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読んだ本の感想をつづったブログです。


タイムスリップ戦国時代 (講談社文庫)
タイムスリップ戦国時代 (講談社文庫)
鯨 統一郎
講談社 2011-11-15

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女子高生・麓うららが活躍するタイムスリップシリーズの第5作。
今回は戦国時代を舞台に、歴史を変えようとする悪人と戦うというストーリーとなっている。

第2作の『タイムスリップ明治維新』と構成が似ていて、それに登場した剣崎薔薇之介と石松の2人とともに、うららが戦国時代にタイムスリップすることとなる。

戦国時代では北条早雲、斎藤道三、毛利元就、織田信長といった戦国大名の史実を改変しようとするマフィア組織「むらさきの光」のエージェントたちの策謀に対し、うららたちは”ちょっとそれはどうなの?”という形で対抗していく。

時事ネタを随所に盛り込んでいるなど、シリーズの他の作品と同様気軽に読んでいくことができるが、完成度はほかに比べるといまひとつという印象だった。
既に多くの人々によってネタとして扱われてきた時代が舞台だっただけに、斬新さを出すのが難しかったのかもしれない。




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タイムスリップ水戸黄門 (講談社ノベルス)
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鯨 統一郎
講談社 2006-11-08

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女子高生うららがタイムスリップに巻き込まれるシリーズの第4作。
今回は水戸黄門こと徳川光圀が、現代にタイムスリップするというもの。

道路をめぐる利権や自動車にまつわる環境破壊がテーマ?として出て、また実際の徳川光圀と時代劇の水戸黄門の話をわざとごっちゃにしており純粋にエンターテイメントとして楽しめる。

読み返すことは多分ないと思うが、1度楽しむにはいい。



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ハッとしてトリック! (C・NOVELS)
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鯨 統一郎
中央公論新社 2004-04-25

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サッカーJリーグを舞台としたミステリ。

日本代表候補DFの安東大吾が白昼、公園の楠木正成の銅像にまたがった瞬間に銅像が爆発して死ぬという異常なシーンから始まる。

その事件を受け、週刊誌記者の大志郎が後輩記者の典絵とともに事件の取材を行うが、まもなく次の怪死事件が発生する。

大志郎や典絵の他に事件を捜査する刑事の太田黒や、浦和レッズの名将・渋川監督に、SF作家とクラブ監督を兼務する新藤など特徴ある人物たちのやり取りが活き活きと描かれ、一気に読み進んだ。

鯨統一郎作品は当たり外れの幅が結構あるように思うが、本作はJリーグやサッカー日本代表の様子などが結構きちんと描かれていて当たりの方の作品だと思う。

ただ、変換ミスによる誤植がいくつかあるのはいただけない。



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とんち探偵一休さん 謎解き道中 (ノン・ノベル)
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鯨 統一郎
祥伝社 2003-05

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一休さんが、アニメでもおなじみの新右衛門さん、そして少女の茜とともに茜の両親を探しに旅に出、道中で様々な事件を解決していくという連作歴史ミステリ。

一休さんが事件の調査を行うために現場を見たいというと、犯人に近いとおぼしき有力者から無理難題を吹っかけられ、とんちで切り抜けるというお約束があり、その後謎を解くというパターンとなっている。

とんちやトリックはそこそこといったところだが、訪れた国の印象を聞かれて”団子のうまい国”と返答するなど人を食った発言を独特の関西弁で行う一休さんのキャラクターが面白い。



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月に吠えろ!―萩原朔太郎の事件簿 (徳間文庫)
月に吠えろ!―萩原朔太郎の事件簿 (徳間文庫)
鯨 統一郎
徳間書店 2006-08

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副題の通り、大正時代の詩人である萩原朔太郎が探偵役として事件に挑む連作ミステリ。

朔太郎の友人で同じ詩人である「わたし」がワトスン役として登場し、アリバイ崩しや不可能犯罪、人間消失トリックなど7編が語られる。
そして事件の最後に朔太郎の詩が掲載され、事件によりインスピレーションを得たという構成になっている。

女好きでうぬぼれの強い朔太郎のキャラクターと、「わたし」や師匠の北原白秋など大正時代の文人たちも登場するのが話に彩りを加えていて、面白かったと思う。



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