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映画・DVD:雨読夜話

ここでは、「映画・DVD」 に関する記事を紹介しています。





『ワールドトリガー 26』を購入した際に帯にB級ランク戦開始編の舞台が開催されると知り、大阪のサンケイホールブリーゼに観に行った。

工事していることもあって梅田周辺の地下の分かりにくさに悩まされつつ、何とか会場に着いた。
チケットに書かれていた席番が後ろの方だとは分かってはいたが、思っていた以上に傾斜がある会場で、かなり下の舞台を見下ろす感じだった。
そして、観客の女性比率がかなり高い。

観る前は舞台でどれくらいバトルを再現できるものなのか?と疑問があったが、演じている俳優さんたちの動きや照明、音なども作り込まれているようで、引き込まれた。

特に、村上鋼役の俳優はアクロバティックな動きをしているのに驚いた。

また、それぞれの隊が音楽に合わせてダンスをするパートがあり、観客が同色のペンライトを振ることもあって楽しい。
事前に分かっていれば準備したのに・・・と思ってしまった。

唯我VS三雲がシミュレーション戦をするところではパラパラをやっていて、ここが一番笑いを取っていたように思う。

あまり舞台を観ることがなかったこともあり、かなり新鮮で楽しめた。
次のガロプラ戦とかB級ランク戦の続編などが開催されるようであれば、これも観てみたい。




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一昨日に公開された『キングダム3 運命の炎』を、昨日観に行った。

今回は馬陽を戦場とする趙軍との戦いのところで、王騎将軍が主将として出陣する序盤のクライマックスの1つ・・・のちょっと前段階ということになる。

物語の構成上、順を追っていかないと分からないというのはあるだろうが、原作でもそこまで印象に残らなかった部分も多く、多分次回作とセットという形なのだろう。

王騎VS馮忌の頭脳戦や、秦の朝廷内の政派VS呂不韋派の対立、その後に信と激戦を繰り広げるであろう敵の将軍たちの登場など観るところはあるものの、単体での面白さとしてはそこまででも・・・という印象だった。

このペースで映画を出すのだと、何作目までやるのだろう?
いつまでもはついていけないぞ・・・




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一昨日の正式公開日である3月18日、最寄りのイオンシネマに『シン・仮面ライダー』を観に行った。

原作漫画も藤岡弘、が主演を務めるTV版も観ておらず、「とんねるずのみなさんのおかげです」のコーナー「仮面ノリダー」で設定を知っていたのみ、世代的にはBLACKやクウガの方が馴染みがある状態で観た形となる。

ネタバレになりそうなので書きにくいが、海外のSF映画にもあるような造形、怪人たちのマスクやサイクロン号のデザインのかっこよさ、ドラゴンボールなどでもありそうな戦闘シーンなどがまず目について面白い。

賛否が分かれるポイントとして設定の分かりにくさがあるようだが、よく観てよく聞いておかないと置いてきぼりになりそうな展開の早さは、観ている側にいい意味での緊張感を与えていて、これはこれでいいと感じる。

皆が50点とか60点をつける作品と、90点をつける人も30点をつける人もいる作品があるとすると本作は後者に当たり、賛否が両方あるのはそれだけ観客にインパクトを与えたわけで、その意味では成功した作品なのではないかと思う。





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佐藤 信介 (監督), 山﨑 賢人 (出演), 吉沢 亮 (出演)
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(2022/12/21)


先日、漫画『キングダム』の実写版映画の第2作である『キングダム2 遥かなる大地へ』を観に行った。

扱われているのは蛇甘平原での魏との合戦で、キョウカイ(清野菜名)、ヒョウ公(豊川悦司)、尾平(岡山天音)などが今作から登場していて、前作でも感じたが長く出演する主力キャラクターの配役は原作をきちんと踏まえてやっていることが伝わってきた。

また、合戦シーンもCGが入っているのは分かっているものの騎馬や戦車も多く使用されていてかなり費用をかけているようで、かなりの迫力だったのも良かった。

今作のストーリーは全体からするとそこまで盛り上がるところではないが、来年に公開される予定の第3作への期待を持たせてくれる場面が随所に入っていたのもいい。李牧など未登場キャラクターを誰が演じるのか?など、楽しみに待つこととする。





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樋口真嗣 (監督), 斎藤工 (出演), 長澤まさみ (出演)
2023/4/12 


話題になっている映画『シン・ウルトラマン』を先日観に行った。

怪獣ではなく「禍威獣」、科特隊ではなく「禍特対」のように名称に違う感じが当てられていたり、最新の映像技術が駆使されている一方、再放送などで観たことがあるウルトラマンの映像や画像を使っているシーンもあったりして、新しい設定と以前からの設定を織り交ぜているのが面白い。

禍威獣も、多分現代的なデザインにすることはできたはずだが、あえてオリジナルの感じを踏襲していたり、スペシウム光線の出し方などもそんな感じなのは昔からのファンへの敬意とも取れる。

一方で、日本だけで禍威獣が出現することに対する諸外国の反応や、関係省庁の駆け引き、ザラブやメフィラスといった外星人が政府に接触するシーン、戦闘シーンがSNSで拡散されるところなど、つっこまれがちな設定への対応や、現代的な設定などが抑えられているのもいい。

キャストでは斎藤工や長澤まさみ、西島秀俊といった主要キャストももちろんのこと、禍特対の上官役の竹野内豊が若い頃のイメージと違っていつの間にか渋いベテランという感じになっていたのも良かった。

怪獣や宇宙人をどのように入れ込んでいくのか?と思っていたが、うまく組み合わせることに成功しているように見えたし、けっこう楽しめたと思う。





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