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けいざい心理学!―「気分」と「直感」で経済は動く
けいざい心理学!―「気分」と「直感」で経済は動く
日本経済新聞社 (編集)
日本経済新聞社 2004-11

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移ろいやすく、計算通りには動いてくれない微妙な人々の経済活動において見られる心理について書かれた本。

数字のトリックに社会的手抜き、国民性による経済観の違いなど、経済学でモデル化される合理的で利己的な人間像とは異なった人々の行動様式が現れてきて面白い。

例として、大型小売店のウォルマートやカルフールが欧米で過去に成功した方法を日本でも行ってみたものの結局失敗に終わったことが挙げられている。
日本人の嗜好を重視せずに欧米流を押し通したことが失敗であり、カルフールなどは日本を撤退してしまった。
そういえば、一時期もてはやされたシティバンクも撤退している。

国民性だけではなく関東と関西、名古屋など地域性によっても消費者の行動様式は異なるわけで、そうした点を踏まえることは重要だろう。

もっとも、逆に思い切った戦略がブームを巻き起こすという事例もあり、人々の行動を予測するのは難しいと感じたが、それでこそ人間だろうとも思った。

個人的にはなるようにしかならないと考えているが、少々無責任かな?



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