fc2ブログ
読んだ本の感想をつづったブログです。


スポンサーサイト




光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
恩田 陸
集英社 2000-09

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)
ネバーランド (集英社文庫)
月の裏側 (幻冬舎文庫)
ねじの回転―February moment (上) (集英社文庫)
ねじの回転―February moment (下) (集英社文庫)

何事も忘れない記憶力や予知能力、空を飛ぶ能力といった超能力を持ち、それでいて権力からは離れてひっそりと暮らしている”常野”(とこの)の人々を描いた連作。
サブタイトルからは柳田國男の『遠野物語』や、日本神話でスクナヒコナが帰った常世国(とこよのくに)を連想させられる。

記憶を”しまえる”春田家の人々や長命なツル先生、未来を予知できる美耶子など穏やかで優しい人々が登場し、あたたかさともの哀しさが基調として流れている。

シチュエーションとしては 『神の血脈』 『産霊山秘録』 に似ているが、これらとは違って日常的な感じの中で物語が展開し、雰囲気のよさが印象に残る。


にほんブログ村 本ブログへ