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読書-言葉・名言・詩歌:雨読夜話

ここでは、「読書-言葉・名言・詩歌」 に関する記事を紹介しています。



鍾 清漢 (著)
経済界 (2002/11)


中国の古典や漢詩から人生に役立つような言葉を現代語訳して紹介し、解説している作品。

構成は分かりやすくていいと思うが、この手の作品にありがちな、著者が「それに比べて現在の人々は・・・」みたいな説教をしがちになっていて、読んでいて楽しくない。

類書にないようなマニアックな古典からの言葉があるわけでもなく、特徴に乏しい印象を受けた。

読んだことがない著者の作品だったので試しに読んだ形だが、多分この著者の作品はもう読まないと思う。






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山口 智司 (著)
彩図社 (2009/11/20)


海外ではゲバラ、カストロ、孫文、レーニン、ホー・チ・ミンなど、日本では吉田松陰、西郷隆盛、勝海舟、佐久間象山など、革命家やそれに類した人物による、印象深い言葉と人物の紹介をしている作品。

短いフレーズの中に情熱や理想が込められている言葉が多く、こうした言葉が人々を熱狂させたのだろうと思わせてくれる。

また、中南米やアフリカといった学校で習うことが少ない地域の革命家や独立指導者の言葉も多く含まれていていて、そうした人物のことを知るきっかけにもなる。

必ずしも革命家に類するとは思えない人物も多く含まれているようにも感じるが、まあそこそこという内容ではある。
できれば、人数を多くするよりも革命家っぽさが強い人物にもっと絞った方が良かったのではないかとも思う。






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藤嶋昭(東京理科大学学長) (著), 佐藤夏理 (編集)
朝日学生新聞社(2016/4/30)


東京理科大学学長(当時)による、中国の思想書や歴史書、詩などから名言を選び、コメントにて語っている作品。
中国名言の本なので、特に理系でなくても読むのに支障はない。

著者は光触媒の研究で多大な業績を上げた人物で、知らなかったのは単に読む側の不勉強によるものだろう。

『論語』や『孟子』、『老子』、『史記』、『戦国策』といった有名な書物から、李白、杜甫、白居易といった詩人たちの詩の言葉が扱われていて、知っているものも知らなかったものもあるが改めていい言葉だと思わされる。

著者による科学者としての責任感や学長という立場の重さによる言葉なども書かれていて、なかなか読ませてくれるものとなっている。






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天下人 100の覇道
別冊宝島編集部 (編集)
宝島社 2016/12/10



信長・秀吉・家康の3人が語った(とされる)言葉100を紹介し、その言葉が語られた背景を含めて解説されている作品。

これまでに読んだ他の歴史読み物などで知っている言葉も多いが、信長が松永久秀に対してもっと思い切った活動をするように煽った言葉や、秀吉が菅原道真を低く見るような気宇壮大な言葉、家康による辞世の句とされるものなど、初めて知った言葉もそれなりに入っている。

それぞれの家族への配慮や愛情、信長がキリスト教宣教師たちと出会う前に感じていた緊張、秀吉による部下のモチベーションを上げる言葉、家康による人間心理に通じた言葉などが面白い。

ライト向けの内容だが、そこそこは楽しめた。






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関連タグ : 徳川家康, 織田信長, 豊臣秀吉,




『老子』の言葉をかなり平易な言葉で現代語訳し、分かりやすく解説している作品。
1項目当たり2ページ程度で構成されているので、どこからでも読めるし空いた時間に読むことができる。

著者がこうした古典を現代語訳した作品では当たり外れがけっこうあるような気がするが、本書の場合だと元々の『老子』の表現が性質上少しつかみどころがなかったりするので、こうした手法が合っているように感じた。

例えば「孤独を感じるのは自分らしい生き方をしているから」とか「いつもと同じ一日が幸福」のような言葉が印象に残る。

時々読み返してみて再認識したい言葉が多く収められている、いい作品だと思う。






世界最高の人生哲学 老子
守屋 洋
SBクリエイティブ 2016/6/29


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