読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2008/12/31『ワールド・オブ・ライズ』
2008/12/30『「人たらし」のブラック謝罪術』
2008/12/29『荀子 (中公クラシックス)』
2008/12/28『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』
2008/12/27『アフィリエイトで儲ける100の裏技』
2008/12/26『生物と無生物のあいだ』
2008/12/25『アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ』
2008/12/24『一晩で学ぶSQL』
2008/12/23『室町戦国史紀行』
2008/12/22『人とお金が集まるブログ作りの秘伝書 (とっておきの秘技)』
2008/12/21『アメリカ素描』
2008/12/20『<イラスト図解>工場のしくみ』
2008/12/19『これも経済学だ!』
2008/12/18『通勤大学 MBAの授業〈2〉クリティカルシンキング』
2008/12/17『悪の行動学』
2008/12/16『考える技術・書く技術 続』
2008/12/15『生物と無生物の間-ウイルスの話』
2008/12/14『リンクシェア・ジャパン公認 本気で稼ぐアフィリエイト』
2008/12/13『古城の風景5 北条の城』
2008/12/12『SEを極める50の鉄則』
2008/12/11『3分でわかるラテラル・シンキングの基本』
2008/12/10『古城の風景4 徳川の城・今川の城』
2008/12/09 『速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術』
2008/12/08『古城の風景 2 松平の城』
2008/12/07『「超」効率HACKS!』
2008/12/06『古城の風景 1 菅沼の城・奥平の城』
2008/12/05『考える技術・書く技術』
2008/12/04 『1分間でわかる「菜根譚」』
2008/12/03『ブログの海から情報収集する秘伝書』
2008/12/02『風は山河より(一~五)』
2008/12/01『「今のロシア」がわかる本』


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昨日、ワールド・オブ・ライズを観に行った。
レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが主演を務める、CIAのエージェントがイスラム原理主義者のテロ組織と戦う謀略ものである。

CIAエージェントのフェリス(ディカプリオ)は上司のホフマン(クロウ)の指示でテロリストのアル・サリームの拘束を目的としてイラクやヨルダンで諜報活動を開始する。テロ組織は盗聴や監視対策として携帯電話やメールによる連絡を行わずに旧来の連絡手段のみでテロを成功させており、各国の情報局は翻弄されていた。

現地にはヨルダン政府の情報局もあり、長官のハニ(マーク・ストロング)と接触を図り協力して作戦を行おうとする。
しかし監視衛星などハイテク機器を駆使してアメリカから指示を出すホフマンはハニを完全に信用しておらず、フェリスにも連絡なしに裏工作を行おうとするなど三者の足並みが揃わずになかなか成果をあげることができない。

その後フェリスとホフマンは偽の新テロ組織をでっち上げてアル・サリームを罠にかけるべく作戦を開始するが・・・というストーリーで、これ以上はネタばれになるので触れない。

かなり現実にありそうなシチュエーションと組織間や現場との確執、インテリジェンスのやり合いなどが出てきて思っていたよりも面白かった。
特に、情報局長官というよりはマフィアのボスにも見えるハニがいかにもキレ者で渋く、かなりいい味を出していた。
また、ホフマンはキッシンジャー・元米国務長官にしか見えなかった・・・

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「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法
「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法
内藤 誼人
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タイトルや表紙から推察できるように、真面目に謝罪して誠意を伝えようとするものではなく、テクニックで相手の怒りを和らげるか未然に防ぐかするといった方法を語っている本。
著者は心理学者で、謝罪に限らず人間関係のトラブルを防いで仕事を円滑に進めるための方法があれこれ書かれていて面白い。

すぐに使えそうなもの、相手や状況によっては逆効果になりそうなものなどさまざまだが、外国の心理学者のデータなどで説を補強してあって説得力があるように感じてしまう。
一見テクニックでうまく世渡りする方法のようにも取れるが、じっくり読むと広い意味で相手の立場に立って物事を進めるという視点で書かれたものだということが分かってくる。

それはそうと、体にカフェインが回った相手は説得されやすいとあるが、仕事中によくコーヒーを飲む私って一体・・・



[本書の文庫版]
「人たらし」のブラック謝罪術 下手に出ながら相手の心をつかむ方法 (だいわ文庫)
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 著者:内藤 誼人
 出版:大和書房
 発売日:2009-02-11
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荀子 (中公クラシックス)
荀子 (中公クラシックス)
沢田 多喜男 小野 四平
中央公論新社 2001-05

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荘子〈1〉 (中公クラシックス)
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荀子 (中国の思想)

性悪説で知られる荀子の抄訳本。
以前『中国の思想 荀子』を図書館で借りてなかなか興味深いと感じたものの、サイズが大きいのと少々高かったため中公クラシックス版の本書を購入した。
訳者が異なるので取り上げられた箇所も多少異なるが、読むのは2回目なので前回よりも深く読むことができた。

孟子の性善説を非難して人の本性は悪だとする性悪説を唱えているが、これは人が後天的に変わりうることを示しているので、善と悪のどちらにウエイトを置くかの違いだけだと思っている。
その性悪説の立場に立った上で荀子は学問を続けていくことの重要性を説いているが、孔子の場合は学ぶことと考えることのバランスを述べているのに対して荀子の場合は学ぶこと一辺倒と解説にあり、詰め込み教育の元祖のように見えて面白かった。

また、礼の重要性を主張するのは儒教なので当然だが、古代の理想的な君主の礼を引っ張り出してあれこれ言うのではなく近い時代の礼を用いるべきとしていたり、古代の君主の交代にあたってなされたとされる禅譲なんてありえないと言っていたりと、後世に崇められた孔孟の思想と明らかに反するようなことを主張しており、このあたりが儒教で異端視されたところなのだろう。
読んだ限りにおいては荀子の方が合理的なことを言っているように思えるのだが・・・

「富国篇」では墨子の節倹主義を非難して音楽や褒賞制度の必要性を説いているが、これは緊縮財政一本槍の財政政策では景気浮揚が期待できず、公共投資(昔であれば君主の威厳を増すための支出)などで需要を作り出す方法を論じたケインズ政策に通じるものがあり、インセンティブがなければ経済はうまく回らないことが分かっていると感じた。

中国古代思想の総合者と言われることや、一時期は楚の地方長官を務めるなど行政経験があることなどから見ても、時代的な背景からするとかなり合理的な思想の持ち主だったと思わされる。
現代に当てはめて応用できそうなところも多い。


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ビジネス書を選ぶところから読み方、さらに読んだ内容の活用方法や読書会の方法まで踏み込んで書かれている本。
著者はコンサルタントで、人気メルマガ『ビジネス選書&サマリー』の発行人とのこと。

このところ読書術のたぐいの本を数冊読んできたので重複するところも多いが、特徴としては選書に力を入れているところと、著者にビジネスを持ちかけたり勉強会を開くなど他人を巻き込んだ形での本の活かし方を説いている点である。

特に、選書の部分では他の本だとはじめに、目次、あとがきの3点で話が終わることも多いが、本書では表紙のデザイン体裁、文字数などにも着目しているのはなるほどと思った。
著者の言いたいことは大体1章と2章に書かれているともあり、参考にしたい。

また、どんな本からも学ぼうとするどん欲な姿勢のすすめや、類書を読んでより広範囲な知識を得るということも書かれていて、多少なりとも実践していきたい。



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