読書-ビジネス書:雨読夜話

ここでは、「読書-ビジネス書」 に関する記事を紹介しています。


論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
論語を知らなくても使える ビジネス「論語」活用法
小宮 一慶
三笠書房 2011-10-26

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経営コンサルタントによる、『論語』のエッセンスをいかにビジネスに活かすことができるかを解説している作品。

職業柄か道を踏み外した経営者の話が多く扱われていて、経営者にならなくても多少調子に乗る時期は誰にでもあるはずなので、こうした時期こそ気を引き締めることが必要なのだと再認識させられる。

他にも役立つ話が多いが、強く印象に残ったのは以下の2点である。

1つ目は、分かることはすぐにできるとは限らないということで、中途半端に分かったつもりになっていることがいかに危ういことなのかが書かれている。
できる人ほど謙虚で努力を続けていることが紹介されていて、継続して学習し続けていかなければならないと思った。

もう1つが、目の前の仕事に全力を尽くすことの大切さで、これができていないと広い視野からの意見を出しても受け入れてもらえないわけで、納得ができる。

タイトルには「論語を知らなくても」とあるが、『論語』は読んでおいた方がいいと考えている。
重要なポイントが分かりやすく表現されていて、比較的早く読み進めることができた。






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関連タグ : 孔子,

1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)
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井上 裕之
PHP研究所 2013-11-05

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歯科医師を本職としてコンサルタントなどとしても成功している人物による、自身の経験から得たと思われる方法論を45項目にわたって語っている作品。

「うまくいっている1%の人は・・・」と「うまくいっていない99%の人は・・・」と対比して考え方や行動についての話を解説している。

プラスの言葉を意識的に使っている、「頑張ります」という言葉は使わない、人と接するときはあえて力を抜くなど、自分を肯定することや積極的な行動、無理して余計に自分を追い込まないことなどが書かれていて、参考になる部分も多い。

著者の書き方が自慢げというかくせが強いように感じたり、考え方として受け入れにくいところが一部あるように感じるのは、それだけ私が「うまくいっていない99%の人」から抜けられない部分なのだろう。
99%がうまくいっていないと書かれるのは少々楽しくない。

合う人合わない人はあると思うが、いいことが書かれている本だと思う。






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仕事が速い人はどんなメールを書いているのか
仕事が速い人はどんなメールを書いているのか
平野 友朗
文響社 2017-03-15

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メールを書く速度、送信タイミング、タイトルのつけ方、文章の構成、表現など、メールの書き方についていかに効率よくこなし、潤滑にコミュニケーションを図るかという方法を解説している作品。

タイトルを考慮するとメールの処理が早い人は、これらの対応を経験的にできるようになったか、意識してできるようにしてきたかということなのだろう。

普段やりがちなメールの書き方でなおかつ、あまりしない方がいいことがいくつも挙げられていて、ドキッとしてしまうところも多い。

例えば難しいのが、このメールを送信したことで受け取った相手がどのように考えるのか?ということで、送信タイミングやちょっとした書き方で誤解を生む場合が多々あることには気をつけたいと思った。

気を使いすぎて対応してもらえないケース、伝えたいことをストレートに書いてしまったことで関係がこじれた場合と、対面や電話に比べてメールの文だけで伝えようとすると難しいことが分かる。

本書でも少し触れられているが、メールの文章に自信がない場合は電話などでフォローするくらいはしているつもりだったが、本書に書かれていることを参考にしてさらに的確な方法を模索してみる。

参考になるポイントが多く、非常に役立つ1冊だったと思っている。






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先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫 さ 17-1)
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佐々木 正悟
KADOKAWA/中経出版 2011-11-25

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心理学の手法を用いて、ついつい先送りにしがちなタスクに早く取り掛かったり完了させたりする方法を55項目にわたって紹介している作品。

面倒だと感じる作業は必ずしも根拠がある場合ばかりでなく、何となくのイメージによってそうなっている場合も多いわけで、それに対していかに手をつけやすくするかが書かれている。

例えば作業を分解して具体的なイメージを持ったり、自分がなぜすぐに取り掛かれないのかを自問自答すること、そもそもその作業が必要なのか?したいことなのか?を考えることや、着手しやすい環境を整えておくことなど、理詰めで自分自身を導いていく感じなのが分かりやすい。

本書に書かれている方法もまた実行しなければ意味がないわけで、印象に残っていてやりやすい方法を試みていく。






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成毛眞の超訳・君主論 (メディアファクトリー新書)
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成毛眞
メディアファクトリー 2011-12-27

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元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞による、マキャベリの『君主論』の内容を自分なりに解釈し、社長としてどのように活用したかを語っている作品。
他の著作にもあるような、実も蓋もない率直な語り口で書かれている。

例えばマキャベリが失脚して山に隠棲していた時期に友人への手紙で「運命の神が私を苦しめる云々・・・」と書かれていたことについて、リストラされた中年男性が居酒屋でクダを巻いているのに近いと評しているところなどは笑ってしまった。

著者が社長に任命されて早々に副社長に解雇を言い渡したり、部下たちから「殿」と呼ばれたり、役員とではなくその下の部長クラスと飲みに行くようにしていたなど、いかに『君主論』の内容を解釈して実践していたかというエピソードは具体的で興味深い。

リーダーになろうとすると嫌われることは避けられず、これを割り切ってしまえばかえって行動しやすくなることや、ケチと言われたり怖がられることは必然に近いことが書かれていて、確かにそうなのだろうと思わされる。

中には著者が『君主論』の内容に意義を唱えているところもあり、これは恩を受けることの是非についてである。
『君主論』では「タダほど高いものはない」という意味のことが書かれているが、著者はおごった相手のことを忘れにくいことを逆手に取り、自分のことを覚えてもらうためのテクニックとして積極的に恩を受けたことを書いている。
これはお返しができてその意思がある人が実行するのはいいが、そうでない人はやらないほうがいいと感じた。

『君主論』はリーダーとしてだけでなく、対人テクニックの本として現代でも十分活用できるとしていて、活用するかしないかは別として知っておいて損はない内容だと再認識できる。

少しくせのある内容だが、まずまず興味深く読むことができた。






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