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読書-コンピュータ:雨読夜話

ここでは、「読書-コンピュータ」 に関する記事を紹介しています。



矢内 東紀 (著)
実業之日本社 (2023/5/29)


ChatGPTについて読んだ本の3冊目。
さすがに3冊目になると、関心がある部分についてはある程度分かってきた。

本作で印象に残ったのは、著者は本文のほとんどをChatGPTに書かせたと書いているところで、著者が要旨を入力→ChatGPTが文書を出力→著者が手直し・・・という形で書いたということなのだろう。

ビジネスでの利用例も分かりやすく書かれていて、なかなか良かった。




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古川渉一 (著), 酒井麻里子 (著)
インプレス (2023/4/6)


ChatGPTについて、どのような技術であって注意点は何かなど、幅広い観点から書かれている作品。

先日読んだ『ChatGPT 120%活用術』はChatGPTの使い方を中心に書かれているのに対し、本書はChatGPTそのものの話が多いという印象である。

私は手っ取り早く活用方法を知りたかったので、『ChatGPT 120%活用術』の方が良かったが、体系的に学びたい人には本書の方が合うのだろう。




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ChatGPTビジネス研究会 (著)
宝島社 (2023/5/10)


最近よく話題になるChatGPTの活用方法を紹介している作品。

少し前にChatGPTを使い始めたが、発表や報告の文章の例文を作成したり、Excelマクロでやりたい処理のコードの例文を出すなどの使い方をして、特にExcelマクロでの開発工数を減らすことで効果を感じた。

そして本書を読んでいくと、LINEでChatGPTを使用する「AIチャットくん」では1日に5回までは無料で使用できることや、表形式で答えを出すこともできるなど、初めて知ることも多くて早速使ってみようと感じた。

面白いのはChatGPTに複数人でのディベートをさせることもできることで、打ち合わせでどのような意見が出るのかをシミュレーションできるのがいい。

ChatGPTからの回答の精度を上げるための手法や、守秘義務がある問いをするのはまずいことなど、なるほどと思える話も多い。



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岡嶋 裕史 (著)
光文社 (2022/1/18)


最近、収益化や製品開発でいろいろとつまづいているニュースを目にすることがある、メタバースについて解説している作品。

ゲームの世界のような仮想の世界、見えている世界に少し情報を追加した世界、現実世界とそっくりだがいい感じに不都合を減らした世界など、自由が増えた分だけ生きづらくなった人々が快適に暮らせる世界への模索、といった感じで書かれている。

インターフェースとしては頭にかぶる機器やスマートグラスのように情報が追加されて表示される機器が多く紹介されている。
このあたりが現在の技術として苦しいところのようで、本書では書かれていない部屋単位の機器とか、人が入るカプセルみたいな機器の方向で技術が進む可能性もあるかもしれないと思った。

フェイスブック(Metaに社名を変更)をはじめとするGAFAMによるメタバースへの取り組みや、著者が考える展開なども書かれているのが興味深い。
必ずしも理解できたことばかりではないものの、多少は何となくのイメージを持つことができた。

Webやメタバースは人々がつながる技術というよりは趣向が合う人だけを囲い込む技術といった趣旨の話や、メタバースが進んだ場合の例に星新一のショートショートである『妖精配給会社』をしばしば挙げていたのも印象に残った。




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長尾 一洋 (著)
KADOKAWA (2022/10/20)


デジタル人材がいない、募集しても来ない、いても活用できずに転職されてしまう…といった課題のある中小企業が、どのようにDXを進めるといいかを語っている作品。

多分来た人材が定着しないのは、人手不足ということでシステム関連以外の作業をあれこれさせるからという事情があるのでは?という気がする。

ノーコードツールの活用や、ペーパーレスの先に目指すべきもの、省力化に関して何ができるかなどが書かれている。

全体的にはなるほどと思う一方、汎用的に書こうとしたためか、もう少し具体的な事例を多く扱った方が分かりやすかったのではないか?という印象も受けた。




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