読書-言葉・名言・詩歌:雨読夜話

ここでは、「読書-言葉・名言・詩歌」 に関する記事を紹介しています。


超訳「故事成語」事典 (PHP文庫)
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PHP研究所 2012-09-05

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まんがで学ぶ故事成語


中国の古典に由来する故事成語を、分かりやすい表現で解釈・解説している作品。
1項目当たり1~2ページと、どこからでも読める構成になっている。

それぞれの出典がきちんと表記されているのがいいところで、『春秋左氏伝』や『史記』のような史書、『論語』や『孟子』などの四書五経、『孫子』などの兵書といったメジャーなところから、初めて目にした書に至るまで、以下に多くの書物から故事成語が取られているかが分かる。

「備えあれば憂いなし」(『書経』)や「猿も木から落ちる」(『淮南子』)のように、日本のことわざや表現だと思っていた言葉も実際は四書五経などに由来していて軽く驚いたりもする。

これまで読んできた中国の古典の話を思い出したりしながら、興味深く読むことができた。





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1万人との対話でわかった 人生が変わる100の口ぐせ (知的生きかた文庫)
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千田 琢哉
三笠書房 2015-02-23

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考え方がポジティブになったり、肩の力を抜けたり、周囲の人との関係を円滑にするような言葉を100紹介・解説している作品。
言葉1つ当たり全て見開き2ページで構成されていて、最初の20はいい言葉のみ、その後の80はいい言葉とよくない言葉を対比して解説している。

さまざまな言葉が収録されていて、中でも「淡々とやろう」という言葉がわが意を得た感じを受けた。
私は以前より気合とか熱血とか根性といった、体育会系的な精神主義をすぐ口に出して他人にも求めたりする人がかなり苦手なので、目の前のことを継続して実行できることが重要と書かれているのには、これでいいのだと思わせてくれた。

また、工夫をすることで避けられる苦労は避け、勝てる土俵で確実に成果を挙げることを勧めているのも気分に合う。
某アイドルグループの元リーダーみたいに「努力は必ず報われる」とか「まだまだ苦労が足りない」といった言葉は、不条理な現実から目をそらし努力に逃げていると手厳しい表現をしているのが印象に残る。

他にも「他人と過去は変えられる」(自分が変わることで他人からの接し方が変わったり、つらい思い出などが笑い話にできるなど)とか、友達が少ないと言える人は深い付き合いをしていて運がいい傾向があるなど、逆説的だったりポジティブに評価されにくいことの評価をしていたりと、刺さることばがけっこうあった。

読みやすそうという理由から読んでみたわけだが、読む前の期待値は上回ったと思う。






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戦国武将百人百言―乱世を闘った男たちの珠玉の名言戦国武将百人百言―乱世を闘った男たちの珠玉の名言
(1993/11)
PHP研究所

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戦国武将の名言とエピソードを100人分、五十音順に集めて解説している作品。
有名どころからそうでもない武将まで、そして必ずしも有名でないエピソードも収録されていて、初めて知る話もけっこうあった。

木村重成、清水宗治、吉川経家、明智光春といった敗者たちのいさぎよい姿や、今川義元や北条氏康がいまいちな息子たちに対して見せた憂慮、高坂昌信、馬場信房、細川勝元などによる主君への言葉など、さまざまな感情が込もった言葉が多い。

子どもの頃に生意気さを見せた太田道灌、戦場では強いが奥方には弱い原虎胤、気位ばかり高い公家をへこませた山名宗全、謀略家のイメージとは裏腹に気前の良さが目立つ尼子経久と、キャラクターがよく出ている人物の話も面白い。






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<絵本>アランの幸福論
<絵本>アランの幸福論
アラン (著), 田所 真理子 (イラスト), 合田 正人 (翻訳)
PHP研究所 2012-02-18

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アランの『幸福論』に収録されている言葉と、それに合わせた挿絵の見開き2ページで構成されている絵本。

『幸福論』で語られているマイナスの感情から逃れて意志の力で楽観的で幸福を求める生き方をすること、努力していくことの大切さ、他者への優しさが自分も幸せにすることなど、田所真理子氏の挿絵ともあいまって気分良く読むことができる。

分かりやすい表現で書かれていて、味わい深い言葉を読み返すのにいい。
少し前に読んだ齋藤慎子訳『アランの幸福論』よりもさらにエッセンスを凝縮した感じの作品とでも言えそうである。






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戦国名将一日一言 (PHP文庫)戦国名将一日一言 (PHP文庫)

童門 冬二
PHP研究所 1996-05

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『名将言行録』から365の言葉やエピソードを紹介している作品。

知名度があまり高くないと思われる人物の言葉もけっこう収録されていて、例えば堀直政、直寄の親子(堀秀政の家老)が多く登場する。

秀吉が高く評価した陪臣(大名の家臣)には直江兼続、小早川隆景、鍋島直茂の3人がいると何かで読んだことがあるが、鍋島直茂に代わって堀直政が入っているものもあるようで、匹敵するレベルの人物だったらしい。

また、武田家からは武田信玄や山本勘助の他、四天王として山県昌景、馬場信房、高坂昌信、内藤昌豊の4人の話が多く収録されているのも印象に残る。
全盛期の武田信玄が強かったのも、人材面で優位にあったことも要因の1つだったことが分かる。

具体的な表現で経験に裏打ちされた言葉が多く、読みやすい構成もあって読み返すのにも向いている。
興味深く読むことができ、改めて参考になった。





『名将言行録』乱世の人生訓 (PHP文庫)『名将言行録』乱世の人生訓 (PHP文庫)

兵頭 二十八
PHP研究所 2016-06-03

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