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読んだ本の感想をつづったブログです。


飛ぶ男、噛む女 (新潮文庫)
飛ぶ男、噛む女 (新潮文庫)椎名 誠

新潮社 2004-10
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著者の実情に近い一人称の主人公が、ある女性を殺した記憶に悩まされる表題作のほか、山奥であやしい雰囲気を持った女性と出会う「ぐじ」や「すだま」など、少し不気味な作品を集めた小説集。

著者のエッセイや私小説にあったエピソードも随所に出てきて、現実と非現実をわざと混同させたような感じがある。
面白いかといえばまあそこそこだが、あまり好みではない。

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MBO―マネジメント・バイアウト (幻冬舎文庫)
MBO―マネジメント・バイアウト (幻冬舎文庫)
牛島 信
幻冬舎 2003-10

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MBO(経営陣による企業買収)の実態を描いた企業法律小説。

ギャラクシーデパートのサラリーマン社長である小野里は、ある日親会社のオーナーである成海に呼びつけられ、社長を解雇するつもりであることを言い渡される。しかも社長就任時に退職後3年間は競合他社へ就職しないという誓約書も書かされており苦境へ陥る。

これに対し小野里が取ったのは海外の投資ファンドを味方につけて株式の第三者割り当てを実施し、会社の株式における成海の比率を過半数割れに追い込むことで会社の支配権を奪うというものだった。

当然これは成海に対しての挑戦であり、迎え入れた投資ファンドも味方とばかりはいえず、さらには部下たちとの間にも確執が生じるなど、小野里は右へ左へと闘いを続けることになる。

この著者の作品は法律を中心に描くので小説としての深みは期待できないが、ビジネスに関する法律の読み物としてはドラスティックに描かれるため、分かりやすくて面白い。



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からいはうまい―アジア突撃極辛紀行 韓国・チベット・遠野・信州編
からいはうまい―アジア突撃極辛紀行 韓国・チベット・遠野・信州編
椎名 誠
小学館 2001-06

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ローカル線おいしい旅
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食は東南アジアにあり―未知の味への招待
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椎名誠とゆかいな仲間たちが辛いものを求めて韓国やチベット、日本では遠野にあるワサビの産地や辛味大根で知られる長野へ出かけた旅行エッセイ。
チゲや冷麺、火鍋といった辛くてうまそうな料理が色々と出てきて、著者たちの行動もあいまって活き活きと描かれている。

後ろの方には発酵学の権威とされる小泉武夫教授と著者たちの対談もあり、辛さの種類や民族による辛さへの嗜好の違いが話題となっていてこれも面白い。
(例えば、トウガラシ料理の多い韓国人やチベット人も、ワサビは苦手など)

また、西欧ではホースラディッシュ(別名西洋ワサビ)という香辛料がステーキなどに用いられる他、実は練りワサビや粉ワサビはホースラディッシュが使われているらしいと知って驚いた。

自分の体験としては大阪の鶴橋にある屋台でシシトウ入りの辛いニラチヂミを食べ、胃だけではなく腸にもダメージがあったが、それでもおいしくてまた食べたいと思っていてよく分かる部分も多い。辛さと一口に言っても奥が深い。



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カラス狂騒曲―行動と生態の不思議
カラス狂騒曲―行動と生態の不思議
今泉 忠明
東京堂出版 2004-07

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人間とは好むと好まざるとに関わらず、極めて密接に暮らしている鳥のひとつであるカラスについて、種類や行動、体の構造から生活サイクル、人間との関係についてまで述べられている本。

カラスはスズメ目に属することや鼻はあまり効かないであろうこと、群れてはいてもリーダーなどはおらずまさに”烏合の衆”という言葉通りであることなど細かく語られている。

道具を使うことや経験から食物のあるなしを判断すること、賞味期限を考慮した上でえさを保存しておくことなど、カラスは頭のいい動物であると分かり興味深い。



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味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉 ちくま文庫
味方をふやす技術―[よのなか]の歩き方〈3〉   ちくま文庫
藤原 和博
筑摩書房 2002-01

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常識の束縛から逃れること、うわべだけの付き合いをやめること、自由な発想をすることなどが書かれており中谷彰宏の本の内容に近い。

さほど感銘は受けなかった。



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