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読んだ本の感想をつづったブログです。



安恒 理 (著), 田中 豊 (監修)
明日香出版社 (2012/2/14)


右側:『論語』の言葉と解説、左側:それを表現した漫画、という構成で書かれている作品。

あまり知らなかった『論語』の言葉も結構入っていてなるほどと思ったりもする。

例えば、「文献、足らざるが故なり」という言葉が入っていて、これは「それってあなたの感想ですよね?何かそういうデータでもあるんですか?」というしばしば聞くフレーズを意味しているのが面白かった。





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吉田 真弓 (編訳)
イースト・プレス (2011/7/12)


『論語』の言葉162を、その言葉の背景などを外して現代語訳している作品。
それぞれの言葉が見開き2ページで構成されている。

読みやすいのは読みやすいが、既に『論語』の話を知っている状態なのがあるのか、それほど刺さらなかった。
訳の仕方が合わないのもあるのかもしれない。





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孔子 (著), 齋藤孝 (監修)
SBクリエイティブ (2019/3/9)


1項目当たり見開き2ページで1分程度で読み終えられるようにし、77項目で構成されているシリーズの『論語』編。

このシリーズではあまり知らなかったり読んだことがない古典や、『君主論』のようにそのままの訳だと少しきつい感じの古典の場合は読みやすくなっていいと感じるが、本書ではそこまでその効果を得られなかったように感じる。

これは私が『論語』に関連した作品を多く読んである程度のイメージができてしまっているためで、著者の解釈などに違和感を持ったことが背景になるのだと思う。

そのため、本書は『論語』にあまりなじみがない人にとっては良書なのではないかと思う。




1分間菜根譚 差がつく実学教養4 (1分間名著シリーズ)
洪 自誠 (著), 齋藤 孝 (監修)
SBクリエイティブ 2018/9/20


1分間資本論 差がつく実学教養5 (1分間名著シリーズ)
カール・マルクス (著), 齋藤孝 (監修)
SBクリエイティブ 2019/3/9


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前田 信弘 (著)
幻冬舎 (2011/3/1)


『論語』の言葉を実際のビジネスの場面に当てはめたらこんな感じになる、というのを、漫画とともに解説している作品。

東課長と部下の山田が主人公みたいな扱いで、上司に舟木部長、反面教師役に近藤課長、ちょっととぼけた雰囲気を出しているが多分有能と思われる長崎課長など、読んでいくうちに徐々にキャラクターが分かってくるのが楽しい。

なぜ課長を続けられてきたのか?が疑問な嫌われ者の近藤とか、勉強はできるが実務はいまいちな井上、仕事はできるが他人に厳しいところがある桜井マネージャなど、いかにも会社が舞台の作品に出てきそうなところがリアリティを持たせている。

自分の心の持ちようや対人関係など、『論語』の言葉が時代を越えて通用することを改めて感じ取ることができる。




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渋沢 栄一 (著), 竹内 均 (編集, 解説)
三笠書房 (2021/1/20)


渋沢栄一が『論語』や同時代の幕末・明治期の人物たちとの交流、日本史の事例などから得た教訓や哲学を語った『実験論語処世談』を現代語訳した作品。

渋沢が『論語』に登場する孔子をはじめとして子路や顔回などの弟子たちのキャラクターについて考察していたり、西郷、大久保、木戸、伊藤、井上、大隈など明治の元勲たちの話、そして秀吉や家康など、業績が多いだけあって話の引き出しの多さを感じることができる。

中でも面白いのはやはり同時代人の話で、そりが合わなかったが認める部分も多かった大久保、人徳を評価していた木戸、ネガティブで他人に厳しく親切の押し売りをしがちな井上、頑固で融通が利かない江藤や黒田など、他の著作と重なる話も多いが何度読んでも面白い。

また、一橋家に仕えていた頃に新撰組とともに容疑者を逮捕に出かける際に役割分担でもめたが、土方が話の分かる人物だったのでうまくことが運んだという話も、先日読んだ『映える幕末史~新感覚な歴史の教科書』でも扱われていたことを思い出して少しテンションが上がった。

多少説教臭く感じるところもあるが、これはいつの時代もそういうものなのだろうとも思った。




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