読んだ本の感想をつづったブログです。


新宿熱風どかどか団 (新潮文庫)
新宿熱風どかどか団 (新潮文庫)椎名 誠

新潮社 2005-10
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『哀愁の街に霧が降るのだ』、『新橋烏森口青春篇』、『銀座のカラス』、『本の雑誌血風録』に続く椎名誠とその仲間たちの行状を描いた私小説。

前作で本の雑誌を発行して、やがて本の雑誌社は正式に株式会社となる。ただし椎名はストアーズ社の取締役のまま本業以外での活動が多い事で上役との軋轢が増えたことなどから、ストアーズ社をやめることになる。

その過程で本シリーズの第1作になる『哀愁の街に霧が降るのだ』の執筆にとりかかろうとするが、なかなか書けず初めてのホテルでのカンヅメを体験したり、旅行や取材など体験型のルポも多く書くようになるなど初期の作家・椎名誠の活躍を見ることができる。

もちろん沢野や目黒、木村といった仲間たちも登場し、本書ではイラストの締め切りを守れずに逃亡する沢野のあやしい行動が目立ち、当事者たちは大変だろうが読む側からすると面白かった。また、後に人気作家となる群ようこも本の雑誌社の第1号社員として配本担当の学生たちをまとめていたり、後に編集者となり女優の本上まなみと結婚する沢田康彦も少し登場する。

個性豊かでエネルギッシュな人々が多く登場して面白かった。


哀愁の町に霧が降るのだ
「哀愁の町に霧が降るのだ」
 著者:椎名 誠
 出版:三五館
 発売日:1994-01
 価格:¥ 2,548
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レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
本田 直之 (著)
幻冬舎 2007-05

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レバレッジ・オーガナイザー ─自分にレバレッジをかけ、無限大の成果を生み出す実践手帳─


『レバレッジ・リーディング』の続編ともいえる本で、時間の効率的な使い方について書かれている。

単に作業を早くするよりも、作業を簡単にこなせるような仕組みづくりに力点が置かれており、以下のようなことが述べられていて参考になる。
  • 目標から逆算してスケジュールを立てる
  • スケジュールは月単位で把握できるよう、カレンダー型のスケジュール管理媒体を使用する
  • タスクリストを作り、うっかりを減らして落ち着いて仕事に集中できるようにする
  • 早起きの習慣をつける(早寝はそれについてくる)
  • 休日に寝だめをしない
  • 1日の大まかな時間割を作り、面倒なルーティンワークを規則的にこなせるようにする

計画を立てたり1日を規則正しく過ごすことはできていなかったが、使っている手帳は5年くらいカレンダー式のものを使っており、職場の机にもカレンダー式のスケジュール表をおいて使っているのでいくらかは実践していたのに気づき、ちょっとだけいい気になった。

できるものとできないものがあるが、まずは休日に寝だめしないこと(これをやって体調を崩すことがしばしばあるので納得)、タスクの一覧やチェックリストを作って見直しをすることなどできそうなことをいくつかやってみようと思った。


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レバレッジ・リーディング
レバレッジ・リーディング本田 直之
東洋経済新報社 2006-12-01

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世間でかなり売れまくっている読書論。読書を戦略的にビジネスに生かすという観点からの読書法が書かれている。

具体的な方法はざっと以下のような感じと認識している。
・考えが偏らないよう多読する
・目的を持って、要点のみ吸収するつもりで読む
・ポイントは抜き出し、後で繰り返し参照可能にする
・何より大事なところとして、読んで得たものを実践して生きたものにする

”本に書き込みや折り目をつけてポイントが分かるようにする”というのと”いらなくなった本は捨てる”というあたりは性分としてできないが、それ以外はかなり納得できる内容である。
たくさん本を読んで多くのものを得たいというモチベーションを得ることができるのがいい。

このブログにて読んだ本の感想を書いているのも多少なりとも内容を思い出せたら・・・ということが理由の1つとしてあるので、少しくらいは実践できているかと思っている。

平易な表現で心に響くような書かれ方をしており、2時間程度で読み終えることができた。
”本を読む時間がない”のではなく、”本を読まないから時間がない”(効率的なやり方を知らないから仕事に時間がかかる)・・・味わい深い言葉だ。


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狐狸庵 歴史の夜話 (PHP文庫)狐狸庵 歴史の夜話 (PHP文庫)
(1995/12)
遠藤 周作

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遠藤周作による、主に戦国時代あたりの人物や廃虚について語っているエッセイ。キリスト教関連の著作が多いだけあって支倉常長や細川ガラシヤといったキリシタンに入信したものやキリスト教に比較的寛大だった信長について多く触れられている。

戦国時代多く出たキリシタン大名たちは秀吉によってキリスト教を捨てることを命じられたが、以下の三者がそれぞれ対比して描かれているのが興味深かった。
・元々それほど熱心ではなく、スパッと信仰を捨てたと見られる蒲生氏郷
・領土を捨て、追放されてもあくまで信仰を貫いた高山右近
・一度は信仰を捨てたが、あきらめきれずこっそりキリシタンをかくまった小西行長

また、守っていた城が落ちて逃げる途中で見苦しい最後を遂げたと思われる人物の人間臭さに共感したり、キリシタン信仰を守るか捨てるかで苦悩した人々に思いをはせるなど著者らしい感じが良く出ている。
また、蒲生氏郷は実は忠実なだけの二流どまりの武将だったのではないかとか、細川ガラシヤは立派だが近くにいてほしくない苦手な女性としているなど通常歴史学者が言わないようなことを述べているのが面白い。

平易な文章で書かれており、ちょっと気晴らしに読むのに向いていると思う。

[著者の歴史に関する作品]

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知の起源―文明はシリウスから来た
知の起源―文明はシリウスから来た
ロバート テンプル (著), 並木 伸一郎 (翻訳)

角川春樹事務所 1998-06
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図書館で科学のところに置いてあるにも関わらず、トンデモ本っぽいサブタイトルが面白そうだったので借りてみた。

内容としてはアフリカのある部族の伝承やエジプト、シュメール、ギリシアといった古代文明にまつわる神話などから、人類の文明はシリウス星系から訪れた魚人タイプの宇宙人によりもたらされたのではないかと論じているもの。

序章や1章でエジプトのスフィンクスは実はライオンの体ではなく犬の姿をしたアヌビス神で、以前は頭を除いて人造湖に漬かっていたのではないかとしていたり、アフリカのドゴン族の伝承にあるノンモと呼ばれる神だか宇宙人だかの図柄が出てきてかなり引き込まれた。

しかしその後の章では神話や伝承からの仮説が延々と続き、とてもではないが読むのがつらくなって流し読みになってしまったのは残念。期待はずれだった。

科学や人類学の本としてはこじ付けが多く、さりとてトンデモ本としてはエンターテイメント性が足りない感じで中途半端な印象を受けた。絶版になっているのもやむなしだろう。


世界の謎と驚異

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