日付 | 記事タイトル |
2006/06/30 | 『佐々木道誉―南北朝の争乱を操ったバサラ大名』 |
2006/06/24 | 『黒後家蜘蛛の会 3』 |
2006/06/19 | 『黒後家蜘蛛の会 2』 |
2006/06/12 | 『アルバイト探偵(アイ)調毒師を捜せ』 |
2006/06/11 | 『逆説の日本史 13 近世展開編 江戸文化と鎖国の謎』 |
2006/06/10 | 『ど素人の私が株で儲けている方法』 |
2006/06/07 | 『世界のサッカーエンブレム W杯&南米エディション』 |
2006/06/04 | 『黒後家蜘蛛の会 1』 |
2006/06/03 | 『快盗ルビイ・マーチンスン』 |
2006/05/23 | 『張良―劉邦を支えた名軍師』 |
2006/05/13 | 『宇喜多直家―秀吉が恐れた希代の謀将』 |
2006/05/09 | 『臆病者のための株入門』 |
2006/05/08 | 『上品で美しい国家―日本人の伝統と美意識』 |
2006/05/07 | 『徳川家臣団―組織を支えたブレーンたち』 |
2006/05/06 | 『他人と深く関わらずに生きるには』 |
2006/05/04 | 『上杉景勝―越後の雄としての誇りに生きた名将』 |
2006/05/03 | 『スーパーさぶっ!!劇場(ジーコジャパン激闘編)』 |
2006/05/02 | 『島津義久 九州全土を席巻した智将』 |

佐々木道誉―南北朝の争乱を操ったバサラ大名 (PHP文庫) | |
![]() | 羽生 道英 PHP研究所 2002-11 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 佐々木道誉―南北朝の内乱と「ばさら」の美 (平凡社ライブラリー) 小説 大谷吉継 (学研M文庫) |
『太平記』に重要なキーマンとして登場する佐々木(京極)道誉の生涯を描いた歴史小説。
鎌倉幕府倒幕では後醍醐天皇を影から後押しし、建武の新政崩壊後の南北朝の騒乱では複雑な動きを見せつつも、足利尊氏を次代の中心として多大な働きをした。尊氏も道誉を軍師あるいは顧問格として重用した。
バサラ大名としての暴れっぷりなどももう少し見たかったような気もするが、よくまとまっていたと思う。

- 本を購入する
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックスTOP : 全品送料無料に
- 本のことならHonya Club.comにおまかせ!
: 書店受け取りで送料無料
黒後家蜘蛛の会 3 (創元推理文庫 167-3) | |
![]() | 著:アイザック・アシモフ 訳:池央耿 東京創元社 1981-02 売り上げランキング : 101068 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 黒後家蜘蛛の会 2 (2) (創元推理文庫 167-2) 黒後家蜘蛛の会 (4) (創元推理文庫 (167‐5)) 黒後家蜘蛛の会〈5〉 (創元推理文庫) 黒後家蜘蛛の会 1 (1) (創元推理文庫 167-1) ユニオン・クラブ綺談 (創元推理文庫) |
レストラン・ミラノで繰り広げられる安楽椅子ものミステリ連作の第3作。
今作では女人禁制のこの会の成り立ちや創業時にいたメンバーの話が出てきて、舞台設定に深みを加えている。
たわいもないやり取りから始まり、ゲストへの尋問、謎の提示、メンバーの推理とウエイターであるヘンリーのしめくくりで終わるという一連の流れは読みやすい。
ただ、ひとつ難を言えば言葉(それも英語)の裏に謎が隠されている作品や、数字が出てくる作品ではよく分からない場合がたまにある。
それを除けば面白い。

黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2) | |
![]() | 著:アイザック・アシモフ 訳:池央耿 東京創元社 1978-07 売り上げランキング : 223344 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 黒後家蜘蛛の会 1 (1) (創元推理文庫 167-1) 黒後家蜘蛛の会 3 (3) (創元推理文庫 167-3) 黒後家蜘蛛の会 (4) (創元推理文庫 (167‐5)) 黒後家蜘蛛の会〈5〉 (創元推理文庫) ユニオン・クラブ綺談 (創元推理文庫) |
アシモフによる連作ミステリの第2作。軽妙な会話とヘンリーの推理は相変わらず面白い。
アシモフはまえがきやあとがきでこの作品を書くのは楽しいと書いており、著者も読者も楽しいのはいいと思った。
また、本書では著者自身をモデルにしたライターがゲストとして登場するのも楽しい。

アルバイト探偵(アイ)調毒師を捜せ (講談社文庫) | |
![]() | 大沢 在昌 講談社 1996-01 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 拷問遊園地―アルバイト探偵(アイ) (講談社文庫) 不思議の国のアルバイト探偵(アイ) (講談社文庫) 女王陛下のアルバイト探偵(アイ) (講談社文庫) 帰ってきたアルバイト探偵 (講談社文庫) アルバイト探偵(アイ) (講談社文庫) |
高校生のリュウと、その父で探偵の涼介が活躍する連作ハードボイルドである『アルバイト探偵(アイ)』の2作目。
前作で登場した康子や島津も本書で続いて登場し、リュウの生い立ちや涼介の過去など秘密が明かされたりして物語に厚みが増している。
これもやはりさらっと読むことが出来、面白い。
