストにしてチェックする手法は検討しておきたい。

終盤にはさわかみ投信の創業者である澤上篤人氏による長期投資の勧めが書かれていて、お馴染みの澤上節ではあるものの、購入する銘柄をリスト化しておく話はここでも書かれているのでチェックしておく。

必ずしもできることばかりではないものの、参考になる作品ではあったと思う。






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ウォーレン・バフェットによる株式投資の傾向や考え方と、それを日本株投資でどのように活用することができるかを解説している作品。

バフェットの投資方法はざっくり表現すると「長期的に伸びる優良な企業の株を大きく下がった時に購入し、長期保有する」というもので、企業の選択、適正と考える株価、購入や売却のタイミングなどがポイントとなっている。

銘柄の選定には『会社四季報』などのデータブックが発行されているが、他国ではこんなに充実したデータブックは発行されていないことが書かれていて驚く。活用しがいがあるということだろう。

具体的な銘柄選びではストックオプションをしているところは避ける、自社株買いをしているところは望ましい、本業と関連性が疑わしいM&Aを繰り返しているところは避ける、サヤ取りみたいな短期売買はしないなど、バフェットに関する本で読んだり読んでいなかったりすることが書かれていて参考になる。

7年以上前に書かれた本だが、原則的なことが書かれているのでそれほど古びていないことも良かった。
必ずしも自分に合ったことばかりとは限らないが、使ってみたいことも多く書かれていて興味深く読むことができた。






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少し前に読んだ『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』『1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則』と同じく、世界有数の投資家であるウォーレン・バフェットの言葉とエピソードを紹介している作品。

著者も同じなのでかぶるといえばかぶるが、再読するとは限らないわけで、似た作品を読む意義はある。

本書ではバフェットの家庭事情や経営するバークシャ・ハザウェイ社の後継者に関する話、ビル・ゲイツなどバフェットから栄光を受けた経営者たちの話などが印象に残る。

ミセスBとかジャック・バーンといった個性豊かで魅力的な経営者たちは、『マンガ ウォーレン・バフェット 世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール』でも印象に残っていたので、「そうそう、こんな人たちがいた!」と思い出したりもした。

読みやすい構成でバフェットの考え方やスタイルを知ることができる、なかなかいい作品だと思う。






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投資家として有名なウォーレン・バフェットが語った言葉を、1分間で読めるよう1項目当たり見開き2ページで88項目という構成で紹介・解説している作品。

著者もテーマも同じ作品である『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』と重なる話も多いが、文章も異なるし体裁にも差があるので、続けて読んでも問題ないと思う。

上記の作品ではバフェットの交友や出来ることと出来ないことの区別、無理をしないことなどが印象に残ったが、本書ではバフェットが故郷のネブラスカ州オマハという地方(日本だと岐阜市くらい?)に住んでいてウォール街の雑音があまり入らないようにしていることや、ウォール街の強欲なディーラーたちが過大なリスクのある金融商品を売りまくったり道徳的に問題の多い行動をしていることへの問題意識、持つものが持たざるものに対する義務といった考え方などが印象に残る。

また、自伝を書かない理由として、楽観主義者だからこれからが今までよりもさらにいい時期になると思っているからという趣旨のことを語っていて、いい考え方だと思う。

本書もまた、バフェットのことを知りさらに類書を読もうというモチベーションを与える1冊だと感じた。






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世界有数の投資家として知られるウォーレン・バフェットの言葉をエピソードとともに103項目で紹介している作品。

他のバフェットについて書かれた本でベンジャミン・グレアムに師事したことや弁護士のチャールズ・マンガーを相棒にしていることは知っていたが、父親のハワードから受けた影響や、マイクロソフト社のビル・ゲイツと親交が深いことなど知らなかったことが多く書かれている。

バフェットの言葉では数字よりも事業内容を重視すること、いい投資先が見つからなければ落ち着いて事態を見守ること、考え抜いて実行することなど、当然ながら投資に関連した言葉が多い。

そしてそれだけではなく、自分のできることとできないことを見極めることや、本質を見て重要なこととそうでないことを見分けること、辛抱強さや誠実さの重要性など、ビジネスや人生の教訓になりそうな言葉も多く収録されている。

かなり読みやすい構成になっているので、手元に置いて折に触れ読み返すことで自分の中での価値が上がる作品だと思う。






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