読書-言葉・名言・詩歌:雨読夜話

ここでは、「読書-言葉・名言・詩歌」 に関する記事を紹介しています。


<絵本>アランの幸福論
<絵本>アランの幸福論
アラン (著), 田所 真理子 (イラスト), 合田 正人 (翻訳)
PHP研究所 2012-02-18

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幸福論 (角川ソフィア文庫)
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幸福論 (集英社文庫)
まいにち、まいにち、
ならいごとノート


アランの『幸福論』に収録されている言葉と、それに合わせた挿絵の見開き2ページで構成されている絵本。

『幸福論』で語られているマイナスの感情から逃れて意志の力で楽観的で幸福を求める生き方をすること、努力していくことの大切さ、他者への優しさが自分も幸せにすることなど、田所真理子氏の挿絵ともあいまって気分良く読むことができる。

分かりやすい表現で書かれていて、味わい深い言葉を読み返すのにいい。
少し前に読んだ齋藤慎子訳『アランの幸福論』よりもさらにエッセンスを凝縮した感じの作品とでも言えそうである。






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戦国名将一日一言 (PHP文庫)戦国名将一日一言 (PHP文庫)

童門 冬二
PHP研究所 1996-05

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『名将言行録』から365の言葉やエピソードを紹介している作品。

知名度があまり高くないと思われる人物の言葉もけっこう収録されていて、例えば堀直政、直寄の親子(堀秀政の家老)が多く登場する。

秀吉が高く評価した陪臣(大名の家臣)には直江兼続、小早川隆景、鍋島直茂の3人がいると何かで読んだことがあるが、鍋島直茂に代わって堀直政が入っているものもあるようで、匹敵するレベルの人物だったらしい。

また、武田家からは武田信玄や山本勘助の他、四天王として山県昌景、馬場信房、高坂昌信、内藤昌豊の4人の話が多く収録されているのも印象に残る。
全盛期の武田信玄が強かったのも、人材面で優位にあったことも要因の1つだったことが分かる。

具体的な表現で経験に裏打ちされた言葉が多く、読みやすい構成もあって読み返すのにも向いている。
興味深く読むことができ、改めて参考になった。





『名将言行録』乱世の人生訓 (PHP文庫)『名将言行録』乱世の人生訓 (PHP文庫)

兵頭 二十八
PHP研究所 2016-06-03

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関連タグ : 童門冬二,

世界の名言100選 (PHP文庫)世界の名言100選 (PHP文庫)

金森 誠也 (監修)
PHP研究所 2007-12-03

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日本を除く古今東西の偉人による名言を、その人物の紹介や名言が語られたエピソードなどとともに1人当たり1つの名言、1項目当たり見開き2ページで解説されている作品。
金森誠也氏と岡崎博之氏の2名が解説を執筆している。

古くはソクラテスや中国の諸子百家、最近ではビル・ゲイツやサッカーの元ブラジル代表だったロマーリオなどが扱われている。
また、欧米の人物の比率が多く、アジアの人物が少しという割合になっていて、このあたりは著者の得意不得意が出てそうである。
選ぶ人によっては、イスラム圏の賢人や南米の革命家などが入ってきそうな気もする。

偉人自体を知らないことも多く、その人物の事跡を紹介しているのは理解するのに助かる。
ただ、項目によってはそのエピソードが語られた背景についての解説がなされていない部分も多く、少々不満が残った。

選ばれた名言の傾向にくせがあるので、読む人によって合う合わないが出てきそうな気はするが、そこそこ興味深く読んだ。






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日本史に刻まれた最期の言葉 (祥伝社新書)日本史に刻まれた最期の言葉 (祥伝社新書)

童門 冬二
祥伝社 2006-06

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日本史上の多くの人物による最期の言葉を紹介し、彼らの事跡や時代背景などと合わせて語っている歴史読み物。

「最期の言葉」とは必ずしも死ぬ直前のものだけでなく、引退前の言葉だったり、活動期でも自身を振り返った上での言葉なども含まれている。

生涯を振り返って充実して発した言葉も悪くはないが、恨みつらみや無念さが込められた言葉の方がエピソードと関連付けられやすいこともあって面白い。
ただ、この手の本で収録されていていいはずの、織田信孝が秀吉への恨みを込めた辞世の句が入っていないのはちょっと物足りない。

最期の言葉についてだけでなく、江戸時代における社会の変化についての話がされているのも興味深い。
具体的には、学問や政策立案の主体が僧侶から儒学者に代わったことや、町人という市民階級が出現してその影響力を幕府も無視できなくなったことなどである。

最期の言葉では、一休さんや良寛のものがふざけた感じだったのが人柄が伝わって面白かった。

全体的には、短歌はあまり馴染みがないのであまり頭に入らなかった感もある。
古本市で10円で販売されていなかったら、まず読んでいなかったはずの本である。






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関連タグ : 童門冬二, ,

癒しの言葉 (いのちの言葉)
癒しの言葉 (いのちの言葉)
いのちの言葉編集部
角川春樹事務所 2011-05-25

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古今東西のさまざまな人物による名言、小説や映画、アニメなどの名セリフなどの中から、癒されたり勇気づけられたりするような言葉を100紹介している作品。

ゲーテや西郷隆盛、チャーチルのようないかにも偉人という感じの人による言葉から、爆笑問題の太田光や中川家の剛(お兄ちゃん)のような芸人、ミスチルやザ・ブルーハーツのようなミュージシャンと、語り手は多岐にわたる。

扱われている言葉としては、失敗したり迷うのが人間で当然だとする言葉や、時間が悲しみや苦しみをいやすという言葉、生きていること自体が大切ですばらしいことだと語る言葉などで、味わい深いものが多い。

『炎の宅急便』というゲームからは「逆風も振り返れば追い風!」という言葉が収録され、その原作を書いた島本和彦という漫画家の作品はこの手の熱い言葉が散りばめられているそうで、かなり気になっている。

手元に置いて読み返したい言葉が多く、読んで良かったと思う。






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