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日本人のためのイスラム原論
日本人のためのイスラム原論
小室 直樹
集英社インターナショナル 2002-03

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イスラム教理解のために書かれた比較宗教論。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が旧約聖書をもとに生まれた一神教という点では共通するということは知っていたが、行動規範に対する考え方がそれぞれ違うということが書かれており、そうした視点、特にキリスト教にこれはという行動規範がない(少なくとも経典に書かれていない)ということに少し驚いた。
日本でイスラムが広まらないのはイスラムにつきものの規範が受け入れられにくいためらしい。

また、サラセン帝国やオスマントルコなど中世におけるイスラム世界の隆盛ぶりと、イスラム教が近代資本主義といかに相性が悪いかといった点も述べられておりイスラムへの理解が進んだような気がする。

語り口が偉そうで気に入らない部分もあるが、読みやすいのは読みやすいので入門的に読む分にはいいと思う。




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