読んだ本の感想をつづったブログです。


空想歴史読本 (空想科学文庫)
空想歴史読本 (空想科学文庫)円道 祥之

メディアファクトリー 2003-11
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空想非科学大全 (空想科学文庫)
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空想科学文庫 空想科学読本4 (空想科学文庫 12)

日本のTV番組と映画の特撮ものやアニメのエピソードを歴史に当てはめているトンデモ本。

いくつか挙げると、
・地球と人類を想像したのはアース様なる人物で、
・氷河期に侵略者たちは冬眠を始め、
・戦後にゴジラなど怪獣への対応のために日本は軍事大国となり、
・順調に進化してきたロボットはある時点からEVAのような欠陥品に退化する
・・・とへんな歴史ができてきて面白い。

空想科学読本もいいが、好みとしてはこちらになる。

[著者の他の作品]

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利休椿 (小学館文庫)
利休椿 (小学館文庫)火坂 雅志

小学館 2006-10
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西行桜 (小学館文庫)
黒衣の宰相 (文春文庫)
豪快茶人伝 (角川ソフィア文庫 363)
太平記鬼伝―児島高徳 (小学館文庫)
黄金の華 (文春文庫 (ひ15-2))

主に安土桃山時代に活躍した文化人たちの活躍を描いた歴史小説の短編集。

千利休のために紫の椿を探しに出かけた園芸家を描いた表題作のほか、秀吉に挑んだ芸人の曾呂利新左衛門の「笑って候」、連歌師の里村紹巴が寺の小僧からのし上がるさまを描く「天下百韻」、風間三十郎が秀吉の前でもと兄弟子と料理対決をする「包丁奥義」など個性的な人物が登場して面白い。


[著者の他の作品]
羊羹合戦 (小学館文庫)
「羊羹合戦 (小学館文庫)」
 著者:火坂 雅志
 出版:小学館
 発売日:2008-10-07
 価格:¥ 630
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文明の主役―エネルギーと人間の物語文明の主役―エネルギーと人間の物語

森本 哲郎 (著)
新潮社 2000-12

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文明に影響を与え続けてきた多種多様なエネルギーに関し、41章に分けて語っている本。
通常エネルギーと聞いてイメージする石油や電気、原子力などだけではなく、古くは人力から風や並、家畜や渡り鳥にいたるまで広く述べられており、広い視野での考え方をするヒントになりうる。

印象的だったのは家畜としての長い歴史を持つ牛と馬について、牛は経済に、馬は政治に深く関わってきたと対比している点である。牛は主に農耕や畜産に、馬は政治や軍事に大きな役割を果たしてきたわけで言い得て妙である。
また、著者がベトナム戦争中の北ベトナムの村を訪れた際に高さわずか2メートルのダムが100以上作られていたことに驚いておりこれも強く心に残った。

[著者の他の作品]
世界の旅 ぼくのおみやげ図鑑
「世界の旅 ぼくのおみやげ図鑑」
 [単行本]
 著者:森本 哲郎
 出版:ダイヤモンド社
 発売日:2005-04-02
 価格:¥ 1,995
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裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)
裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)
長嶺 超輝
幻冬舎 2007-03

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裁判官の人情お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-2)
狂った裁判官 (幻冬舎新書)
サイコーですか?最高裁!
心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで (幻冬舎新書)
裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)


裁判官の発言で著者が印象的だった語録を集めた本。
タイトルに”爆笑”とあるがそれだけではなく、身につまされるもの、切れ味鋭いもの、ちょっとずれているような感じのものなどそれぞれの裁判官の性格が発言に表れており興味深い。

印象に残るのは談合事件の被告が”(現金を贈与した)県職員や警察の皆さんに迷惑をかけた”と述べたことに対して、
”本当に謝るべきは、県民の皆さんに対してではないですか”
というもの。
官が絡んだ談合は税金を盗んでいるという本質を突いている。

見開きで右側が発言内容、左側がその解説という構成で読みやすい。

[著者の他の作品]
罪と罰の事典-「裁判員時代」の法律ガイド
「罪と罰の事典-「裁判員時代」の法律ガイド」
 著者:長嶺 超輝
 出版:小学館
 発売日:2009-02-21
 価格:¥ 1,890
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文明の生態史観ほか (中公クラシックス)
文明の生態史観ほか (中公クラシックス)梅棹 忠夫

中央公論新社 2002-11
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旧大陸を東西の端とそれ以外に分け、それぞれがたどった歴史の違いをもとに文明史の法則性を考察している、「文明の生態史観」と「近代日本文明の形成と発展」から構成される本。
「文明の生態史観」を学生時代に読み面白かったので、初めて触れる「近代日本文明の形成と発展」も収められている本書を読み返すような形となった。

著者は戦後それほど経っていない時代にインドやアフガンといった国を旅した体験からこの歴史観を得たようであり、現在からみても十分面白い考え方だと感じた。

「近代日本文明の形成と発展」はフランスで著者が行った講演の内容とのこと。日本が無階級社会に進んできたという文脈であり、現代から過去へさかのぼっていくという流れもアクセントとなり興味深い。


[著者の他の作品]

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