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読んだ本の感想をつづったブログです。



港瀬 つかさ (著), シソ (イラスト)
KADOKAWA (2021/7/9)


料理や家事、かわいいものなどが大好きな男子高校生・悠利が異世界に転生して活躍するライトノベルの最新作。

本作では学者・ジェイクの師匠に当たり、8巻で顔見せくらいの感じで初登場していた導師ことオルテスタから招待があり、「深紅の山猫」のメンバーたちはオルテスタの広大な別荘に学習の名目で滞在する話がメインとなっている。

長命なエルフ種ということもあって見た目は美少年なのに中身は食えない老人というオルテスタのキャラクターが面白かったり、別荘についている家憑き妖精のラソワールの初登場、そして8巻でも登場したフレッドと再会するなど盛りだくさんの内容となっている。

オルテスタの別荘にある自分とそっくりな分身が出現する「現し身の間」の利用方法や、家事のために何人にも分身するラソワール、同年代なのにキャラクターの相性が悪いジェイクとヤクモの関係性などが面白い。
特に、天才だが壊滅的に空気が読めないジェイクのことを、気配りのできるヤクモが苦手に思っているというのはいかにもありそうな設定だと思って笑ってしまった。

本作の前作に当たる12巻から虎人種のラジが登場しているようで、まだ読んでいないので12巻も読んでみたい。




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港瀬 つかさ (著), シソ (イラスト)
KADOKAWA (2020/3/10)


料理や家事、かわいいものなどが大好きな男子高校生・悠利が異世界に転生して活躍するライトノベルの第9巻。

金属の細工師の修行をするハーフリングの少年・ロイリスと武器の鍛冶師になろうとする山の民の少女のメルレインと、「深紅の山猫」で冒険者の修行とものづくりの修行を並行してやっている2人が初登場している。

また、レオポルド(調香師)、グルガル(錬金釜職人)、ブライト(アクセサリー職人)、サルヴィ(食品サンプル職人)など、職人タイプのキャラクターが多く登場しているのも本作の特長となっている。

他にも、前作で悠利が助けた少女の実家が食品業者だったためにお礼の高級食材が送られてきた話や、ハローズが仕入れてきたおせんべいに悠利とヤクモが食いつく話なども楽しい。

料理では素揚げ野菜を入れた味噌汁、大量に討伐してきた鳥の魔物での焼き鳥、焼き鳥に使って残った手羽先でガーリック塩焼き、小型の竜の肉で作ったタタキ、サンドイッチパーティなどが収録され、おいしそうで楽しく読むことができる。




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港瀬 つかさ (著), シソ (イラスト)
KADOKAWA (2019/11/9)


料理や家事、かわいいものなどが大好きな男子高校生・悠利が異世界に転生して活躍するライトノベルの第8巻。

物語の舞台となっている王都では毎年建国祭が開催されていて、クラン「深紅の山猫」のメンバーたちも遊びに出かけたり、警備や運営などの依頼に関わったりするシーンが多く描かれている。

お祭りということで遠方にいる人たちも王都を訪れており、優秀な学者だがダメな大人とされるジェイクの師匠と兄弟子、ティファーナが「閣下」と呼ぶ謎の貴人、アロールの知り合いである魔物のサーカスを運営する一団などが登場している。
中でも、長命なエルフのために美少年の姿をしているが中身は老獪な学者という、ジェイクの師匠のキャラクターが面白く、また登場してほしい。

悠利もヤック、マグ、ルークスとともに遊びに出かけたところ、迷子になっていたフレッドと名乗る少年と出会って事件が発生して…という話が展開されている。

今回は悠利が料理を作るシーンだけでなく、屋台で販売されている食べ物も多く出てきて、これらもおいしそうだったのと、建国祭ということで話がまとまっているところが良かったと思う。




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港瀬 つかさ (著), シソ (イラスト)
KADOKAWA (2020/11/10)


料理や家事、かわいいものなどが大好きな男子高校生・悠利が異世界に転生して活躍するライトノベルの第11巻。

今回はダンピール(吸血鬼の血を引いていて一部の能力を受け継いでいる人)であるマリアが初登場していて、見た目は色っぽいお姉さんなのに実際は血の気が多くて闘争本能が旺盛というキャラクターになっている。
そして、トマトジュースやトマト料理によって精神を落ち着けるという設定が面白い。

また、第3巻が初登場だったワーキャットの若様であるリディが悠利を訪ねてきて、第7巻に登場したダンジョン「収穫の箱庭」のダンジョンマスターに一緒に会いに行く話が後半で多く扱われている。
これまでは猫語しか話せなくてアロールの通訳が必要だったリディが人語を話せるようになり、展開がスムーズになっているのもいい。

悠利は少し前の作品で港町にメンバーたちと出かけたみたいで(未読…)、その時に大量に購入した魚介類で海鮮焼きそばを作ったり、暑い時期だったためか冷やしおでんを作るなど、おいしそうな料理の描写も安定している。

8~10はまだ読んでいないので、これらも読んでみようと思う。




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港瀬 つかさ (著), シソ (イラスト)
KADOKAWA (2019/7/10)


料理や家事、かわいいものなどが大好きな男子高校生が異世界に転生して活躍するライトノベルの第7巻。

今回は悠利が初めて安全度が高いとされるダンジョン・「収穫の箱庭」に出かけることになった。
いくら安全度が高いといってもダンジョンはダンジョンで、冒険者でもなく戦うことができない上に妙なやらかしが多い悠利は心配ということで、アリー、ブルック、クーレッシュ、レレイ、イレイシアの5人とともに出かけている。

すると悠利は他の人が見えないはずのフードを目深にかぶった少年を見つけてお菓子をあげると、その少年がダンジョンマスターで…という話が展開している。
片言の話し方でダンジョンに多くの人が訪れてにぎわってほしいと語っているダンジョンマスターのキャラクターは可愛らしく、懐かれた悠利はすっかり友達になって別の章では困った事態から助けたりもしている。

他にも研究に没頭するあまりアジトの中で行き倒れることが多く「ダメな大人」とされるジェイクの扱われ方が語られる回や、さまざまなトッピングを楽しめるカレーパーティの回、これまで作れないと思っていたが実はヤクモが作れると判明したことによる冷やしうどんの回など、今回も悠利が作る料理や起こす騒動の話を楽しむことができる。

これまで何となくアジトメンバーが増えていたが、本作で「21人」という人数が明記されていた。
新たに加入するケースを別にすると、前からいたメンバーはこれで打ち止めということだろう。




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