読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2009/09/29『地下の活用がよくわかる事典』
2009/09/28 九州国立博物館に「国宝 阿修羅展」を観に行った
2009/09/27『レバレッジ勉強法』
2009/09/26『わかもとの知恵』
2009/09/25『本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇』
2009/09/24 『ガンダムの常識 モビルスーツ大全 Z&ZZ&逆シャア編』
2009/09/23『殿様と鼠小僧 松浦静山『甲子夜話』の世界 (講談社学術文庫)』
2009/09/22『リーマン恐慌-元リーマン幹部が語る、マネー崩壊後のゆくえ』
2009/09/21『アフィリエイトの神様が教える儲けの鉄則50』
2009/09/20『佐々木道誉―南北朝の内乱と「ばさら」の美』
2009/09/19『成功する『5シクミ』の法則』
2009/09/18『千変万化に描く北斎の冨嶽三十六景』
2009/09/17『ヤフオクでもっと儲ける100のルール[達人編]』
2009/09/16『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学』
2009/09/15『アンダーグラウンド―都市の地下はどうつくられているか』
2009/09/14『仕事力・マネー力・運気力がアップする すごい読書!』
2009/09/13『イスラムマネーの奔流 日本に押し寄せる1000兆円の津波』
2009/09/12『たった15分の早起きが夢をかなえる 頭のいい朝の習慣術』
2009/09/11『超円高社会 日本が変わる』
2009/09/10『利休にたずねよ』
2009/09/09『はるかなる旅路―宇宙船スロッピイ号の冒険』
2009/09/08『あなたはコンピュータを理解していますか? 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる!』
2009/09/07『ジャーナリズム崩壊』
2009/09/06『新・ワードを捨ててエディタを使おう』
2009/09/05『ジパング再来 大恐慌に一人勝ちする日本』
2009/09/04『智略の人間学―中国古典を現代に生かす』
2009/09/03『セレンディピティの時代―偶然の幸運に出会う方法』
2009/09/02『荀子考』
2009/09/01『中東 危機の震源を読む (新潮選書)』


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地下の活用がよくわかる事典地下の活用がよくわかる事典

青山 やすし
PHP研究所 2008-08-19

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都市政策を専門の一つとする元東京都副知事による、地下活用の事例を子供向けに書き下ろした大判の事典。

子供向けの言葉遣いはともかく、内容は大人が読んでも興味深いものとなっているあたり、『アンダーグラウンド―都市の地下はどうつくられているか』に近い。
また、事例の出し方は『地下・地下・地下!』と重なるものも多く、専門家が真面目に書いたことが感じられる。

具体的には以下のような事例が書かれており、知っていたものもそうでないものもあるが関心を持って読むことができる。
  • 墓地不足の打開策として建材用に石を切り出した穴を利用した、フランスのパリに近い地下墓地のカタコンベ
  • イランやアフガニスタンなどの乾燥地帯で利用される地下水路のカナート
  • トルコで隠れキリシタンが住んでいた地下都市であるカッパドキア
  • 地下鉄の路線は駅が高く途中が低い緩やかな傾斜となっており、スピード調節しやすくしている
  • 洪水時に水を一時留めておくために埼玉の地下に造られた巨大な地下河川である、首都圏外部放水路
  • 地下深くに建造され、2つのダムの高低差を活かして発電を行う東京電力神流川発電所。タービン6基全てが完成すると、原発並みの発電量となるらしい
  • 岐阜県飛騨市の神岡鉱山跡に建造されている、ニュートリノを観測するスーパーカミオカンデ
  • スペイン・アンダルシア地方にある山の斜面を掘って造られたクエバスや、中国北部に広い範囲で多くの人々が暮らすヤオトンなどの地下住居
  • 日本の各地にある地熱発電所
  • 書庫の大半が地下で、B8Fまである国立国会図書館新館
  • 渋滞緩和を目的に建造されている池袋-渋谷間の地下高速道

関心があるので地下利用の事例を紹介している本が他にないか探しているが、絶版になっていたりして意外と見つからない。
工場マニアのように地下マニアも多くて需要もあると思うので、こうしたテーマで単行本や新書が出ればそれなりに売れると思うのだが。

[著者の他の作品]

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前々から気になっていた太宰府市の九州国立博物館で奈良・興福寺の阿修羅像を展示している「国宝 阿修羅展」に、最終日である昨日行った。
これまで写真や画像では観ているが、九州で見られる機会は当分訪れないこともあって実物も観ておこうということで。

この展示はかなりの人気で混雑することを聞いていたため、開場である9:30よりも30分以上前に大宰府に到着して行列に加わった。
行列の見込み時間が120分ということで想定内だったが、思ったよりも行列が進み10時過ぎくらいに入場することができた。おそらくシルバーウイーク中はもっと混雑していたのだと思う。

入場者のほとんどが目指している阿修羅像は展示の中ほどにあり、しばらく観る→係員の指示で時計回りに90度くらい移動する→しばらく観る、というちょっと変わった形の見せ方でうまくさばいていた。
実際に見る阿修羅像は思っていた以上にほっそりとしていて、照明の魅せ方もあるのだろうが神秘的でうまく表現できないが独特の存在感が印象に残り、観て良かった。

また、別の場所には製作されたばかりの時期を推定・復元した鮮やかな赤と緑で塗られた阿修羅像のレプリカも置かれており、以前読んだ『日本の国宝、最初はこんな色だった』の内容を思い出して楽しむことができた。

今回の展示では奈良・興福寺に収蔵されているものが他にも数々あり、中でも『日本の国宝、最初はこんな色だった』でデジタル復元の題材として扱われた四天王像も初めて観ることができたのは、阿修羅像以外何が展示されているのか調べていなかったこともあって、うれしい驚きとなった。

他にも長崎・興福寺の韋駄天像も別の場所に展示されており、金箔で飾られた華麗な甲冑を身にまとった姿やバランスの良いプロポーションはかっこよく、これを観ることができたのも大きな収穫だった。
韋駄天の役柄としては、仏教版のヘルメスにあたるだろうか?

