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読書-雑学:雨読夜話

ここでは、「読書-雑学」 に関する記事を紹介しています。



1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
デイヴィッド・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム (著),
小林朋則 (翻訳)

文響社 2018/4/27



世界の教養の入り口になる人物や事件、団体などを365項目紹介しているシリーズの第1作。
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 現代編』に続いて読んでみた。

本書では歴史、文学、視覚芸術、科学、音楽、哲学、宗教の7つのカテゴリーを曜日ごとに当てはめ、それぞれ同じ数にした結果か、365項目ではなく364項目となっている。

『現代編』とも共通するがあくまでアメリカ人がアメリカ人向けに書いたものなので、欧米やキリスト教関連などが多くなっていることは了承の上で読んでいった。

カテゴリーでは歴史と宗教は比較的予備知識があるので読みやすかったが、他の分野は有名な人物(例えばピカソやベートーヴェンなど)や作品(例えばタージ・マハルやムンクの「叫び」など)を除くとあまり分からない、というか興味が持てなくて読み飛ばしたところも多い。
上記の「アメリカ人がアメリカ人向けに書いた」ということで、まあいいかと思ったのもある。

その結果解説文まできちんと読んだのは多分3割くらいだろうと思うが、どのような項目がアメリカ人から見て教養とされているのかを少し知ることができ、売れているのもそれなりに理由はあると感じた。





世界でいちばんやさしい 教養の教科書
児玉克順 (著), fancomi (イラスト)
学研プラス 2019/2/19


1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編
デイヴィッド・S・キダー (著), ノア・D・オッペンハイム (著),
パリジェン聖絵 (翻訳)

文響社 2019/4/12


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1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 現代編
デイヴィッド・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム (著),
小林朋則 (翻訳)

文響社 2019/8/23



世界の教養の入り口になる人物や事件、団体などを365項目紹介しているシリーズの第3作で、現代編。
このシリーズは初めて読んだ。

人物、文学、音楽、映画、社会、スポーツ、大衆文化の7分野に大別し、それぞれを曜日ごとに設定して1日ずつ読む場合は切り替えをしやすく工夫したのだろうと思われる。
私は1日ずつ読むつもりもなかったので、無視して興味があるところだけどんどん読み進めていったが・・・

アメリカ人が書いたものなので、「世界の教養」ではなく「アメリカの教養(というか雑学)」ではないか?と思う項目も多い。
特に、文学、音楽、映画などの分野はあまり詳しくないし、実際に観たり聴いたりしなければ分かるものでもなく、興味の持ちようがなくてスルーしたところも多い。

野球ではベーブ・ルースはある程度知っていたとして、名前くらいは知っていたレベルの、サイ・ヤング、ジョー・ディマジオ、タイ・カッブ、ジャッキー・ロビンソン、テッド・ウィリアムズなどの業績や活躍した時代を知ることができたのはちょっと興味深かった。

また、アメリカ第一委員会(アメリカを第二次世界大戦に参戦させないことを目的に設立された団体)やマンソン・ファミリー(大量殺人をやらかしたカルト宗教団体)、テロや人種差別にまつわる事件など、アメリカ近現代史の闇に関する話も印象に残る。

面白いかどうかは判断が分かれそうだが、興味のある項目に目を通しておく価値はあったと思う。
本書はアメリカ寄りすぎるので、日本人でこの手の作品を誰か書いてくれないかな?とも思ったが、それほど面白くならなそうな気もする。




1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
デイヴィッド・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム (著),
小林朋則 (翻訳)

文響社 2018/4/27


1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編
デイヴィッド・S・キダー (著), ノア・D・オッペンハイム (著),
パリジェン聖絵 (翻訳)

文響社 2019/4/12


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フリーメイソンやイルミナティ、テンプル騎士団、KKKなど、西洋で活動してきたとされる秘密結社の陰謀論などを紹介している作品。
知っている話も知らない話もあり、それなりに知識を得ることができる。

西洋についてはいいと思うが、中国やイスラム圏、日本などのものが紹介されていないのは少し物足りない。

眠れないほど面白いとタイトルにあるが、斜め読みになったので眠るかどうかの時間になる前に読み終えた。
1回読めば十分な内容ではある。







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東京カリ~番長という団体で調理主任を務める人物による、日本でカレーが普及した背景やそのバリエーションなどを語っている作品。

カレーと呼ばれる料理がインドからイギリスを経由して日本に伝わったことについては森枝卓士著『カレーライスと日本人』の方が詳しいので、ここでは書かない。

本書ではカレールーやレトルトカレーといった展開をしていったことや、ハウス食品、エスビー、グリコといったメーカーが取ってきた戦略、スパイスの魅力や利用テクニックなどについての話が面白い。

例えばハウス食品のバーモントカレーでは子供でも食べやすい味、エスビーのゴールデンカレーでは大人向きのスパイシーさ、グリコの熟カレーではコクや旨みといった味のベクトルが分かりやすく書かれているのがいい。

そしてカレーのルーにアレンジを加える人が多いが、メーカーが研究の結果配合したルーをそのまま調理するのが最も万人受けするうまさだと語っているところにも少々驚きを受ける。(よく考えればその通りなのだが・・・)

カレーがさまざまな他の料理と合わせることができるのはスパイスの特性によるもので、他の調味料のように味をつけるのではなくて香りをつけるのがスパイスだからという趣旨のことが書かれているのも確かにそうだと感じた。

テーマがテーマだけに肩肘張らずに読むことができ、まあまあ面白かった。






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しばしば使われているが必ずしも皆が理解しているとは限らないカタカナ語について、かなり思い切ったがニュアンスをつかんでいる訳し方をして解説している作品。

知っていて理解している言葉、知っているが理解があやしかった言葉、全然知らなくてそういう言葉が使われていることから初めて知った言葉(特に美容や健康に関する言葉)と分かれるが、それぞれそのようなつかみ方をすればいいのか、と思う部分も多くて興味深い。

例えばオリエンテーションのことをオリエンと略して表現することもあるのは知らなかったので、知らないカタカナ語が実は単純に略されていただけということもあることには気をつけようと思った。

思ったのが、語源となる言葉が理解できていれば初めて読むカタカナ語でも類推がしやすいことで、学校である程度習う英語に由来する場合は類推しやすい一方、馴染みがあまりないフランス語やドイツ語などに由来する場合は類推がしづらいと感じた。

カタカナ語ということは漢字での言葉に定着していないくらい新しい言葉であることが多いわけで、比較的新しいボキャブラリーを得るという使い方もできたので、まずまず役立つ1冊であると思っている。






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