読書-株式・投資信託:雨読夜話

ここでは、「読書-株式・投資信託」 に関する記事を紹介しています。


初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門
初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門
西野 武彦
日本経済新聞出版社 2017-09-21

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
月収15万円からの株入門 数字オンチのわたしが5年で資産を10倍にした方法
1000円から増やす積み立て投資術
週刊ダイヤモンド 2017年 9/23 号 [雑誌] (株&投信 超理解)
これ一冊で、一生お金に困らない! (日経ホームマガジン)
図解でわかる! 投資信託
【完全ガイドシリーズ185】 投資信託完全ガイド (100%ムックシリーズ)
規程例とポイントが見開き対照式でわかる就業規則のつくり方・見直し方
普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方 (SB新書)
個人型確定拠出年金iDeCoで選ぶべきこの7本! 50歳でも30歳でも3000万円つくれる35の法則
ETFはこの7本を買いなさい―――世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託


積み立ての手法を用いた投資信託への投資入門書。

まずは投資手法として積み立て投資と集中投資(ここというタイミングで資金を集中して投資する方法)のそれぞれの長所と短所を書いていて、積み立てばかりを礼賛しているわけでないところに好感が持てる。
投資タイミングの正解を事前に判断することはきわめて難しいことなので、基本は積み立てにしていて確信を持てるタイミングで集中して資金を投入するという話は納得しやすい。

そこから投資信託の内容や種類、日本で問題とされていることなどについての話もなされている。
投資のプロから槍玉に挙げられることが多い毎月分配型の投資信託についても、そうした意見があることを認識して購入している人の意見も紹介されていて、人によって正解が異なることは興味深い。

そして金融庁の森信親長官から金融業界における投資信託の問題点を指摘されている話も書かれているなど、多くの論点を分かりやすく紹介した親切な作品だと思う。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由
世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由
松本 大 (著), マネックス証券株式会社 (監修)
東洋経済新報社 2013-11-29

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
「お金の流れ」はこう変わった! 松本大のお金の新法則
MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法
上昇する米国経済に乗って儲ける法 (株高&ドル高 ダブルで殖やす)
日本の億万投資家名鑑 (日経ホームマガジン)
米国株四半期速報2017年新年号
日本人が知らなかった海外投資 米国株 アメリカをゲートウェイに世界中の成長市場に賭ける
お金という人生の呪縛について
週刊東洋経済 2017年1/21号 [雑誌](トランプ相場に乗れ! 株高はこれからが本番だ)
日経マネー(ニッケイマネー)2017年3月号
米国会社四季報2016年春夏号[雑誌]


マネックス証券の社長による、米国株投資のすすめ。
メインで利用している証券会社ということもあり、読んでみた。

米国株投資を勧める理由としては、米国経済が長期的に最も有望なことと、円安ドル高による円建て資産の実質価値の低下リスクへの備えという2つの方向から書かれている。

そして米国株を購入する方法としては下記の4種類を上げていて、立場上当然ながら4番目を勧める流れとなっている
  1. 国内の株式市場に上場している米国企業の株を購入する(少ない)
  2. 米国株を組み入れた投資信託を購入する
  3. 米国企業の日本法人の株式を購入する
  4. 国内あるいは海外の証券会社を通じて、米国株を購入する
この選択肢の立て方は偏っていて、例えば
  • 国内の株式市場に上場している米国株式のETFを購入する
のような選択があるのに挙げていない辺りは恣意的だと思う。
(ETFも投資信託に含むという言い訳はできるが)

当然ながら米国株には為替リスクと値動きのリスクがあるわけだが、前者に対しては米ドルのまま投資を続けること、後者に対しては米ドル建てのゼロ・クーポン債と組み合わせることでリスクヘッジする方法が紹介されていて、ここは参考になる。

インデックス投資か個別株投資かという話では後者に妙味があるようなことが書かれているが、研究に時間をかけるほどのやる気もないので、私は前者で問題ないと思っている。
(日本株でさえ銘柄選びができているとは言えないのに、米国株の銘柄選びなんて面倒と感じる)

本書では書かれていないが、東京証券取引所には米国株式のインデックスに連動するETFが複数上場されている。
取引数や種類が少ないという弱点はあるものの、手数料や信託報酬が比較的安いものが多く、円建てで損益が分かりやすいのは大きな魅力である。
それで、昨年から今年にかけて以下の3種類を少しだけ購入している。
  • SPDR S&P500 ETF(1557)
  • iシェアーズ エマージング株ETF(1582)
  • iシェアーズ 米国小型株ETF(1588)
この3つはニューヨーク証券取引所でも(おそらく)上場されていて、本書に書かれている時点でのETFの取引数ランキングでそれぞれ1位、2位、6位に該当しているようだったので、そう悪い選択でもなかったのだろうと勇気付けられた。

すぐに実行に移すかといえば上記の理由からしないが、マネックス証券で米国株を取り引きする手続きが丁寧に書かれているので、関心のある人には役立つ内容だろうと思う。






にほんブログ村 本ブログへ

「普通の人」が「日本株」で年7%のリターンを得るただひとつの方法
「普通の人」が「日本株」で年7%のリターンを得るただひとつの方法
伊井 哲朗
講談社 2013-05-09

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
株・投信で2020年までに資産を倍にする法
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法
日本株は、バブルではない―――投資家が知っておくべき「伊藤レポート」の衝撃
2020年に大差がつく長期投資
長期投資のワナ ~ほったらかし投資では儲かりっこない
投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)
渋沢栄一 愛と勇気と資本主義 (日経ビジネス人文庫)
株しかない
投資バカ 賢い人は金融機関を信じない (朝日新書)
退職金バカ 50歳から資産を殖やす人、沈む人 (講談社+α新書)


