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読書-ハウツー:雨読夜話

ここでは、「読書-ハウツー」 に関する記事を紹介しています。



大谷 由里子 (著)
マイナビ出版 (2015/10/17)


吉本興業で横山やすしや宮川大助・花子らのマネージャー、その後企画会社の社長などを務めてきた人物による、経験から実感されてきた自らも他人も元気にするための言葉を紹介している作品。

著者による『よけいなひと言ハンドブック』と逆のベクトルで書かれた作品と言えるかもしれない。

それぞれの言葉が2~3ページで、末尾にたなかたけし氏(漫画家?)による4コマ漫画もついているので、軽く読みやすい。

著者が吉本のマネージャー時代に経験した、宮川大助の熱いトークはまだしも、横山やすしによるわがままで破天荒な言動にはかなり悩まされたことが書かれていて、対応するには確かに考え方でも変えなければ無理かもしれないと思わされる。

また、横山やすしもミヤコ蝶々も晩年にまわりに人がいなくなったのは評論家になっていったからと書いていて、評論家的な言動がいかに嫌われるかが伝わり、注意しようと改めて感じた。

著者の語り口が時々前のめりになった感じがしてきついところもあるが、それなりに参考になると感じつつ読むことができた。






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元外交官の作家・佐藤優氏による、知的生産・知的再編をしていくための手法を紹介・解説している作品。

まず印象に残るのは、新聞などの情報を理解するのに時間がかかる場合は基礎的な知識・教養が不足しているためかもしれないとし、日本史、世界史、政治経済、数学、理科、哲学といった科目の教科書あるいは入門書を読むことを勧めていて、本の紹介もしてくれているのがいい。
(紹介されている本のうち8冊を、この記事の下にAmazonのリンクを掲載した)

日本史や世界史はある程度基礎的な知識がある自信があるが、哲学だと中国の諸子百家だけ、理系の科目は全然自信がない状態なので、どれか挑戦してみたいところである。

次に、ニュースとしてはNHKのニュースサイトである「NHK NEWS WEB」の活用や、大手6紙の記事を集約して1カ月のニュースを追う雑誌『新聞ダイジェスト』のことが紹介されていて、どちらも知らなかったのでためになった。
「NHK NEWS WEB」は「東洋経済オンライン」や「ダイヤモンド・オンライン」などと比較してみるつもりで、『新聞ダイジェスト』は試しに1冊購入してみようと思う。

そして、読んだ本はノートに書くなどアウトプットすることで理解度を上げる方法が書かれているが、当ブログを書いている目的の1つもまさにそれなので、レベルがどうなのかは置いといて間違ってはいないということだろうか。
以前『思考・発想にパソコンを使うな-「知」の手書きノートづくり』を読んでからノートをしばらく書いていたが色々あってやめていたので、再開することも検討してみたい。

後半では学習する環境、資金面、人間関係などにも言及していて、特に人間関係のところは人づきあいに自信がないので考えさせられた。

思っていた以上にためになる情報が多く書かれていて、興味深く読むことができた。






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世界でいちばんやさしい 教養の教科書
児玉克順 (著), fancomi (イラスト)
学研プラス



現在、教養とされる学問から歴史、哲学、言語、心理、文化、経済、社会、日本、芸術の9つの分野で、これまでのトレンドや変化、流派の違いなどを分かりやすく解説している作品。

それぞれ前半で大まかな内容の図解、後半で用語解説という構成になっていて、前半だけ読んでいっても何となくの感じをつかむことができる。

元々は高校生に大学入試向けの評論文を読み解くための基礎知識を得てもらうために書かれたとあり、概略を理解することやこれまで難解だと感じて手が出しにくかった分野の本に挑戦するのを助けるなどの目的も書かれていて、かなり分かりやすい。

中世までと近代以降での意識の変化、アイデンティティをどこに置くか、意識と無意識の関係、経済で国家による介入をどの程度にするのがいいかの論争、自文化中心主義と文化相対主義、自由と制約など、対立したり揺り戻ししたりする概念が細かすぎないイラストによって描かれている。

人によって得られる度合いは異なりそうだが、読むと読まないとでは大きく違うと思う。






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ポジショントークの裏にある背景を読み解き、より確かな判断をするための方法を解説している作品。

ポジショントークは誰もが持つものなので悪いとするのではなく、それぞれの立場による事情を把握した上で判断することや、自身のポジションを把握して他者から受け入れられやすいポジショントークの方法などが書かれている。

ポジショントークの例には下記のようなものも挙げられていて、ニュースの裏を考えるヒントとなる。
  • マイナンバーに反対してきた層は、脱税や生活保護の不正受給など後ろ暗いことをしてきた層
  • 「消費税還元セール禁止」は下請けいじめを意味し、イオンやファーストリテイリング(ユニクロ)などが猛反対した
  • 民主党政権で円高が容認されてきたのは、岡田克也氏の実家であるイオンのような輸入企業の収益が増えるためという理由もあった

ポジショントークで受け入れるかどうかのポイントに「信義即」のようなルールの中のルールみたいな概念も紹介されていて、非常に参考になる。
また、妬みのような感情によるポジショントークの影響力は大きくてやっかいで、それを把握することが重要なようである。






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関連タグ : 渡邉哲也,


まめたび大阪

ジェイティビィパブリッシング (2018-03-16)



以前大阪に旅行する際に役立てるために購入しているガイド本。
文庫本サイズなので、携帯に便利となっている。

昨年末に大阪に旅行した際はこれの存在を忘れ、もう少し大きいサイズの『タビリエ 大阪』を持参していた。

情報の内容には大差がないので、差は構成や見せ方ということになるが、どちらかといえば『タビリエ』の方が使いやすい。
本書の最大の長所は、上着のポケットに入ることかと思う。






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