今月は10日に風邪をひいて熱が続いたり気持ちが落ち込んだりで、あまり投稿できませんでした・・・
体調も持ち直してきたしネタもたまってきたので、ぼちぼち投稿していきます。
体調も持ち直してきたしネタもたまってきたので、ぼちぼち投稿していきます。
日付 | 記事タイトル |
2010/01/28 | 『日本人の知らない日本語』 |
2010/01/25 | 『SDガンダム G GENERATION-NEO』 |
2010/01/23 | 『新宿遊牧民』 |
2010/01/18 | 『マグネシウム文明論』 |
2010/01/17 | 『カオスだもんね! 20 ありがとう編』 |
2010/01/07 | 『古城の風景6 北条水軍の城』 |
2010/01/06 | 『アタマにくる一言へのとっさの対応術』 |
2010/01/05 | 『宇宙世紀科学読本―スペース・コロニーとガンダムのできるまで』 |
2010/01/03 | 『夫婦で行くイスラムの国々』 |

日本人の知らない日本語 | |
![]() | 蛇蔵&海野凪子 (著) メディアファクトリー 2009-02-18 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫) かわいいころを過ぎたら 日本人なら知らないと恥ずかしい“難解漢字” (宝島SUGOI文庫) 天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫) 日本人の知らない日本語 |
国内で活躍する日本語教師による、生徒たちとのやり取りを4コマ漫画と日本語表現の解説で軽妙につづっているコミックエッセイ。
一見珍妙に感じられるやり取りから日本語表現の成り立ちが分かったり、普段間違った言葉遣いをしていることに気付かされたりと、笑ったりしながらも学ぶところがあり楽しく読むことができた。
平安時代にできた表現を当時のギャル語と例えてみたり、日中で漢字の意味が違う理由として中国の書物に書かれたものを推定で意味を当てはめたためということなどがそうした箇所であり、日本語が変化を続けてきた言葉であることがよく感じられた。
日本と海外の風習にまつわるやりとりも面白いところで、時代劇好きでサムライ言葉が抜けないスウェーデン人や細かな日本語表現に真剣になりすぎるように感じられる英国人、どうしても文章を詩的な表現で書いてしまう中国人など、生徒たちのキャラクターも愛嬌が感じられて好感が持てる。
こうした表現方法や風習の違いをあるものとして認め、戸惑いながらも懸命に生徒たちを教えていく凪子先生のユーモアや包容力のある人柄が感じられ、いい人なんだろうと想像している。
近々続編が発行されるので、ぜひこれも購入して読みたいと思う。
[仲里依沙が主演を務める、本書のドラマ版]

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ガンダムシリーズの各作品が登場するシミュレーションゲームで、数年前に購入したが操作がやりづらそうだったのでほったらかしていた。
少し前にふと思いついて遊びだし、1ヶ月くらいでクリアした。
操作に戸惑っていたのは、これまで何作かやっていたスーパーロボット大戦の感覚が残っていて、勝手が違うことに慣れるのに少し時間がかかったからである。
内容としては、エゥーゴがリガ・ミリティアと協力してティターンズ、アクシズ(ネオ・ジオン)、OZ、ザンスカール帝国などの勢力と戦いを繰り広げるというオリジナルストーリーが展開されるというもので、各勢力が合従連衡するあたりなどはわりとうまくまとめてあるように感じた。
メインで扱われる作品(Z、ZZ、V、Wなど)に登場するパイロットやモビルスーツの他にも、G、X、ターンA、ガンダムセンチネルにプラモ狂四郎など少々マイナーな作品に登場するそれらが扱われているのもいい。
(当時存在して全く扱われていない作品は、閃光のハサウェイやブルーデスティニーくらいのようだった)
このシリーズの特色であるモビルスーツの設計や開発も、この記事の下に載せたコンプリートガイドを見ながらちょこちょこやってみたりして、やりこみ要素もある。
1回のプレイではサザビーやナイチンゲール、V2アサルトバスターのようなトップレベルのユニットを開発できなかったので、もう1度やってみるつもりである。
分量としては25ステージという比較的コンパクトな構成で、一部のスパロボシリーズのように長さにより途中で挫折しかねないほどではないので、気軽に楽しむことができた。
このシリーズには続編としてSEEDやスピリッツなども発売されているので、いずれ遊ぶかもしれない。
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新宿遊牧民 | |
![]() | 椎名 誠 (著) 講談社 2009-10 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 帰ってきちゃった発作的座談会 本日7時居酒屋集合! ナマコのからえばり 2 続 怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇 続 大きな約束 ホルモン焼きの丸かじり (丸かじりシリーズ) |
『哀愁の街に霧が降るのだ』、『新橋烏森口青春篇』、『銀座のカラス』、『本の雑誌血風録』や『新宿熱風どかどか団』など、椎名誠とその仲間たちの行動を描く私小説の続きで、小川いっぱい小説と名づけている。
時代としては作家デビュー後から最近にいたる比較的長いスパンで、あやしい探検隊でのキャンプや国内やモンゴルでの映画制作、太田トクヤ氏の経営する居酒屋での仲間たちとのやり取りなど、椎名とゆかいな仲間たちの活動が描かれていてぐいぐい読み進んでいくことができる。
椎名と組んで数々のイベントを成功させてきた広告代理店の社員で後に会長まで登りつめる岩切氏や仲間たちの集まる居酒屋を経営する太田氏、そして最近出版された『わしらは怪しい雑魚釣り隊』や『続 怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇』に登場する西沢氏や名嘉元氏、ヒロシ氏や海仁氏などのメンバーについてもその出会いやこれまでについても書かれていて面白い。
年代的なスパンが長いために既に故人となってしまった人々も多く、小安氏や依田氏など以前の椎名作品に登場していた人が亡くなっていることを知り切ない気分にもなった。
椎名が大作家になった後も多くの仲間たちと遊びを楽しんでいるところや、ヒロシ氏や西澤氏、岩切氏たちのとんでもないエピソードの数々が面白く、一気に読んでいくことができた。
特に若き日の岩切氏が作家・開高健氏に釣りの企画を持ちかける話や、ヒロシ氏の大食いエピソードなどは何度読んでも笑ってしまう。
- 著者の私小説について書いた記事
- 『本の雑誌血風録』
- 『新宿熱風どかどか団』
- 本書に登場する人々が出てくるエッセイについて書いた記事
- 『わしらは怪しい雑魚釣り隊』
- 『続 怪しい雑魚釣り隊―サバダバサバダバ篇』

海水からマグネシウムを抽出し、循環可能な新エネルギー源として利用するという研究について紹介されている本。
矢部教授の研究をテクニカルライターの山路氏が一般向けに書き下ろしたもので、えっと驚くような研究がなされていることを知ることが出来る。
具体的には太陽光をレーザー光線に変換したものを海水に当てることなどで淡水とマグネシウムを取り出すというもので、環境への負荷が少ない方式であることが分かってくる。
現在はマグネシウム精製のコストがまだまだ高いために普及には至っていないものの、この方式で海水から淡水を作る装置は実用化され、輸出されていることなどが書かれていて驚く。
(さすがに特許の問題があるために、細かな方法は書かれていないが)
いきなりこのような研究を知ると”本当に!?”という感じでどうしても疑ってしまい、また科学的なプロセスにもあまりピンと来ないところもあるが、夢があってかつ現実的にも実現が近そうなことが書かれているので期待したくなってくる。
研究の事業化についても多くのエピソードが書かれており、興味深く読み進めることができた。

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