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神の血脈
神の血脈伊藤 致雄
角川春樹事務所 2005-12

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小松左京賞を受賞した伝奇SF小説。

ストーリーは5000年前に地球へ来た異星人(?)の残した知性体と、彼らに見込まれた乾一族が日本の開国にあたり活躍するというもの。

乾家の当主になった風之介はカラスに身をやつした知性体のヨサムから黒船が来る事が近い事を知らされ、老中の阿部正弘や若き日の勝海舟といった幕末のキーマンに会い今後取るべき方策についてアドバイスを行っていく。

さらにヨサムやその仲間のジュジュの力を借りてペリー提督にも会い、交渉を通じて日本と欧米列強の出会いが悲劇的なものとならないよう陰で尽力する。

ストーリー自体は淡々と進むが、乾一族の先祖とヨサムたちの出会いから幕末に当主たちとヨサムやジュジュのやりとりなど舞台設定が面白い。
系統的には半村良に近い作品で、この著者の作品には注目していこうと思う。



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