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読書-漫画(読切):雨読夜話

ここでは、「読書-漫画(読切)」 に関する記事を紹介しています。



光文社 (2005/10/27)


プレステ2のシミュレーションゲーム『第3次スーパーロボット大戦α』の登場キャラクターを用いたコミックのアンソロジー。

作品は違うが以前読んだ『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 4コマ戦線』のような軽く読めるギャグ作品ということを期待して読んだが、それほど面白くなかった。

多分、作者たちによる面白さが私とは合わなかったということだろう。
(ゲームを遊んでからかなりの時間が経ち、登場キャラクターのことを忘れかけていたということもある)





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多比羅 誠(監修), 広岡 球志(著)
サンマーク出版 (1995/10/1)


会社の経理課に配属された人物が、先輩から手形、小切手、株券、債券といった有価証券の種類や機能などを教えてもらう形式で描かれた漫画。

部屋の本棚で見つけ、なぜ買ったのか考えたらおそらくビジネス実務法務検定3級の勉強をしていた頃に役立ちそうだと思って購入して読んだような記憶がある。

出たのが1995年ということで、長銀、日債銀、興銀、東京銀行など、その後合併したり倒産した銀行の名前が出てくるのが時代を感じさせる。
また、その後に株券が電子化されたことで株券というものの実物を見る機会が減ったり、法律の改正などで古びた部分が出ているかもしれないので、そのあたりも注意する必要がある。

そうしたところを除くと、基本的な有価証券の機能については現在でも通用する話だと思われるので、当時は分かりやすい作品だったのだろう。






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浮世絵風イラストであるあるネタを面白く描いた『山田全自動でござる』の続編。

前作同様のタイプのあるあるネタの他、SNSでフォロワーの方々から都道府県あるあるネタを募集したものを元に作成した「全自動四十七次」も収録されている。

これは他の地方の人でも伝わるもの(茨城は「いばら」ではなく「いばら」など)と、伝わりづらいもの(地元ではメジャーだた他では知られていない商品や店の話など)によって出来不出来にばらつきがあるように感じた。
地元の人にはディープなものが受ける部分もあり、選択が難しかったのではないだろうか。

絵のタッチで最も好きなところはドヤ顔や落ち込んだ顔、複雑な表情などの描き分けのところで、悪意のある笑いの時などがつぼにはまる。

基本的に登場するのは町人風の人が多いので、武士や僧侶など他の身分のキャラクターも扱うともっと面白くなるのではないか?と思っている。

この作品に近いものを読んだ記憶があると官がていたら、歌川広景の浮世絵を扱った『ヘンな浮世絵』だった。

著者はあとがきであるあるネタの加減や探し方の難しさにも言及していて難しいとは思うが、あと1冊くらいはできそうな気がするので、できれば続編を期待したいところである。





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山田全自動でござる
山田全自動
ぴあ 2017/9/8



福岡を拠点にさまざまな活動しているデザイナーが、SNSで浮世絵風のあるあるネタをアップしていたのが好評となって書籍化された作品。

基本的に1コマで日常生活でのあるあるネタが江戸時代の人物っぽいキャラクターによって描かれていて、ちょっとした違和感を感じながらクスッと笑うことができる。

作者があとがきで書いているように、描かれている内容はそのままなので言及するよりも見た方が早いということになるが、このゆるさは好きである。






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百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)
Posted with Amakuri
光瀬 龍, 萩尾 望都
秋田書店 1997/4/1


光瀬龍のSF長編『百億の昼と千億の夜』を萩尾望都がコミック化した作品。
現在原作を読むモチベーションがなく、本書をブックオフで108円で販売されていたのを見つけたので購入して読んでみた。

ギリシアのプラトンが登場するところから話が始まり、アトランティス文明で司政官を務めるオリオナエ、シッタータ(お釈迦様)、阿修羅などが宇宙的に滅び行く運命を調査するストーリーとなっている。

さらにはトリックスター的なイエス・キリストと彼に疑いを抱くユダ、さらには弥勒、最後の審判、輪廻、帝釈天といった仏教およびキリスト教の概念やキャラクター、そして惑星での壮大な実験といった大掛かりなSF的な道具立ても使用され、かなり壮大なスケールの話となっている。

スケールが大きすぎたり概念が消化しづらいSFはあまり好みではないが、すごい作品ということは分かる。
原作を読む日が来るかどうかは分からないし漫画とはまた異なる感じなのだろうが、概略が分かったのは良かった。






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