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東京アウトサイダーズ―東京アンダーワールド〈2〉 (角川文庫)
東京アウトサイダーズ―東京アンダーワールド〈2〉 (角川文庫)
Robert Whiting(著)、 松井 みどり(訳)
角川書店 2004-01

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戦後の東京における闇社会を描いたノンフィクション。
前作のニック・ザペッティのように東京のヤミ社会で大儲けをした人物の活躍が次々と描かれている。

テレビで紹介されていたアメリカ空軍のエースパイロット”ジョナサン・クヒオ”を名乗って結婚詐欺を働いた日本人のおじさんや、湘南の資産家の息子にイギリス人女性が殺害されたルーシー・ブラックマン事件も出ており、前作よりも身近な事件も多く取り上げられていて面白かった。
(”クヒオ”は熱狂的巨人ファンで、巨人が負けててあまりに荒れてるのを怪しまれて素性がバレた。笑える)

東京が悪徳に満ちているから不良外人が多く来るのか、不良外人が多く来た結果として東京が悪徳に満ちた街になったのかという卵と鶏の関係のような問題だが、これについては筆者が断じているように、どうも前者のようである。
筆者によると、失われた10年の不況は”ヤクザ不況”であるらしい。ヤクザの懐具合がアメリカの株式と連動していると言うのがおかしいような腹立たしいような・・・

ただ、ニックという主人公を中心としている分、前作の方が面白いと思う。今作は話のまとまりという点でいまいちかな。




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