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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2009/11/29『「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器』
2009/11/28『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 3 罰 + 松本チーム絶対笑ってはいけない温泉旅館の旅 !』
2009/11/27 『イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました』
2009/11/26『小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編』
2009/11/25『わしらは怪しい雑魚釣り隊』
2009/11/24 福岡県立美術館に「大原美術館コレクション展」を観に行った
2009/11/23 『「やりたいこと」がわからない人たちへ』
2009/11/22『本当にヤバイ!欧州経済』
2009/11/21『野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス』
2009/11/20『言いにくいことを「サラリ」と言う技術』
2009/11/19 『WindowsDOSプロンプト ポケットリファレンス』
2009/11/18『河鍋暁斎 暁斎百鬼画談』
2009/11/17『「自分の考え」整理法―頭を軽快にする実践哲学講座』
2009/11/16『冥王計画ゼオライマー 完全版 (リュウコミックス)』
2009/11/15『マスゴミ崩壊-さらばレガシーメディア』
2009/11/14『竹田和平の強運学―日本一の投資家が明かす成功への7つの黄金則』
2009/11/13『爆笑問題のニッポンの教養 タイムマシンは宇宙の扉を開く 宇宙物理学』
2009/11/12『啄木・ローマ字日記』
2009/11/11『断る力』
2009/11/10 『広重ベスト百景 (赤瀬川原平の名画探険)』
2009/11/09『かつどん協議会』
2009/11/08『アフィリエイトでコレだけ!技 BEST100』
2009/11/07『爆笑問題の日本史原論 偉人編』
2009/11/06『超簡単 お金の運用術』
2009/11/05『もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品』
2009/11/04『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!』
2009/11/03『花のタネは真夏に播くな-日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学』
2009/11/02『石川くん』
2009/11/01『「世界地図」の意外な読み方―ニュースの本音が見えてくる!』



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「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)
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伊東 明 (著)
光文社 2003-05

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「心理戦」で絶対に負けない本 実践編―説得する・支配する・心を掴む


ここ2年くらいで著者をよく読んだ内藤誼人氏と共著を出してもいる心理学者による、相手の話の聞き方で人間関係をより良くする方法を論じている本。

構成としてはそれぞれのパターンについて、
  • NGケース
  •  ↓
  • 解説
  •  ↓
  • OKケース
という流れで具体的に論じているので分かりやすい。
特に、NGケースなど思い当たることがかなり多いのでギクッとする。

聞き方のポイントとして多く使用されているのが、
  • オープン・クエスチョン(比較的自由に答えられる質問)
  • クローズ・クエスチョン(イエス/ノーのような返答が想定される質問)
のケースバイケースの使い分けで、これに意識するだけでもかなり効果がありそうである。
また、相手の話への共感や理解(できなくてもすくなくともしたフリ)をすることの重視や、相手が話す気をなくすようなネガティブな返答をしてはいけないことも当然ながら述べられている。

照れでネガティブなことを言ってしまう癖を薄々自覚しているので、少しずつ意識して変えていきたいところである。

先日『言いにくいことを「サラリ」と言う技術』とともにブックオフで105円で販売されていたのを購入したが、これも想定よりも面白くて役立つ内容だった。




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ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 3 罰 + 松本チーム絶対笑ってはいけない温泉旅館の旅 ! 名作 & 傑作トーク集 [DVD]
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先日TSUTAYAの会員カードを更新に行き、ついでに借りてきたDVD。
この番組の絶対に笑ってはいけない罰ゲームはシリーズ化されて年末に放送されているが、本作が第1回目に当たる。

企画としては浜田VS松本チーム(松本・山崎・遠藤・田中)がボウリング対決をして松本チームが負けたことへの罰ゲームとして設定されている。
内容は4人が石和温泉のある温泉旅館に宿泊している間は笑ってはいけないルールで、笑うとお尻に吹き矢を刺されるというリアルに痛そうな罰が与えられる。

