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読書-株式・投資信託:雨読夜話

ここでは、「読書-株式・投資信託」 に関する記事を紹介しています。





株価が500円未満の株式を低位株と定義し、その特性を活かした投資方法を解説している作品。

低位株の特徴としては数が少なくて値動きが大きくなりがちなこと、大口の投資家が投資しにくいので個人投資家が狙いやすいことなどを挙げていて、やり方によっては急に値上がりするタイミングをつかんで儲けることができる可能性があることが書かれている。

タイミングをこまめに見計らっての投資方法は時間も手間もかかってスタイルに合わず採用するつもりはないが、高配当で業績のいい低位株に投資する方法も書かれていて、これならまだ値動きによる一喜一憂を多少は抑えられるかもしれないので関心がある。

低位株と凝集の関連性など参考になる情報も多く、低位株ならではの注意点を踏まえた上での高配当株への投資を検討している。






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小売業の株式に着目し、その投資方法を解説している作品。
小売株を扱っているのは、実際に店舗を訪れてサービスや商品を確認できたり、出店数などの実績が分かりやすいこと、初期だと小型株で上がる余地が大きいこと、不景気な時期でも必ず流行っている企業があることなどを理由としている。

それ以外の部分も小売業以外の企業研究に応用は可能で、サービス業などが小売業に近いことが書かれている。
『会社四季報』を用いた企業分析のやり方や、「株探」というサイトで企業のニュースを知ることができること、企業が発行する決算短信の重要性などが書かれていて、株探と決算短信のことは知らなかったので非常に参考になった。

小売業の株式は有名になってしまったら当然ながら値上がりの余地が小さくなるわけで、新たにチェーン店が近所にできて実際に行ってみたり企業名を調べたりするなど、実地で知ることが重要なことも書かれている。

小売業に限らないいい情報が書かれていて、非常にためになった。







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資産を10倍にする! 株の達人が教える『会社四季報』のトリセツ
渡部 清二 エミン・ユルマズ 藤野 英人 加谷 珪一
宝島社 2018/12/7



4人の投資家たちによる、『会社四季報』の活用方法を解説している作品。
3月から『会社四季報』を読み出したが、まだまだ書かれている項目のポイントを理解しているとは言えないので読んでみた。

大化けする「テンバガー」の銘柄の探し方や、安定した会社の探し方など、著者によって投資のスタンスは異なるが、書かれているポイントはどれもためになる。

ROEに着目すること、時価総額によって大型株なのか小型株なのかの判別、事業ごとの割合や海外事業の割合の見方、時価総額や従業員数によるライバル社との比較、業界地図での業界におけるポジションなどが、それに当たる。

渡部氏は業績が赤字になっている企業は先行投資による場合もあるので初心者は見落としがちだと語っているが、これは上級者になるにつれて分かるものだろう。

また、ユルマズ氏による「『会社四季報』はデータブックというよりも現在の経済情勢を描いた小説」という趣旨の表現も面白い。

オンライン版の活用方法についても書かれていたが、月額の金額分だけ活用できる自信がまだないので、当分は書籍版だけでも十分だと考えている。

これまで以上に、『会社四季報』のコメント欄や各種項目を熱心に読もうとのモチベーションを与えてくれる1冊だった。





「会社四季報」最強のウラ読み術
渡部 清二
フォレスト出版 (2019-01-20)



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人生100年時代のらくちん投資 (日経ビジネス人文庫)
渋澤 健 中野 晴啓 藤野 英人
日本経済新聞出版社 2017/12/2



コモンズ投信、セゾン投信、レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)の独立系投信会社の社長3人が、これまでやってきた「草食投資隊」としての活動やそれぞれの投信の特徴、投資信託による長期投資が認めらるようになりつつあることなどを語っている作品。

過去の投資信託は販売する証券会社などの金融機関の意向が強く反映され、短期で売買させて販売手数料を稼ぐという個人投資家を搾取する方法が主流だったことに対し、3人はそれぞれ長期投資を意図した投資信託を安定して運営するために直販の仕組みを取り入れることになるまでの大変さが書かれていて、なかなか興味深い。
また、3人とも先駆者である「さわかみ投信」の創業者・澤上篤人氏に出会い、その熱量に当てられたことを語っているところもいい。

3人が対談しているところでは、中野氏が2人からインデックス投資派ではないの?と趣旨のことを聞かれたことに否定し、バンガード社の複数のインデックス投信を組み合わせるのも工夫が必要なことを語っていたり、インデックス投資とアクティブ投資をあまり対立的に扱うことへの不満、インデックス投資がアクティブ投資に勝ることを主張する学者の悪口などにも話が及んでいて、それぞれのキャラクターの違いを知ることができる。

著者たちが運営する投信の中では「ひふみ投信」の積み立てを行っていて、今後も続けようというモチベーションを与えてくれる作品で、分かりやすい内容なのも良かった。





投資バカの思考法
藤野 英人
SBクリエイティブ 2015/9/11



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タイトル通りの作品でどこで購入したのか忘れたが、値札が付いていないところを見ると、多分図書館の古本市でこうにゅうしたものではないかと思う。
ETFの歴史、上場されている銘柄の種類、投資法法のポイントなどが解説されている。

体裁の堅さにしてはそれほどのことが書かれているようでもなく、想定される読者層を設定してそれに応じた構成にする努力が足りないような気がする。

また、出たのが2008年で10年以上経過していて、銘柄や投資状況などの話が古びていることは否めない。

それなのに、絶版になっておらずいまだ販売中であることに少し驚く。
(絶版になって残念に思っている作品は他にいくらでもあるのに・・・)







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