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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2005/12/24『闇の中の系図』
2005/12/13『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』
2005/11/22『信長の家臣団―「天下布武」を支えた武将34人の記録』
2005/11/06『フリーランチ投資家になろう!』
2005/11/03『お金をふやす本当の常識―シンプルで正しい30のルール』
2005/10/30『うめぼし博士の 逆(さかさ)・日本史〈武士の時代編〉』
2005/09/25『10倍の大国に日本はなぜ勝ったか―日露戦争が遺した九つの戦略』
2005/09/17『文明の技術史観―アジア発展の可能性』
2005/09/05『信長の棺』
2005/08/15『日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化』
2005/08/14『太陽の簒奪者』
2005/08/07『魁!!クロマティ高校THE★MOVIE』
2005/07/28『もしも義経にケータイがあったなら』
2005/07/14『できる人ほど、よく眠る。―成功する59の眠り方』
2005/07/08『歴史の読み方―明日を予見する「日本史の法則」』
2005/07/07『価格破壊』
2005/07/05『日本史勝ち組の法則500 徹底検証』
2005/07/02『日下公人の発想力講座―知の万華鏡』
2005/06/20『東欧チャンス』
2005/06/15『水軍の城』
2005/06/13『古代史の結論―歴史は二度、嘘をつく』
2005/05/28『歴史に学ぶ』
2005/04/24『流通戦略の新発想』
2005/04/12『怪笑小説』
2005/04/07『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』
2005/04/03『海から来た日本史』
2005/04/01『黄昏のカーニバル』
2005/03/29『天下統一の闇史―秀吉・信長・家康 戦国「炎の巻」』
2005/03/26『ゑゐり庵綺譚』
2005/01/15『歴史「再発見」物語―意外な実相を読み解く』



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為替がわかれば世界がわかる
為替がわかれば世界がわかる榊原 英資

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経済の世界勢力図
食がわかれば世界経済がわかる
日本と世界が震えた日 ―サイバー資本主義の成立 (角川文庫ソフィア)
人民元改革と中国経済の近未来 (角川oneテーマ21)
経済の世界勢力図 (文春文庫)

元大蔵省財務官として為替相場への介入を行った榊原氏が、為替と世界情勢の関わりについて述べている本。

主に書かれているのは新古典派経済学に代表される理論がしばしば現実通りにはいかないので、現実の世界情勢をしっかり分析して事に当たりべきということであった。
例として、為替への介入は過去何度も失敗しており、経済理論でも意味がないとされていたのに対し、失敗の原因は何度も見え見えのやり方で行うからとして、抜き打ち的に大量の円売りを行うことで円高の是正に成功したことをあげている。

また、市場へのサプライズを与えるためには事前に秘密を守らなければならないが、日本では記者クラブという悪しき習慣があるためそれが出来ない点に関して、マスコミは他へ批判するくせに自分たちではカルテルを作っていると強烈に非難している。

あと、為替への介入は結果的に見ると政府が資産運用をして利益を上げているという意見は、言われてみれば確かにその通りと思った。


[本書の文庫版]
為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)
「為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)」
 著者:榊原 英資
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女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)山田 真哉 (著), 久織 ちまき (イラスト)

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女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)
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女子大生会計士、はじめました―藤原萌実と謎のプレジデント (角川文庫 や 37-7)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者が書いた、会計をテーマとした小説。

女子大生にして優秀な会計士の萌美と、会計士になりたての柿本が会計監査を行う際に事件に巻き込まれ、それに立ち向かうというストーリーの連作。

会計操作や企業と監査法人の駆け引きなど、会計に関する知識や概念が登場してためになったような気がする。
タイプは全く異なるが、青木雄二の『ナニワ金融道』のような感じで知識を得ることができる点がちょっと似ているかもしれない。

ストーリーも軽妙なタッチにまとめられており、割とすんなり読み終えることができる。


ナニワ金融道 (1) (講談社漫画文庫)
「ナニワ金融道 (1) (講談社漫画文庫)」
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国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)藤原 正彦

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祖国とは国語 (新潮文庫)
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決定版 この国のけじめ (文春文庫)

「すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論!」という帯のフレーズにつられて買ってしまった本。

著者は新田次郎の息子で数学者という肩書きの人らしいが、テーマはタイトル通り日本的な価値の重視といった点である。

いくつか挙げるとこのような感じか。
  • 論理で全てが解決すると思ったら大間違いだ
  • 民主政治は衆愚なので、真のエリートを養成するべきだ
  • 教育の基礎は情緒だ
  • 失われつつある武士道精神を復活させるべきだ
  • いくら理屈をこねても、ダメなものはダメ

元が講演で語った内容らしく表現に独善的な点が目立つが、序言でもその点は著者が断っている。
文章は読みやすく、言いたいことの方向性はある程度評価できるものの、具体性が乏しくあまり琴線には響かなかった。
内容のある程度は日下公人や渡部昇一などの著書で以前読んだことのあるものも多かったため、それほど目新しさを感じなかったのだろう。

結論としては、語り方や構成に問題があるように感じ、あまりいい本とは思えなかった。


[著者の他の作品]

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