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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2006/04/28『秀吉の枷 (下)』
2006/04/27『秀吉の枷 (上)』
2006/04/25『私が彼を殺した』
2006/04/18『松永弾正久秀―梟雄と称された知謀の将』
2006/04/17『さいえんす?』
2006/04/16『森永卓郎の庶民株! 』
2006/04/15『食がわかれば世界経済がわかる』
2006/04/14『クール・ジャパン 世界が買いたがる日本』
2006/04/10『波に座る男たち』
2006/04/08『大剣豪』
2006/04/07『探偵ガリレオ』
2006/04/04『ぼくたちは、銀行を作った。―ソニー銀行インサイド・ストーリー』
2006/04/03『弓は袋へ』
2006/04/02『SEがゆく―波乱万丈!SE日記』
2006/04/01『みるなの木』
2006/03/31『生まれてはじめての「ニコニコ」外貨投資「FX」』
2006/03/29『単位物語』
2006/03/28『投資信託でゆっくり確実にお金を殖やす』
2006/03/27『信長殺しの犯人は秀吉だった!』
2006/03/26『国家破綻はありえない』
2006/03/24『73光年の妖怪』
2006/03/22『DEATH NOTE デスノート(1)』
2006/03/21『うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史〈貴族の時代編〉』
2006/03/19『あなたのお金を10倍にする外貨投資術』
2006/03/16『カオスだもんね! (13) マニアック編』
2006/03/14『遁(に)げろ家康 (下)』
2006/03/13『遁(に)げろ家康 (上) 』
2006/03/11『毒笑小説』
2006/03/08『働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術』
2006/03/01『「名君」「暴君」大逆転の戦国史』



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秀吉の枷 (下)
秀吉の枷 (下)加藤 廣
日本経済新聞社 2006-04-18

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秀吉の枷 (上)
明智左馬助の恋
信長の棺
空白の桶狭間
信長の棺〈下〉 (文春文庫)

秀吉を主人公とした歴史小説の下巻。本能寺の変後に織田政権を事実上乗っ取った秀吉が、信長次男である信雄と結んだ家康と小牧長久手で戦うあたりから始まり、天下統一を果たすこととなる秀吉の苦悩を描く。

家康家臣の本多平八郎忠勝や服部半蔵と秀吉家臣の前野長康率いる闇の部隊との対立や、正室の称々や側室の淀殿、竜子らの間における確執、後継者問題のこじれから秀次殺害の真相など天下人となった秀吉の苦悩に関してさまざまなエピソードが登場する。

側室の淀殿は鶴松と拾(後の秀頼)を生んだが、出生にまつわるエピソードやその背景にある問題が次から次に登場してなかなか面白い。

著者は75歳で昨年デビューを果たしたかなり遅咲きの作家ということだが、新人とは思えないできのよさには感じ入るものがある。
信長、秀吉ときて次は家康が出ると思うのでこれも期待したい。


[本書の文庫版]

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秀吉の枷 (上)
秀吉の枷 (上)加藤 廣

日本経済新聞社 2006-04-18
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秀吉の枷 (下)
明智左馬助の恋
信長の棺
信長の棺〈下〉 (文春文庫)
空白の桶狭間

昨年ベストセラーになった歴史ミステリである『信長の棺』の続編とも言える作品。

タイトルの通り今回は秀吉が主人公で、播磨三木城攻めの陣中で軍師の竹中半兵衛が死の床で秀吉に重大な遺言をするところから始まる。
その後秀吉の隠されたエピソードや、やがて起こることとなる本能寺の変への関与について語られてゆく。

秀吉が丹波の山の民出身であるという説を採用しており、また前野長康の隠された働きなどは八切止夫の『信長殺しは、秀吉か』に近いように感じた。

上巻は本能寺の変から山崎の戦い、 賤ヶ岳の戦いを経て信長三男で天下取りの障害となる信孝を切腹させるあたりまでとなる。
例えば司馬遼太郎の『新史太閤記』と比べると、なかなかダークなストーリーでそれはそれで面白い。

新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)
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私が彼を殺した (講談社文庫)
私が彼を殺した (講談社文庫)
東野 圭吾
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どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)
悪意 (講談社文庫)
眠りの森 (講談社文庫)

一人称の章がが3人によって交互になされる異色のミステリ。

結婚式の当日に新郎が毒殺される事件が発生し、状況証拠から新郎のエージェント(直之)、新婦の担当編集者(香織)、新婦の兄(貴弘)の3人に犯人が絞られる。
ただしストーリーは3人称でではなく、彼ら3人の1人称での語りで進んでいく。

事件の担当として加賀刑事が謎に迫っていくが、おおむね読者に犯人を考えさせることに重点を置いているようだ。

クイズやパズルのような構成で斬新さはあったと思うが、あまり好きな作品とはいえなかった。


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松永弾正久秀―梟雄と称された知謀の将 (PHP文庫)
松永弾正久秀―梟雄と称された知謀の将 (PHP文庫)黒部 亨

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戦国ドキュメント 松永久秀の真実
長宗我部元親―信長・秀吉に挑んだ南海の雄 (PHP文庫)
宇喜多秀家―秀吉が夢を託した男 (PHP文庫)
のぼうの城
大谷吉継―「関ケ原」に散った仁将 (PHP文庫)

一介の浪人から、畿内を牛耳る戦国大名へと成り上がった松永久秀の生涯を描いた歴史小説。

三好元長に見出されてその息子の長慶を盛り立てて畿内支配に貢献し、さらには三好家を乗っ取り将軍の足利義輝を暗殺、その後信長が上洛すると反乱と降伏を繰り返し、最後は信長に攻められて名物の平蜘蛛の釜と共に爆死するという波乱万丈の人生を描ききっている。

久秀をさんざんに翻弄した幻術師の果心居士は登場しないが、その分忍者の活躍が出てきて重要なポイントとなる。

久秀の宿敵である筒井順慶が単なる点としてしか登場しないことと、弟の松永長頼が出てこない点が少々不満だった。


果心居士の幻術 (新潮文庫)
「果心居士の幻術 (新潮文庫)」
 著者:司馬 遼太郎
 出版:新潮社
 発売日:1977-10
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