読書-思想(西洋):雨読夜話

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ウォーレン・バフェット 賢者の教え―世界一投資家思考の習慣 (経済界新書)
ウォーレン・バフェット 賢者の教え―世界一投資家思考の習慣 (経済界新書)
桑原 晃弥
経済界 2011-06-01

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1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)
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少し前に読んだ『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』『1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則』と同じく、世界有数の投資家であるウォーレン・バフェットの言葉とエピソードを紹介している作品。

著者も同じなのでかぶるといえばかぶるが、再読するとは限らないわけで、似た作品を読む意義はある。

本書ではバフェットの家庭事情や経営するバークシャ・ハザウェイ社の後継者に関する話、ビル・ゲイツなどバフェットから栄光を受けた経営者たちの話などが印象に残る。

ミセスBとかジャック・バーンといった個性豊かで魅力的な経営者たちは、『マンガ ウォーレン・バフェット 世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール』でも印象に残っていたので、「そうそう、こんな人たちがいた!」と思い出したりもした。

読みやすい構成でバフェットの考え方やスタイルを知ることができる、なかなかいい作品だと思う。






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どう生きるか、どう死ぬか「セネカの智慧」
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古代ローマ帝国で暴君として知られる皇帝ネロの家庭教師として初期の善政に貢献し、その後暴君振りを発揮したネロによって自殺に追い込まれた哲学者のルキウス・セネカの著書『人生の短さについて』と『心の平静について』を分かりやすく現代語訳した作品。
明治大学教授の齋藤孝氏が、巻頭エッセイを書いている。
(知名度を利用する目的というのが見え見え・・・)

『人生の短さについて』はパウリヌスというローマ帝国の官僚を務める友人に宛てた手紙で、人は人生の時間をいかに他人のために使ってしまっているかや、有意義に人生を送るためには今を一生懸命生きることの大切さを説いている。
ちょっとストイックすぎる気もするが、これは当時の上流階級としての矜持があっての話なのかもしれない。

例えば初代皇帝のアウグスティヌスが「自由な時間がほしい!」と嘆いていたらしく、地位や責任が上がればそれだけ自由に使える時間は減り、このあたりは庶民の方が時間に関してはましなのかもしれない。
もっとも、奴隷制度のあった時代の話であってセネカは一般大衆の話をほとんどしていない。

『心の平静について』は、弟子で友人でもあるセレヌスからの相談に答えたもので、もやもやした不安に対して取りうる考え方を語っている。

自分の能力を把握して物事に当たることや、付き合う人間を選ぶこと、失うことよりも得られないことの方が耐えやすいことなど、この手の話は時代を経ても変わらないと思わされる。

もう少し趣味や娯楽への理解があってもいいんじゃないか?という気もするが、繰り返し読むとより考えが深まるのではないかと思う。
塩野七生の『ローマ人の物語』シリーズに登場した偉人のエピソードが扱われていたのも、なぜか親近感が出て良かった。






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1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)
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桑原 晃弥
SBクリエイティブ 2012-12-26

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投資家として有名なウォーレン・バフェットが語った言葉を、1分間で読めるよう1項目当たり見開き2ページで88項目という構成で紹介・解説している作品。

著者もテーマも同じ作品である『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』と重なる話も多いが、文章も異なるし体裁にも差があるので、続けて読んでも問題ないと思う。

上記の作品ではバフェットの交友や出来ることと出来ないことの区別、無理をしないことなどが印象に残ったが、本書ではバフェットが故郷のネブラスカ州オマハという地方(日本だと岐阜市くらい?)に住んでいてウォール街の雑音があまり入らないようにしていることや、ウォール街の強欲なディーラーたちが過大なリスクのある金融商品を売りまくったり道徳的に問題の多い行動をしていることへの問題意識、持つものが持たざるものに対する義務といった考え方などが印象に残る。

また、自伝を書かない理由として、楽観主義者だからこれからが今までよりもさらにいい時期になると思っているからという趣旨のことを語っていて、いい考え方だと思う。

本書もまた、バフェットのことを知りさらに類書を読もうというモチベーションを与える1冊だと感じた。






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ウォーレン・バフェット 成功の名語録 (PHPビジネス新書)
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桑原 晃弥
PHP研究所 2012-07-19

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[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか


世界有数の投資家として知られるウォーレン・バフェットの言葉をエピソードとともに103項目で紹介している作品。

他のバフェットについて書かれた本でベンジャミン・グレアムに師事したことや弁護士のチャールズ・マンガーを相棒にしていることは知っていたが、父親のハワードから受けた影響や、マイクロソフト社のビル・ゲイツと親交が深いことなど知らなかったことが多く書かれている。

バフェットの言葉では数字よりも事業内容を重視すること、いい投資先が見つからなければ落ち着いて事態を見守ること、考え抜いて実行することなど、当然ながら投資に関連した言葉が多い。

そしてそれだけではなく、自分のできることとできないことを見極めることや、本質を見て重要なこととそうでないことを見分けること、辛抱強さや誠実さの重要性など、ビジネスや人生の教訓になりそうな言葉も多く収録されている。

かなり読みやすい構成になっているので、手元に置いて折に触れ読み返すことで自分の中での価値が上がる作品だと思う。






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西村 克己
SBクリエイティブ 2010-12-16

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ドラッカーの言葉を77選択し、1つ当たり見開き2ページの構成で分かりやすく解説している作品。

変化は続くのでそれに先駆けて対応し続けようとすること、有能な人ばかりを求めても仕方ないので凡人を活躍できるようにするマネージメント、成功している時こそ危機の兆候を探して改革を行うべきことなど、ドラッカーが語っている内容について多くの例を挙げるなどして書かれている。

また、松下幸之助や本田宗一郎、井深大、ジャック・ウェルチ、スティーブ・ジョブスといった伝説的な企業創業者や経営者の言葉やエピソードも多く用いられているのも興味深い。
特に、名前自体を知らなかった大企業の名経営者のことを知ることができたのが良かった。

何のためにその作業をしているのかを問うことや、成果を上げるための方法の考え方、単なる精神論に陥らないための言葉など、参考になる話がいくつもあった。
何度か読み返しておきたい作品だと思う。






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