コモンズ投信の社長による、日本株で成長する銘柄を選定して投資する方法、そしてこの方法で運用を行う投資信託への投資について語っている作品。

著者とともにコモンズ投信を経営する渋澤健氏、「ひふみ投信」を運営するレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏、セゾン投信の中野晴啓氏らとほぼ同じスタンスで投資についての考え方が書かれている。

大雑把に要約すると、日経平均やTOPIXなどの経済指標に連動するインデックスファンドはいまいちな大企業を含んでいるのでパフォーマンスが悪く、長期的に成長していく企業を集めるという考え方で投信を設定しているということになる。

コモンズ投信による30社くらいに厳選する形での投資方法がどれくらいのパフォーマンスを出すのか?については、ここ数年だとTOPIXと比較して少し分が悪いようなのと、インデックスに組み入れられている銘柄もけっこう入っているらしいのは、説得力に欠ける気がしないでもない。
(その点、中小企業の株式を多く組み入れている「ひふみ投信」は結果を出しているので説得力がある)

「数年くらいの短期で評価しないでほしい」と反論があるかもしれないが、理念自体はそう間違っているとも思わないので、パフォーマンスをチェックしておくことにしたい。

本書に書かれている考え方からすると、上記のようなアクティブファンドを利用するのも一案だが、JASDACや東証マザーズのような新興市場の指数に連動するインデックスファンドやETFを利用する形でもいいのではないか?と思っている。
この比較についても、当記事で挙げた方々に語ってほしいところである。

タイトルはいまいちだが、語られている投資に対する考え方はしっかりしていると思うので、まずまずの内容だと思う。
もちろん、何にどれくらいの額を投資するかは、コストやリスク、パフォーマンスなどを考慮の上で選定していく。






にほんブログ村 本ブログへ

ETF(上場投資信託)の授業
ETF(上場投資信託)の授業
石森 久雄
中経出版 2009-10-23

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
ETF投資入門 (日経文庫)
週刊東洋経済 2015年 9/19号
1万円から始めるETF投資
ETF(上場投資信託)まるわかり! 徹底活用術2017 (日経ムック)
ETF(上場投資信託)なら、簡単安心なのにやっぱり儲かる! (アスカビジネス)
かんたん図解 しっかり儲けるETF入門
プロも驚きの安定・高利回り! 海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書
めちゃくちゃ売れてるマネー誌ザイと投信の窓口が作った投資信託のワナ50&真実50―――退職金も老後のお金も積み立てもこれが重要! (毎月分配型・インデックス型・通貨選択型にも、ラップ口座・NISA・確定拠出年金にも危険あり!)
日本人が知らなかったETF投資
全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)


ETF(上場投資信託)の入門書。
おそらくこれまでに読んだ同一カテゴリーの本の中で、最も初歩から解説している作品だと思う。

ETFと個別株式や一般の投資信託との比較から、証券会社に口座を開設する手続き、購入するに当たってのポイントなどを丁寧に説明している。

これまで知らなかった話も書かれていて、例えば市況を判断する1つの目安として使用されるNT倍率(日経平均÷TOPIX)というものがあることや、ETFの情報を調べるサイトについての説明が参考になった。

本書が発行されたのが2009年で、紹介されているETFの種類が少なくて偏っているように見えるのは、ここ数年で新たに上場したETFが増えて選択の幅が広がったということなのだろう。

少しずつでもETFへの投資環境が整いつつあるのではないかということも知ることができ、ざっと読んでみるくらいの価値はあった。






にほんブログ村 本ブログへ

気弱な人が成功する株式投資(祥伝社新書)
気弱な人が成功する株式投資(祥伝社新書)
岩崎日出俊
祥伝社 2014-02-03

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
なぜあなたは株・投信で失敗するのか (日経ビジネス人文庫)
不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの
株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール -バイ・アンド・ホールドを超えて (日経ビジネス人文庫)
残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
自分年金をつくる――今からでも遅くない! (ベスト新書)
ほんとうの株のしくみ (PHP文庫)
サバイバルとしての金融―株価とは何か・企業買収は悪いことか (祥伝社新書)
株式投資これだけ心得帖 文庫増補版 (日経ビジネス人文庫)
いつも出遅れる人の株講座 (中公新書ラクレ)
大化け株(テンバガー)サイクル投資術 -暴落時に判別できる「伸びる会社・伸びない会社」-


アメリカの投資銀行に勤めていたことのある人物による、個別株をメインとした株式投資の方法を語った作品。

バフェット、グレアム、フィッシャー、ケインズ、是川銀蔵など東西の有名な投資家の例を挙げつつ、多くの情報の中から確かだと思う情報を選択してから長期投資、ミスと分かったら損切りする形での投資方法を語っている。

「気弱な人が成功する」とあるようにシンプルな形での方法が書かれているが、上に挙げた投資家たちも大きな失敗を何度もやっているわけで、凡人はなおさら失敗する確率が高いわけで、必ずしもやりやすいとは言えないと感じた。

こうした意見も織り込んでいるのか、企業の選択が難しかったり、分散することを重視するのであればインデックスファンドやETFの利用も勧めている。
特に日本の投資家はもう少しETFを活用してもいいのではないかと書かれていて、信託報酬と流動性を考慮しての利用をすることになる。

即効性のある情報はあまりないような気もしたが、個別株投資を行う上で重要な考え方がいくつも書かれ、参考になった。






にほんブログ村 本ブログへ