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世界野球革命 (ハヤカワ文庫NF)
世界野球革命 (ハヤカワ文庫NF)
著:ロバート・ホワイティング 訳:松井みどり
早川書房 2007-04

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野球を通した日米の比較文化論的なノンフィクションである、『和をもって日本となす』の続編とも言える作品。野茂やイチローなどメジャーに挑戦した野球選手や、バレンタインやヒルマンなど外国人監督、さらにはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を通して元々あった日米の野球の違いから近年の変化にまで描いている。

現在ではあまり触れられないが野茂の大リーグ挑戦の際はかなりのトラブルとなり、野茂へのバッシングは大変なものだったようだ。また、バレンタインの第1次政権時代は広岡GMを始めとして江尻、江藤、尾花らコーチたちとの確執により1年で解任されたが、ここを読んで強く思ったのは”そんなに文句があるならお前が監督をやれ!→広岡”ということだった。

メジャーに挑戦した選手については野茂、佐々木、イチロー、松井といったところから石井一、新庄など数多く触れられていて、これまでの軌跡が分かって面白い。
ただ、訳の段階で伊良部とソリアーノについての章が割愛されたとあり、日本人が読んで面白い話でないとはいえ、できればこれらも読みたかった。
とはいえここ20年弱の日米の野球環境の変化についてよく書かれていて良かった。




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