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横井小楠―維新の青写真を描いた男 (新潮新書)
横井小楠―維新の青写真を描いた男 (新潮新書)
徳永 洋
新潮社 2005-01

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幕末から明治初期に活躍した横井小楠について書かれた本。

”幕末に福井の松平慶永のブレーンをしていた”というのと”明治政府の参与になったけど暗殺された”というのが知識のほとんどだったので、けっこう勉強になった。

小楠は明治維新の国家設計を行った思想家というのが基本的な評価であるといえそうである。


福井時代に雄藩で一致して上洛し実力行使して朝廷と幕府に言うことを聞かせようという「挙藩上洛計画」をやろうとしたらしいが、うまくいかなかったようだ。
あくまで思想家として卓越しており、革命家ではないということか。

坂本竜馬の「西郷や大久保たちがする芝居を見物されるとよいでしょう。大久保たちが行き詰まったりしたら、その時、ちょいと指図してやって下さい」という言葉が実にいい感じを出している。

暗殺された理由が「キリスト教を広めようとしてけしからん」などという誤解にもとづくつまらないものだったことから、何かの本で読んだ”つまらない人物が英雄を殺すのが暗殺である”という言葉が頭をよぎった。




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