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臥竜の天―長編歴史小説 (下)
臥竜の天―長編歴史小説 (下)
火坂 雅志
祥伝社 2007-11

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伊達政宗を描いた歴史小説の下巻。

豊臣から徳川へと代わりつつある時代の中でも政宗は野望を捨てておらず、豊臣秀次へ接近したり、関ヶ原のどさくさにまぎれて領土拡大を図ったり、スペインの後援を得て松平忠輝(家康の息子)を立てての天下取りを狙うなどあくなき行動を続ける。

当然やりすぎると討伐されるリスクは高いが、引き際を心得た進退と何をしでかすか分からないという恐怖を相手に与える事でしぶとく生き続ける。

火坂長編ではいまいちの方だが、エンターテイメントのツボを押さえた書き方は健在のようだ。
もっとも面白かったシーンは、重臣の小十郎の息子がピンチに陥り、やられかけたところを出奔していた成実が救うというところで脚色しすぎだがかっこよかった。



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