読書-言葉・名言・詩歌:雨読夜話

ここでは、「読書-言葉・名言・詩歌」 に関する記事を紹介しています。


5分で「やる気」が出る賢者の言葉 (小学館101新書)5分で「やる気」が出る賢者の言葉 (小学館101新書)

齋藤 孝
小学館 2009-12-01

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明治大学教授でメディアの露出や著作の多い齋藤孝氏による、偉人たちが逆境にあってもくじけなかったケースに発した言葉33を紹介・解説している作品。

リンカーンやナポレオン、ユリウス・カエサルといったいかにも英雄らしい人物から、小林一茶や宮沢賢治のように傍からは苦労ばかりの人生だったように見える人物、小林秀雄や(5代目)古今亭志ん朝のように世間一般の常識からすると「ちょっとどうなの?」と思われる言動が目立つ人物など、個性豊かな33人の言葉が収録されている。

奔放で大変な妻のジョセフィーヌによる「不愉快な刺激」を受けて出世した?ナポレオンや、選挙落選など失敗を多く経験したリンカーン、反乱を企てて投獄された陸奥宗光など、多くの方々が大変な思いをしているのが分かる。
自業自得としか言えない失敗も含め、歴史を学ぶとこうした事柄も多く出てくる。

そうした事態に直面し、あくまでポジティブさを保ったり、苦しい中でも笑いを忘れなかったり、欲望を力に変えるなど、興味深い言葉が出てくる。

著者は学者になろうと志して大学卒業後の10年間くらい定職に就いていなくて苦しい時期が続いたことを語っていて、本書に収録された言葉が役立ったと書いている。

少し著者の気持ちが出すぎている気もするが、興味深く読むことができた。






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スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)
スティーブ・ジョブズ全発言 (PHPビジネス新書)
桑原 晃弥
PHP研究所 2011-11-19

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逆境を乗り越える ジョブズ 魂の言葉
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1
スティーブ・ジョブズ I
ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 2
スティーブ・ジョブズ II


見開き2ページで右側のページがジョブズの言葉、左側のページでエピソードを紹介している作品。

ビル・ゲイツやジョン・スカリーといった海千山千の経営者たちに対する必殺の口説き文句や、無茶振りと思われる高い理想を部下に求めてイエスと言わせてしまうやり方、世界を変えたいという意欲を周囲に伝えて巻き込んでいった言葉など、印象深いものが多い。

そして若い頃はかなりギラギラした感じの言葉が多かったのが、年をとってからは人生とか死といった言葉が目立ってくるのも興味深い。

そしてエピソードからジョブズの生涯や出会った人々、関わってきた企業や製品についても知ることができる。

ただ、私がアップル社の製品を多分使用していないためか、製品に大して手伝わっていない部分もあるのだと思う。

もっとも、マウスなどアップル社発の技術を使用した製品は色々と利用しているはずで、知らないうちにジョブズから恩恵を受けていると思う。
ジョブズに対しての知識が深まり、興味深く読むことができた。






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ドナルド・トランプ、大いに語る (講談社+α新書)
ドナルド・トランプ、大いに語る (講談社+α新書)
セス・ミルスタイン (編集),‎ 講談社 (編集)
講談社 2016-07-21

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ドナルド・トランプが1980年代から2016年にかけてインタビューや著書、twitterなどで語った発言を紹介している作品。

オバマやヒラリーへのダメ出し、移民政策への反対、強いアメリカへの思い、自分大好き発言など、かなり率直かつ炎上を恐れない発言が目立つ。

何度も破産しながら自身の力で巨額の富を築いた人物なだけに、特定の勢力やスポンサーなどを気にせずに発言ができているようで、ある意味すがすがしさも感じられる。

司会者もどきやジャーナリストもどきに対し、きつい言葉を発しているところも目立つ。
日本でも田原総一郎とか佐高信とか鳥越俊太郎みたいなジャーナリスト気取りの偏向ジジイをけちょんけちょんにダメ出しする政治家などがいても面白いと思うのだが、お仲間の偏向マスコミが守ってしまうのでつまらない。

よくも悪くもトランプが発した言葉ということで言葉自体に変なバイアスはかかっていない(チョイスにはかかっている可能性がある)ので、トランプのことを知るには悪くない1冊だと思う。






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「お金と経済」のルールを学ぶ! 名投資家の金言 (PHPビジネス新書)
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泉 正人
PHP研究所 2011-06-18

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ウォーレン・バフェット、ロバート・キヨサキ、ドナルド・トランプ、本多静六など、古今東西の投資家や経営者によるお金と経済に関する名言を紹介し、考え方を解説している作品。

名言はいいものが多いが、解説で著者が語りすぎている、自身の考えを押し付けすぎているように感じるところがあり、あまりいい作品になっていないように思った。

自身でない他の誰かが語った名言を解説するのなら、その人の話や背景となるエピソードなどが読みたいのであって、あなたの主張を読みたいわけではないという気持ちがあった。

著者のファンであればいいのだろうが、著者の作品を読んだことがないのであまり響かなかった。






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世界で1000年生きている言葉 (PHP文庫)
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田中 章義
PHP研究所 2012-05-02

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世界各地を訪れて活動し続けている歌人による、それぞれの地域で長く伝えられた言葉を紹介して自身が経験したエピソードとともに語っている作品。

それぞれの言葉は味わい深いものが多く、国情を考え合わせることでさらに意味が深くなるものもある。
例えばカンボジアのところで「10人の知識人は、1人の熟練者にかなわない」という言葉が紹介されているが、この国ではかつてポル・ポトが知識人を虐殺したこともまた史実で、なんとも言えない気持ちになる。

苦しい状況を救ってくれそうな言葉、慢心を戒める言葉、価値観にしばられている自分に気づかせてくれる言葉など、多くの種類の言葉が収録されているのはためになる。

ただし、言葉に続けて書かれている著者が経験したエピソードの話はあまり面白く感じなかった。
著者の気持ちが言葉に乗らずに空回ったのか、私の感性と合わなかったのかはよく分からない。





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