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読んだ本の感想をつづったブログです。



孔子 (著), 齋藤孝 (監修)
SBクリエイティブ (2019/3/9)


1項目当たり見開き2ページで1分程度で読み終えられるようにし、77項目で構成されているシリーズの『論語』編。

このシリーズではあまり知らなかったり読んだことがない古典や、『君主論』のようにそのままの訳だと少しきつい感じの古典の場合は読みやすくなっていいと感じるが、本書ではそこまでその効果を得られなかったように感じる。

これは私が『論語』に関連した作品を多く読んである程度のイメージができてしまっているためで、著者の解釈などに違和感を持ったことが背景になるのだと思う。

そのため、本書は『論語』にあまりなじみがない人にとっては良書なのではないかと思う。




1分間菜根譚 差がつく実学教養4 (1分間名著シリーズ)
洪 自誠 (著), 齋藤 孝 (監修)
SBクリエイティブ 2018/9/20


1分間資本論 差がつく実学教養5 (1分間名著シリーズ)
カール・マルクス (著), 齋藤孝 (監修)
SBクリエイティブ 2019/3/9


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齋藤 孝 (著)
祥伝社 (2011/12/14)


著者が歴史を大きく動かしたと考える5つのパワーから世界史を語っている作品。

5つとは西洋近代化、帝国主義、欲望、モンスター、宗教のことを指している。

西洋近代化がキリスト教と強く結びついていること、男性の支配欲が帝国主義につながりやすいこと、マックス・ウェーバーがロシア革命の翌年に『社会主義』という著作で官僚制の拡大で社会主義が失敗することを予見した話など、著者が関心を持つテーマから印象に残る話が多く紹介されている。

ウェーバーの著作は難しそうだが、『社会主義』はそれほどページ数が多いわけでもないみたいなので、いずれ読んでみようかと考えている。




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齋藤孝 (監修)
文響社 (2020/10/8)


世界の教養の入り口になる人物や事件、団体などを365項目紹介している『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』の日本版。

世界版のカテゴリーが歴史、文学、視覚芸術、科学、音楽、哲学、宗教だったのに対し、本書では自然、歴史、文学、科学・技術、芸術、伝統・文化、哲学・思想のカテゴリー分けとなっている。

世界版を読んだときに日本版も出る可能性があると考えていたら、やはり出たという印象である。
また、監修者が池上彰とかではなく齋藤孝氏で良かったとも感じた。

知っているもの、知ってはいても詳しくは知らないもの、ほとんど知らなかったものと多くのことが書かれていて、興味を惹かれる項目も多い。
例えば、七福神のそれぞれの出身など、わざわざ調べることもないと思うので面白かったりする。

また、教科書などで扱われることが少ないと思われる人物の話で、知らなかったことが多い。
例えばうま味成分を発見した化学者の池田菊苗や画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)、江戸時代に国産望遠鏡を作った岩橋善兵衛、幕末の宇和島藩で蒸気船の開発に成功した前原巧山(嘉蔵)などで、さらに詳しく知ろうという動機付けにもなる。

構成としては索引があるのはいいが、目次がないのでこれも欲しいところである。

本書も売れ行きがいいようなので、世界版のように「人物編」や「現代編」が出ることを期待している。




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1分間君主論 差がつく実学教養3 (1分間名著シリーズ)
ニッコロ・マキャベリ (著), 齋藤 孝 (著)
SBクリエイティブ 2018/6/13



1項目当たり見開き2ページで1分程度で読み終えられるようにし、77項目で構成されているシリーズの『君主論』編。

そのままのニュアンスだとどぎついと感じられる部分も現代のビジネスや社会生活に活かせるような形で解説していて、読みやすい。

読んでいくと、改めてマキャベリの『君主論』をはじめとした著書のリアリズムが時代を越えて通用すること、特に他力に頼り過ぎないことや、どう見られるかの重要性、大衆となった人間の弱さなどがストレートに伝わってきた。

このシリーズの他の作品にも劣らず、なかなか良かったと思う。
(『君主論』に関する本も、このシリーズに属する本も何冊も読んでいくと、さすがに書くことがネタ切れしてくる・・・)





1分間菜根譚 差がつく実学教養4 (1分間名著シリーズ)
洪 自誠 (著), 齋藤 孝 (監修)
SBクリエイティブ 2018/9/20


1分間資本論 差がつく実学教養5 (1分間名著シリーズ)
カール・マルクス (著), 齋藤孝 (監修)
SBクリエイティブ 2019/3/9


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1項目当たり見開き2ページで1分程度で読み終えられるようにし、77項目で構成されているシリーズの『孫子』編。

原著の言葉にこだわらない意訳によってビジネスにも生かせるような分かりやすい形で書かれているので、読みやすい。

『孫子』に関連する本は10冊以上読んでいるために重なる部分も当然あるが、このシリーズは区切りが短くて明確なので空いた時間に読めるのがいい。

右側のページの文字組みを縦組み・横組みで交互にしているのも、飽きさせないための工夫なのだろうと思う。

1点、朝倉孝景(正)と朝倉義景(誤)を間違えているのは、編集の人も紛らわしくてチェックできなかったのかもしれない。
(前者は応仁の乱でのし上がった梟雄、後者はその子孫で信長に滅ぼされた暗君)

情報の重要性、組織での関係が出来上がっていること、相手の弱点を突くことなど、『孫子』のエッセンスがうまく表現されている作品だと思う。





1分間君主論 差がつく実学教養3 (1分間名著シリーズ)
ニッコロ・マキャベリ 齋藤 孝
SBクリエイティブ 2018/6/13



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