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古代史の結論―歴史は二度、嘘をつく (プレイブックス)
古代史の結論―歴史は二度、嘘をつく (プレイブックス)
豊田 有恒
青春出版社 2001-06

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好きなSF作家の1人である豊田有恒が書く、古代史を考察した本。

”縄文時代は野蛮”、”渡来人は日本の侵略によって強制連行されてきた人々”、”日本にある銅鏡は全て中国製”などといった左翼史観、そして史学界における権威主義を排し、古代日本もいい活躍をしていたという考えが全体を通してのメッセージとしてある。

近年縄文時代の遺跡から高度な建築物の遺構が発見されたことなどから縄文人は現代人が考えているよりも豊かで文化的な生活を送っていたと述べられている。

また、出雲地方で銅鐸や銅剣が大量に出土したことから、これまでの青銅器の分布地図は塗り替えられ、大和:銅鏡文化圏、九州:銅矛文化圏とすべきということは知らなかった。

あと、記紀ではあまり触れられていないものの、群馬県では古墳が大量に発見されていて大和とは別の上毛野なる大きな王権があったという記載には、思っていたよりも東国の勢力の大きさに改めて驚嘆した。

タイトルが”古代史の結論”というのは大げさではあるが、歴史読み物として面白くためになった。


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