これまで仏像展を見た記憶がなく、今回強い印象を受けた。
別途こうした展示があれば、また観に行きたい。

[阿修羅像関連の作品]

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レバレッジ勉強法
レバレッジ勉強法本田 直之 (著)
大和書房 2007-09-25

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レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
レバレッジ・リーディング
レバレッジ人脈術
レバレッジ英語勉強法


これまで『レバレッジ時間術』および『レバレッジ・リーディング』を読み、どちらにも影響を受けた本田直之氏による、社会人としてなりたい自分になるべく行う勉強の仕方を論じている本。
今のところ資格を取るための勉強はしていないため手を出さなかったが、近所の古本屋で100円で販売されていたので購入した。

資格試験や語学の学習は今のところあまりやる気はないので軽く読み流したが、それ以外のビジネスマンとしての勉強について、以下のようなことが書かれていて参考になる。
  • 学ぶことの1つのポイントとして、”勉強するのは嫌だが、知らないともっと損をしないか”という視点を持つ
  • レバレッジが効く分野は、語学・金融・ITの3つ
  • 家計簿をつけるのが、ローリスクハイリターンな勉強(やってないので耳が痛い)
  • まずはマニュアル人間になってみる
  • やる気のない日は「作業興奮」(いわゆる空元気というか惰性の力)を利用する
  • アクティブに学ぶ。雑誌も通読ではなく必要なところ、関心あるところだけを読む。

また、本書の中で最も印象に残ったというか関心を持ったのは、フロー情報を得るための情報源として、月刊経営予測エイジという月刊誌が紹介されているところである。
これはビジネス情報誌や日経以外の経済紙などのさまざまな情報源から分かりやすくて具体的な記事を50程度、1記事当たり1~2ページに要約した情報誌ということで、経営者でなくとも多くの情報が得られる優れた媒体のように感じた。

月刊経営予測エイジ

出版社: 予測エイジ社
発売日:毎月15日





ただし書店では販売されておらず、年間購読で1冊当たり2,000円程度になるので、これを高いと見るかどうか。けっこう真剣に購読を検討している。

[本書内で引用されていた本]
外資ファンド 利回り20%超のからくり
「外資ファンド 利回り20%超のからくり」
 著者:北村 慶
 出版:PHP研究所
 発売日:2005-09
 価格:¥ 1,365
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わかもとの知恵
わかもとの知恵筒井 康隆 (著), きたやま ようこ (イラスト)
金の星社 2001-07-15

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大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))
ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集 (新潮文庫)
クレヨンしんちゃんのまんが都道府県おもしろブック (クレヨンしんちゃんなんでも百科シリーズ)
ひとつの装置―ショートショート傑作選〈2〉 (講談社青い鳥文庫)
おーいでてこーい―ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)


SF作家の筒井康隆による、子供向けだが大人でも十分通用するお役立ち雑学読本。
本書は著者が子供の頃に読んで役立ったという、錠剤わかもと(現在の強力わかもと)の付録として作られた『重宝秘訣絵本』という冊子をもとにして、その他の本や著者の体験からの知恵などを加えて編集している。

編集方針としては、
  • 子どもに役立つ知恵
  • おどろきのある知恵
  • なるほどと思わせ、納得させる知恵
の3つを留意していると前書きに書かれており、
  1. 健康編の知恵
  2. 食べもの・飲みもの編の知恵
  3. 身のまわり編の知恵
  4. 屋外編の知恵
  5. つきあい編の知恵
  6. 遊び・勉強編の知恵
の6章に分けて実用的な知恵が絵本作家のきたやまようこのイラストとともに紹介されている。

いくつか挙げると、
  • あくびを止める → 上唇をなめる
  • 風邪を引きにくくする → ひざから下に冷水をかける
  • 庭の雑草を始末する → 熱湯をかける
  • 坂道や階段を楽に上がる → ジグザグに上がる
  • 街で電車賃をせびられた場合の対処 → 交番で借りることを勧め、案内までする
  • 犬にほえられる → 深呼吸をする
といったもので、確かに上記の3条件を満たすことが分かってくる。

中には”風邪を引いた場合は体を温めて汗をかく”など、意見の分かれるものも少しはあるが。
(先日たまたま観たテレビ番組TBS「バラエティーニュース キミハ・ブレイク」では最近は特にそのようなことをしないのが主流と言っていた)

他にも筒井氏ときたやま氏によるトリビアあり笑いありの対談や、編集スタッフやその協力者から構成される<おためし隊>による体を張った「おためしレポート」なども収録され、これらも楽しむことができる。

経験に基づくと思われる知恵を甘く見てはいけないことが実感され、面白くためになった。

[本書の企画が生まれるきっかけとなった、朝日新聞連載のトークエッセー]
笑犬楼の知恵 筒井康隆トークエッセー
「笑犬楼の知恵 筒井康隆トークエッセー」
 著者:筒井 康隆
 出版:金の星社
 発売日:2002-06-29
 価格:¥ 1,050
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