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読書-ライフ:雨読夜話

ここでは、「読書-ライフ」 に関する記事を紹介しています。



中村 彰宏 (著)
産業能率大学出版部 (2019/12/12)


自分の姿勢を確認してそのゆがんだ部分を把握し、姿勢を正すことで健康になる方法を解説している作品。

著者は学生時代にラグビーをやっていて頸椎を痛め、手術しなければ治らないと多くの医師から言われたが、姿勢を整える整体を実施することで復帰できた経験から、整体の道に進んだことが書かれている。

まず、「楽だけど悪い姿勢」というものが複数あり、腕を組んだり足を組んで座ったりと、普段よくやってしまいがちな姿勢がいくつも扱われていて少し頭を抱えてしまった。

この姿勢をやめることから始まり、立ち方、座り方、歩き方などの正しい姿勢と、間違った姿勢を比べて扱っている。
キーワードは重心であり、重心がきちんと乗った姿勢・身のこなしができれば負担が少ない状態で生活できることが書かれていて、なるほどと思う。

そして、姿勢を整える方法として、例えばタオルを巻いたものを腰のくびれのところにおいて仰向けに寝転がるなどの手法が紹介されている。

比較的実践しやすいものが多く、いくつかやってみようと思わせてくれる内容だった。






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中川 和宏 (著)
河出書房新社 (1997/04)


視力には眼自体の機能と、ものを見るための脳の働きに大別され、後者の機能をトレーニングすることで視力を回復させるための手法を解説している作品。

つまり、眼の機能にさほど問題なくて視力がそれほど落ちていない段階から眼鏡やコンタクトレンズに頼ると、脳がそれらに頼ってしまってものを見る働きも衰えるということで、なるほどと感じた。

それに対して、眼の休め方やマッサージなどの手法を解説されていて、参考になる。


そういえば、昨年の健康診断で眼圧の測定結果で引っかかって再検査となったことを思い出した。
結果としては測定時に目をつぶってしまって正しく測定できていなかっただけで、現在は緑内障の恐れもないことが分かって安心した。

ただ、パソコンを多く使用する仕事柄もあって疲れ目の傾向があることも話したところ、疲れ目とピント調節に効く目薬を処方してもらって使用している。

改めて、目は大切にしたいと思った次第である。





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胃腸だけでなく、口腔、食道、肛門など、人間は1つの管であるという捉え方から、消化器の各器官の構造や機能、病気になる傾向や健康を維持するための方法などを解説している作品。

構造や機能の話も興味深く読んだが、後半の胃腸にやさしい行動のところを特に熱心に読んだ。

以前逆流性食道炎になったことがあり、避けた方がいい食べ物を見るとチョコレートは我慢できるが、肉や揚げ物を控えるのは難しい・・・
ゆっくり食べるなど、食べ方でカバーしていくしかなさそうである。

口内炎にもたまになることがあり、これに対しては1日に数回口をゆすぐことが効果的だと書かれている。
マウスウォッシュ液を朝と夜に使うようにしてから口内炎になる頻度が減った気もするが、やり方によっては水だけでも効果があるのかもしれない。

他にも、腸にいいのはヨーグルトよりも繊維を多く採ることという話や、繊維も水溶性とそうでないものの違いなど、参考になる話が多く書かれていて興味深く読んだ。







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寝転がったり床に座った状態から体のゆがみをチェックしたり、ゆがみを修正して体本来の治癒力によって痛みやこりなどを軽減する方法を解説している作品。

著者はサンフレッチェ広島やヴィッセル神戸といったJリーグのチーム、三菱重工広島のような社会人野球のチーム、そして広島カープの佐々岡真司投手(当時:現在は投手コーチ)などのトレーナーを務め、不調に陥っていた佐々岡投手の復活にも貢献したことが書かれている。

著者がこの道に進んだきっかけは、元々サラリーマンだったが胃腸の弱さに悩んでいたのがこのタイプの施術によって症状が劇的に改善したことで、本で学んだり先生に就いたりして現在の方法にたどり着いたそうである。

体のある部分が痛いとかこったとかなるのは、必ずしもその部分だけの問題ではなく、体全体から見てゆがみがその場所に発生したという考え方で書かれている。

そのため、肩、腰、股関節、膝といった部位ごとのほぐし方も一応紹介してはいるものの、体全体が相互に関連していること、体に無理のある生活を続けると特定の場所に問題が出ること、そのため全体的にゆがみを直す必要があること、そして自らの体と対話して不調の予兆を知ることなどを強調している。

著者の方針には佐々岡投手みたいに受け入れて症状の改善に成功した人と、あくまで現在の痛みや不調をすぐに治療してもらうことにこだわって受け入れなかった人がいて、後者の気持ちも必ずしも分からないではないので複雑な気持ちにもなった。

本書で書かれている操体法はベッドの上でも実践しやすいものだったので、ちょくちょくやってみようと思った。
ただ、この手の本を読んでいくとどんどんルーティンが増えていくような気がしないでもない・・・







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うつのような精神的な疾患が栄養不足による場合も多いとして、どの栄養素が不足したらどのような症状になるかや、改善するための方法などを解説している作品。

栄養不足でうつになる原因としては、ダイエットや外食の多用によって一部の栄養が不足することが挙げられている。
理論的な話も多く書かれているが必ずしも興味が深いわけでもなく、より実践的な話を知りたかったところではある。

仕事内容や収録されていたチェック表を見る限りだと、ビタミンB群は常用しているビタミン剤で補えていそうな一方で、冬などに乾燥肌に悩まされるのは亜鉛が不足することが原因かもしれないと分かり、亜鉛のサプリを摂ってみることにした。

亜鉛は男性で特に不足することが多いとも書かれていて、体質だろうくらいに考えていたので盲点だった。
もし一部の症状が改善するようであれば、本書を読んだ意義は大きかったということになる。








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