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読んだ本の感想をつづったブログです。


怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
怪盗ニックの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
エドワード D.ホック(著)、木村 二郎 (訳)
早川書房 2003-11-26

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怪盗ニックシリーズの第3作で、10編の連作。
ニックは2万ドルの報酬で、価値のないものしか盗まないという風変わりな泥棒。おもちゃのねずみ、トラ猫、家族の写真、灰皿、石鹸、古新聞など、依頼があれば様々なものを盗む。
大抵の場合、事件に巻き込まれて解決に至る探偵としても活躍し、結局は報酬もきっちり手に入れる。作を追うごとにミステリーの要素が強くなっているが、それがまた面白い。

普段は恋人とヨット遊びをしていてあまりやる気はないのだが、依頼を受けると職人ぶりを発揮していくので、かなりかっこいい。

今作にてついに恋人に仕事のことがバレてしまい、インフレの影響で報酬が2万5000ドルに値上がりしたりもして、世間の世知辛さが出たのが笑えた。
そもそも仕事に行く時のいいわけが毎回”工場用地の視察”では、10年もやってればバレるのも当然というもの。むしろ危険を心配すること以外は何も言わない恋人のグロリアの態度は大人で、なかなかいいと思う。

ニックの短編は他にもあるようなので、これらも早く翻訳されないかな。


怪盗ニック全仕事(1) (創元推理文庫)怪盗ニック全仕事(1) (創元推理文庫)

エドワード D.ホック(著)、木村 二郎 (訳)
東京創元社 2014-11-28

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