fc2ブログ
読んだ本の感想をつづったブログです。


「太陽系」の地図帳
「太陽系」の地図帳縣 秀彦
青春出版社 2008-04-26

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
新常識がまるごとわかる!「宇宙」の地図帳
世界で一番ふしぎな「人体」の地図帳
世界で一番すごい地図帳
世界で一番おもしろい 鉄道の雑学
世界で一番おもしろい<交通>地図帳

太陽系については2006年に冥王星が惑星の定義から外れたことや、昨年にそれに代わる第9惑星が存在する可能性が高いことが発表されたことなどが記憶に新しいが、このところ新発見が相次いでいるようである。
本書はこうした新発見をはじめとして、太陽系、太陽、惑星、これからの宇宙探査の見通しという枠組みから、現在分かっている事柄を整理し解説している。

昨年の出版だが、今年が国際天文年(ガリレオが初めて自作の望遠鏡で天体観測を行ってから400周年)ということで、表紙の左下にそのロゴがついている。
1項目あたり見開き2ページの構成となっていて、どこからでも読めて分かりやすい。

太陽についてや他の本で読んだ謎の第9惑星の話も良かったが、普段存在を知ってはいても意識することの少ない太陽系の各惑星やその衛星、また小惑星などの天体については項目ごとにその特徴が丁寧に解説されていて、理解が深まって興味深いものがあった。
コンビニなどでも販売されているチープな体裁だが、内容は価格以上のものがあったと思う。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト