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読書-ビジネス書:雨読夜話

ここでは、「読書-ビジネス書」 に関する記事を紹介しています。


最強マフィアの仕事術 (ディスカヴァー携書)
Posted with Amakuri
マイケル・フランゼーゼ (著), 花塚恵(訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2018/4/12


アメリカでイタリア系マフィアの幹部として巨万の富を得たが、その後服役したこともあって足を洗った人物による、仕事で成功するための方法論を語っている作品。

マフィアの世界ではイタリア人ということもあってマキャベリの『君主論』を読むことを勧められていて、書かれていることを突き詰めると「目的のためには手段を選ばない」と語っていて、マフィアにいた頃はこの方法を多く利用したことが書かれている。

それに加えて、勤勉であること、無駄口を叩かずに相手に喋らせることで有利になるチャンスを待つこと、交渉や会議の前には相手のことを調べておくことなど、マフィアであっても一般のビジネスであっても通用することが多く語られている。

著者は服役中に『旧約聖書』を読んでソロモンの教えに感銘を受け、マキャベリ的な手段を選ばない方法よりもソロモンが語っている正直に仕事をする方法の方が優れていると判断した経緯も述べられている。

著者の仲間たちの多くが命を落としたり長期間の服役を余儀なくされていることからも、犯罪は割に合わないことが分かってくる。

多くのことを経験した人物ならではの語り方ということが感じられ、大いに参考になる1冊だと思う。
本書で紹介された、ソロモンの言葉が扱われている本も読んでみたい。






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チーズはどこへ消えた?
チーズはどこへ消えた?
スペンサー ジョンソン (著),‎ 門田 美鈴 (翻訳)
扶桑社 2000-11-27

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら


2000年代前半にベストセラーとなった、ビジネスに生かすことを意図されて書かれたと思われる寓話。
母が購入したか弟が購入したか忘れたが実家にあったので読んだ記憶がある。

ネズミが元々得られていたチーズを得るか、新たにチーズを探すか、といった選択から、既存の利益を守るか、新たにリスクを冒してもさらなる利益を求めていくか、という話に展開していた。

話の展開としては理解しやすいが、それほど印象に残らなかった。
今から考えても、なぜこの作品があれほど売れていたのかがよく分からないという感想を持っている。



頂きはどこにある?頂きはどこにある?

スペンサー ジョンソン (著),‎ 門田 美鈴 (翻訳)
扶桑社 2009-09-08

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カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話
木暮太一
サンマーク出版 2016-02-01

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ずっと「安月給」の人の思考法
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)


漫画『カイジ』シリーズを用いて、何となくの思い込みや周囲から受ける圧力などをはねのけ、自分が求めるものに対して賢くしたたかに行動するためのヒントを語っている作品。

ノイジーマイノリティを気にしては何もできないことや、クレームには過大な期待による部分も大きいので「相手の期待値を調整する」重要性、受信力よりも発信力を伸ばすべきこと、ルールは全てが説明されるわけではないこと、自分を安売りしてはいけないこと、無用な怒りがチャンスを失う原因となることなど、心に刺さる話が多く書かれている。

積極的な行動をしづらい背景として経済や社会の話もされており、武士へのあこがれがお金の話をしたがらない(けど内心では興味深々な)日本人の行動につながっているとの考察や、経済発展が必要な理由は自分が必要とされているという欲求を満たすための雇用を創出するためという考え(共産主義ではこれが欠落している)、契約や夢といったブラック資本主義者たちがよく用いる手口など、率直で分かりやすく書かれている。

体育会系的な単なる精神論は嫌いだが、本書では多くのことを考慮した上での精神論といった感じがあって受け入れやすい。
一度通読するだけではもったいない内容なので、時々読み返したいと思う。






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仮面社畜のススメ (一般書)
仮面社畜のススメ (一般書)
小玉 歩
徳間書店 2013-12-12

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会社に尽くしすぎる社畜ではなく、会社に所属しつつも会社や上司を利用してしたたかに働く仮面社畜になる方法を語っている作品。
社畜はこうする、仮面社畜はこうする、というように対比して話をしている。

人間関係では職場のしがらみによる必ずしも必要ではない付き合いを最小限にすることや、一人の時間を作ることなどが書かれていて、これは現在やっている二次会に行かないことも多少は当てはまるかと思う。
(さすがに年に数回くらいの飲み会を断る勇気はない)

他にも仕事で何が本質かを見極めて余計な作業を削ることを考えながら実施することや、完成度よりもスピードの方が求められることが多いこと、打ち合わせに時間を使いすぎないように制限を設けておくことなど、効率的な仕事のヒントとなる話も多い。

さらに仮面社畜は独立などやりたいことをやるための手段なので、金銭的な話も書かれている。
具体的には保険や買い物、借金などに関するもので、著者は本当に欲しいものだったら借金をしてでも買い、追い込まれてこそモチベーションが上がるような話をしているが、このあたりは私には合わないと感じた。
まずは心理的な安定を得る方が先決だと考えているためで、このあたりが社畜的なのだろう。
また、金銭の話をするのなら金融商品への投資に触れてもいいところがあまり触れられていないのは、稼ぐためにどんどん経費をかけた方がいいという考え方からなのだろう。

もう少し周囲から目立たない形で活動をするようなことが書かれていることを期待していたが、この期待に対してはやや肩透かしを食らったような感じもある。

本書で書かれている方法を全て実施していたら仮面社畜というよりも、明らかに社畜からはみ出したキャラクターになるのではないか?という気もするが、それなりに参考にはなった。






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論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
小宮 一慶
三笠書房 2011-10-26

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経営コンサルタントによる、『論語』のエッセンスをいかにビジネスに活かすことができるかを解説している作品。

職業柄か道を踏み外した経営者の話が多く扱われていて、経営者にならなくても多少調子に乗る時期は誰にでもあるはずなので、こうした時期こそ気を引き締めることが必要なのだと再認識させられる。

他にも役立つ話が多いが、強く印象に残ったのは以下の2点である。

1つ目は、分かることはすぐにできるとは限らないということで、中途半端に分かったつもりになっていることがいかに危ういことなのかが書かれている。
できる人ほど謙虚で努力を続けていることが紹介されていて、継続して学習し続けていかなければならないと思った。

もう1つが、目の前の仕事に全力を尽くすことの大切さで、これができていないと広い視野からの意見を出しても受け入れてもらえないわけで、納得ができる。

タイトルには「論語を知らなくても」とあるが、『論語』は読んでおいた方がいいと考えている。
重要なポイントが分かりやすく表現されていて、比較的早く読み進めることができた。






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