読書-ビジネス書:雨読夜話

ここでは、「読書-ビジネス書」 に関する記事を紹介しています。


チーズはどこへ消えた?
チーズはどこへ消えた?
スペンサー ジョンソン (著),‎ 門田 美鈴 (翻訳)
扶桑社 2000-11-27

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら


2000年代前半にベストセラーとなった、ビジネスに生かすことを意図されて書かれたと思われる寓話。
母が購入したか弟が購入したか忘れたが実家にあったので読んだ記憶がある。

ネズミが元々得られていたチーズを得るか、新たにチーズを探すか、といった選択から、既存の利益を守るか、新たにリスクを冒してもさらなる利益を求めていくか、という話に展開していた。

話の展開としては理解しやすいが、それほど印象に残らなかった。
今から考えても、なぜこの作品があれほど売れていたのかがよく分からないという感想を持っている。



頂きはどこにある?頂きはどこにある?

スペンサー ジョンソン (著),‎ 門田 美鈴 (翻訳)
扶桑社 2009-09-08

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カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
木暮太一
サンマーク出版 2016-02-01

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ずっと「安月給」の人の思考法
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)


漫画『カイジ』シリーズを用いて、何となくの思い込みや周囲から受ける圧力などをはねのけ、自分が求めるものに対して賢くしたたかに行動するためのヒントを語っている作品。

ノイジーマイノリティを気にしては何もできないことや、クレームには過大な期待による部分も大きいので「相手の期待値を調整する」重要性、受信力よりも発信力を伸ばすべきこと、ルールは全てが説明されるわけではないこと、自分を安売りしてはいけないこと、無用な怒りがチャンスを失う原因となることなど、心に刺さる話が多く書かれている。

積極的な行動をしづらい背景として経済や社会の話もされており、武士へのあこがれがお金の話をしたがらない(けど内心では興味深々な)日本人の行動につながっているとの考察や、経済発展が必要な理由は自分が必要とされているという欲求を満たすための雇用を創出するためという考え(共産主義ではこれが欠落している)、契約や夢といったブラック資本主義者たちがよく用いる手口など、率直で分かりやすく書かれている。

体育会系的な単なる精神論は嫌いだが、本書では多くのことを考慮した上での精神論といった感じがあって受け入れやすい。
一度通読するだけではもったいない内容なので、時々読み返したいと思う。






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仮面社畜のススメ (一般書)
仮面社畜のススメ (一般書)
小玉 歩
徳間書店 2013-12-12

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会社に尽くしすぎる社畜ではなく、会社に所属しつつも会社や上司を利用してしたたかに働く仮面社畜になる方法を語っている作品。
社畜はこうする、仮面社畜はこうする、というように対比して話をしている。

人間関係では職場のしがらみによる必ずしも必要ではない付き合いを最小限にすることや、一人の時間を作ることなどが書かれていて、これは現在やっている二次会に行かないことも多少は当てはまるかと思う。
(さすがに年に数回くらいの飲み会を断る勇気はない)

他にも仕事で何が本質かを見極めて余計な作業を削ることを考えながら実施することや、完成度よりもスピードの方が求められることが多いこと、打ち合わせに時間を使いすぎないように制限を設けておくことなど、効率的な仕事のヒントとなる話も多い。

さらに仮面社畜は独立などやりたいことをやるための手段なので、金銭的な話も書かれている。
具体的には保険や買い物、借金などに関するもので、著者は本当に欲しいものだったら借金をしてでも買い、追い込まれてこそモチベーションが上がるような話をしているが、このあたりは私には合わないと感じた。
まずは心理的な安定を得る方が先決だと考えているためで、このあたりが社畜的なのだろう。
また、金銭の話をするのなら金融商品への投資に触れてもいいところがあまり触れられていないのは、稼ぐためにどんどん経費をかけた方がいいという考え方からなのだろう。

もう少し周囲から目立たない形で活動をするようなことが書かれていることを期待していたが、この期待に対してはやや肩透かしを食らったような感じもある。

本書で書かれている方法を全て実施していたら仮面社畜というよりも、明らかに社畜からはみ出したキャラクターになるのではないか?という気もするが、それなりに参考にはなった。






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論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
小宮 一慶
三笠書房 2011-10-26

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経営コンサルタントによる、『論語』のエッセンスをいかにビジネスに活かすことができるかを解説している作品。

職業柄か道を踏み外した経営者の話が多く扱われていて、経営者にならなくても多少調子に乗る時期は誰にでもあるはずなので、こうした時期こそ気を引き締めることが必要なのだと再認識させられる。

他にも役立つ話が多いが、強く印象に残ったのは以下の2点である。

1つ目は、分かることはすぐにできるとは限らないということで、中途半端に分かったつもりになっていることがいかに危ういことなのかが書かれている。
できる人ほど謙虚で努力を続けていることが紹介されていて、継続して学習し続けていかなければならないと思った。

もう1つが、目の前の仕事に全力を尽くすことの大切さで、これができていないと広い視野からの意見を出しても受け入れてもらえないわけで、納得ができる。

タイトルには「論語を知らなくても」とあるが、『論語』は読んでおいた方がいいと考えている。
重要なポイントが分かりやすく表現されていて、比較的早く読み進めることができた。






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関連タグ : 孔子,

1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)
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井上 裕之
PHP研究所 2013-11-05

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歯科医師を本職としてコンサルタントなどとしても成功している人物による、自身の経験から得たと思われる方法論を45項目にわたって語っている作品。

「うまくいっている1%の人は・・・」と「うまくいっていない99%の人は・・・」と対比して考え方や行動についての話を解説している。

プラスの言葉を意識的に使っている、「頑張ります」という言葉は使わない、人と接するときはあえて力を抜くなど、自分を肯定することや積極的な行動、無理して余計に自分を追い込まないことなどが書かれていて、参考になる部分も多い。

著者の書き方が自慢げというかくせが強いように感じたり、考え方として受け入れにくいところが一部あるように感じるのは、それだけ私が「うまくいっていない99%の人」から抜けられない部分なのだろう。
99%がうまくいっていないと書かれるのは少々楽しくない。

合う人合わない人はあると思うが、いいことが書かれている本だと思う。






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