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仏教・神道・儒教集中講座
仏教・神道・儒教集中講座
井沢 元彦
徳間書店 2005-06-30

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不明確と見られがちな日本人の宗教観を構成する、表題の3つの宗教についてそれぞれ語っている本。

仏教と儒教については日本人が漠然と抱いているイメージと、それらが発生したインドや中国でのそれらの違いを述べていくことで、日本人がいかに外来の宗教ひいては文化や文明を自らに合うように作り変えていくかということが感じられる。

こうした点を著者はヒンズー教の戒律により牛をたべることができないインドではありえないビーフカレーに例えており、いいえて妙である。

そして神道とは何かということで、外来の宗教以外、あるいは外来の宗教に影響を与えている部分であると説明している。
具体的には祖先や並外れた存在などに関して、正邪や内外を問わずすべてカミとして祭るという考え方である。

靖国神社問題でもそれは出ており、戦犯とされる人物も死後はカミでありホトケであるとする日本人に対して、中国の場合は伍子胥が仇である楚の平王の死体を掘り出して鞭打ったように激しい憎悪を持ち続ける。

中国でこのように激しい思想も取り込んでしまう日本人の懐の深さには感じ入るものがあった。


[本書の文庫版]
仏教・神道・儒教集中講座 (徳間文庫)仏教・神道・儒教集中講座 (徳間文庫)

井沢 元彦
徳間書店 2007-03

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小室 直樹
徳間書店 2000-07

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