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ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)
ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)
芦原 すなお
東京創元社 2000-10

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作家の奥さんが名推理を披露する安楽椅子ものミステリー。
語り手は少々おっちょこちょいの作家で、彼には不相応なほどよくできた奥さんがおり、料理上手で性格もいい。しかも時折作家の友人である刑事が持ち込んでくる事件まで解決してしまう。

ミステリーのトリックとしてはそこまで奇想天外なものではないが、奥さんのキャラクターの魅力や料理の描写、八王子の田舎にある作家の自宅のひなびた感じなどは、他に代えがたい良さがある。
奥さんの多才ぶりや男女のトラブルに心を痛める純粋さ、不機嫌さがすぐ表れてしまうような可愛らしさなどは、理想の妻の1つの形と思える。

続編もあるようなので、そのうち読むことにする。



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