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失われた原始キリスト教徒「秦氏」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
失われた原始キリスト教徒「秦氏」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
飛鳥 昭雄
学習研究社 1995-06

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少々トンデモ本気味な体裁の、秦氏について論考している本。

平安京遷都の影に山背派として秦氏の力が大きかったことを導入部として、古代日本に大きな影響を与えたと思われる秦氏の素性を考察することになる。その中で秦の始皇帝の子孫からチベット人、ユダヤ人景教徒などの説を取り上げては反証を以て切り捨てていくことを繰り返し、ついにユダヤ人の原始キリスト教徒だったのではないかと主張している。

その上で秦氏に縁の深い太秦(うずまさ)や大酒神社、八幡宮などの地名や神社の由来についても古代ユダヤ人の使っていたアラル語やヘブライ語との関わりから考察を試みている。

信憑性についてはひとまず置いといて、ユダヤ教とキリスト教の関係やユダヤ人についての誤解、古代ローマ時代のパレスチナ情勢などについて色々書かれていてなかなか興味深い。

特に、ケストナーという科学者が白人タイプのユダヤ人は中世にウクライナあたりにあったハザール汗国の遺民がユダヤ教徒としてヨーロッパに散らばったものであり、古代にパレスチナに住んでいたユダヤ民族とは関係がないということを論じていることについてはかなり衝撃を受けた。



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