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読書-ビジネス書:雨読夜話

ここでは、「読書-ビジネス書」 に関する記事を紹介しています。



佐久間 宣行(著)
ダイヤモンド社 2022年04月07日


テレビ東京のプロデューサーとして「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」などを手掛けてきた佐久間宣行による、自身がどのように組織でやりたいことを実現してきたか、そして消耗しないようにしてきたかを語っている作品。

企画を出して実現、という仕事は必ずしもどの職業でも当てはまるとは限らないが、メンタルを守ることや退屈な仕事を楽しくするための工夫などはなるほどと思えるところも多い。

著者が手掛けた番組をあまり観たことがないので伝わらなかったところもあると思われるので、もし観ていたらさらになるほどと納得できたりするのかもしれない。




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大城 太 (著)
日本実業出版社 (2019/5/25)


華僑の大富豪に師事して成功を収めた実業家による、華僑の考え方を紹介している作品。

日本人と異なる考えがいくつかあると感じるのは当然として、「華僑は故国の中国でエリートに慣れなかったが故に生きる知恵を身に着けた」という事情と、中国の「陰陽」という考え方で、陽のポジションに長くいると足を引っ張られることが多いので陰のポジションで実益を得るという話が印象に残った。

このような考え方や行動をするくらいでないと成功は難しく、ここまではしようと思わないからやる意義があるのだろうと感じた。

相手に優越感を持たせたり、メリットを提示することで交渉を進めやすくすること、相手のところに乗り込んでみるといった話が、比較的実施しやすいのではないかと思う。




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理央 周 (著)
日本実業出版社 (2023/3/10)


以前読んだ『サボる時間術』の著者による、効率いい仕事の仕方をいい手法とダメな手法の2つで対比して紹介している作品。

簡単に言えば作業する前の段取り・準備と、作業した後のフィードバックをきちんとやりましょうというもので、例えば打ち合わせをするなら事前にアジェンダを送ったり根回しをし、打ち合わせ後に議事のメモを送付するといったものである。

他人にも事前のインプットや事後の確認の手間が必要なわけで、それらをマメにすることで無駄な時間を減らす効果があり、仕事を続けるうちに気付いたり気付かされたりして実行に移しているものもけっこうあった。

面倒だけど習慣づけると効果があるものは、皆ができるようになるにはハードルが高いということだろう。




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出口 治明 (著)
朝日新聞出版 (2019/5/13)


日本生命→ライフネット生命創業者→APU(立命館アジア太平洋大学学長)の経歴を持つ出口氏による、自身の経験を踏まえた仕事や組織での動き方などを語っている作品。

上司の相性があったり、上層部の決めたことには逆らいづらいこと、合わない人がいるなど、企業などで働いていると必ず起こることを踏まえて話が語られていて、納得しやすいものが多い。

自分が能力を発揮できる仕事や先の見通しなんて分からないこと、上司のタイプ別に対応のしようはあること、読書と旅で引き出しを増やすことなど、著者の他の作品で書かれていたことと共通しているところも多い。

著者の『働く君に伝えたい「お金」の教養 - 人生を変える5つの特別講義』の仕事編みたいな感じがあり、ためになったと思う。




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関連タグ : 出口治明,


エリック・バーカー (著), 橘 玲 (監訳), 竹中 てる実 (翻訳)
飛鳥新社 (2020/6/24)


自己啓発本は多くあるものの実証結果があるものは多くないとして、多くの実証例をつけて何が成功につながりやすいのかを紹介している作品。
著者は人気ブロガーらしい。

現代は『Barking Up the Wrong Tree』(間違った木に吠えている)というもので、間違った方向で努力することは意味がないということのようである。

いい人であるべきかドライなのがいいか?や、自信を持つことの是非、粘り強さと切り替えの早さ、社交的か内向的か、仕事などに打ち込むこととワークライフバランスなど、自己啓発本によって評価が分かれることについて、多くの例を挙げて何が成功につながりやすいかを考察しているため、かなりページ数が多くなっている。

その上で様々なことを試す、いい環境を選ぶ、ゲームの要素を取り入れて物事に取り組む、できること・できないことを見極める、自信を持つよりも自分を許すこと、睡眠や計画の重要性などが語られていて、それまで多くのページを例に使ってきたことが説得力を持たせている。

知っていてできるかは別として、考え方としてなるほどと思われる話も多く、売れるだけの内容のある作品だと感じた。



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