当然ながら旅館内には浜田およびスタッフたちが仕掛けた笑いの罠がこれでもかとはりめぐらされており、必死に笑いをこらえようとする松本たちも笑ってしまい続々と吹き矢の餌食となっていく。
ガースーのにせポスター、しょうもないリアクションをする外人、藤原氏が扮する女将のグダグダぶりなど、回を重ねるごとにボディーブローのように笑いが効いてきているのが伝わってきて見ている側としては笑い転げることができる。

罰を受ける4人も途中から他のメンバーを笑わせようという潰し合いを始めたり、それを試みようとした本人が真っ先に笑ってしまい罰を食らうなど、こちらの言動自体も面白い。
吹き矢はリアルにお尻に突き刺さっていて、かなり痛々しいが・・・

他にも数作のシリーズがDVDになっているので、それらも観て楽しみたい。



イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました
イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました
八木 虎造 (著)
小学館 2007-11-12

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タイトル通り、ひょんなきっかけからイタリアのパレルモでプロ野球選手としてプレーすることになったカメラマンによる体験記。

著者はこれまで働きづめで心身に変調をきたし、シチリア島パレルモで1年かそこらゆっくりするつもりが、環境に慣れなかったりホームシックにかかったりで引きこもりになってしまう。
その後たまたま観に行ったアテネ五輪での野球をきっかけとして以前から続けてきた草野球がやりたくなり、近くにチームを見つけ”野球がやりたい”と申し込んだところテストを受けてプレーすることになった。
徐々にチームメイトたちとも溶け込んで楽しくプレーできてシーズンが終わる頃、年俸を渡されてプロ野球選手になっていたことに気付いたという・・・

さすがに日本のプロ野球とは規模もやり方も異なり、他に本業のある野球好きな人が行っているという形だが、各地にチームがあってそれなりに試合が行われているということを知り結構驚く。

試合はホームアンドアウェイ方式で行われるが、
  • 遠征費が出せないなどの理由で、相手チームが来なくての不戦勝・不戦敗がしばしばある
  • フォアボールが多くて20点台のスコアはざらで、シーソーゲームが多い
  • 審判への抗議や乱闘が毎試合のように発生し、審判の判定も覆ったりする
など、なかなかすごい。

著者は外国人選手への規定(外国人はキャッチャーやショートができない)のために本来のキャッチャーではなくセカンドやサードとしてプレーすることになったり、乱闘を起こしてチームメイトからヤクザのニックネームをつけられたり、イチロー好きなスポンサーの要望で背番号を51にさせられてしまうなど、チームメイトや対戦相手との数々の面白いエピソードが語られていく。

また、ふとしたきっかけで地元のカメラマンとも友人になり、あちこちで体験した出来事も書かれていて充実した日々であると著者が感じていることがよく伝わってくる。

そして後日談として、イタリアでの野球体験に味を占めたような形になった著者はキューバやリトアニアなど、野球チームのある国を渡り歩くようになり、本当に野球が好きでこういう人生もあるということに好感が持てる。
前向きで明るい姿勢で書かれているのに元気付けられるような気がして、いい読後感だった。


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小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編 (講談社文庫)
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小泉 武夫 (著)
講談社 2007-05-15

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『発酵は錬金術である』などの著書のある発酵学の権威で、日本および世界各地のさまざまな食物を食べてきた小泉教授による、日本の食文化について、
  • 発酵
  • 調理
  • 食材
  • 調味
  • 保存・殺菌
  • 教え
の7項目68件を、日本発で未来に伝えるべき食の世界遺産として選び語っている本。

普段あまりに身近に感じている梅干、握り飯、カレールー、出汁、ワサビなどといったところから、各地の名物として知られるカラスミ、ホヤ、キリタンポ、フナのナレズシなど、そして知る人ぞ知るといった感じの珍味であるアケビのナレズシや碁石茶、灰汁巻きなど多種多彩なものを登録していく。

単においしいだけではなく健康に与える好影響や、その独特の製法などが具体的に書かれており、たゆまぬ研究・工夫で日本食を作り上げてきた先人たちの知恵が感じられて興味深い。





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