fc2ブログ
読んだ本の感想をつづったブログです。


夫婦で行くイスラムの国々 (集英社文庫)
夫婦で行くイスラムの国々 (集英社文庫)
清水 義範 (著)
集英社 2009-08-20

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
身もフタもない日本文学史 (PHP新書)
独断流「読書」必勝法 (講談社文庫)
龍馬の船 (集英社文庫)
インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日
翼よ、あれは何の灯だ―清水義範パスティーシュ100〈6の巻〉 (ちくま文庫)


清水義範が夫人とともに1990年代後半から2000年代前半にかけて訪れた、イスラム教の影響の強い国々への旅行記。
訪れているのはインド、トルコ、ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、チュニジア、モロッコ、エジプト、スペイン、イエメンといった国々で、日本人になじみの少ないところも多い。

トルコへの1回目の旅行こそ出版社の企画で訪れているが、それ以外のほとんどはパック旅行である。著者が事前に予備知識をあまり仕入れないままに行っていることもあって、一般人に近い感覚で書かれているのがとっつきやすい。

意外と親日的だったり、普段は親切なのにメンツに関わることではすぐに喧嘩するほど熱かったり、ちょっとしたしぐさにおくゆかしさが感じられるなど、それぞれの国に暮らす人々の国民性から文化や文明の影響を考察してみたり、帰国後に調べた各国の歴史事情を語っているなど、こうした国々への関心が高まるような記述となっている。
モスクやミナレットをはじめとするイスラム建築や、イエメンの摩天楼都市やモロッコの城塞都市、チュニジアにあるベルベル人の穴居住宅など初めて知ることも多かった。

ルートつきの地図がついていればもっと楽しめたと思うが、興味深く読むことができた。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 清水義範,