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買収者(アクワイアラー) (幻冬舎文庫)
買収者(アクワイアラー) (幻冬舎文庫)
牛島 信
幻冬舎 2003-04

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敵対的買収(TOB)を法律の面を中心に描いた小説。

弁護士の大木は企業グループの総帥から、もと先輩で仲違いをした企業家から妻を奪うために社会的に葬り去りたいと相談を受ける。これに対して大木は株主代表訴訟から株式公開買付といった手段を使って敵対的買収を仕掛けることになる。
当然相手側の企業家も外資ファンドをホワイトナイトとして第三者割当をすることで対抗するなど白熱したやり取りが展開される。

現在となっては少し前にライブドアのニッポン放送買収をめぐるドタバタがあったりしたのでさほど目新しくないが、本書が書かれた当時はTOBやホワイトナイトといった言葉が一般に知られていなかったことを考えると先見性は高いと思う。

小説としての完成度はそれほどではないが、企業における法律がらみのやりとりがいかにタフなものであるか、潤沢な資産があれば合法的な攻撃ができるかといった点を知ることが出来るのが面白い。



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