読んだ本の感想をつづったブログです。


 日付 記事タイトル
 2010/02/27  『日本人の知らない日本語2』
 2010/02/26 『カラー版 妖精画談』
 2010/02/25 『「カチン」ときたときのとっさの対処術』
 2010/02/24 『勇気をくれたこのひとこと〈2〉』
 2010/02/23 『闘技場―フレドリック・ブラウンコレクション』
 2010/02/22 携帯電話をN-05Aに変更した
 2010/02/21 『逆説の日本史 16 江戸名君編』
 2010/02/20 『月刊経営予測エイジ』
 2010/02/19 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』  
 2010/02/18 『エハイク』
 2010/02/17 『帰ってきちゃった発作的座談会』
 2010/02/16 『タグ入門ガイド いますぐHTMLが使える本』
 2010/02/15 『爆笑問題の日本史原論』
 2010/02/14 『なぜか、マンガになる日本語』
 2010/02/13 『ここからはじめるプログラミング』
 2010/02/12 『働くことがイヤな人のための本』
 2010/02/11 『巨人軍に葬られた男たち』
 2010/02/10 『勇気をくれた このひとこと』
 2010/02/09 『知っておきたい「お金」の世界史』
 2010/02/08 『野村ノート』
 2010/02/07 『図解でわかるアルゴリズム入門』
 2010/02/06 『ガンダムMS列伝II』
 2010/02/05 『ぼく、オタリーマン。』
 2010/02/04 『知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト』
 2010/02/03 『なぜかいい町 一泊旅行』
 2010/02/02 『[現代訳]職業としての学問』
 2010/02/01 『「ウっ」とつまる一言をさらりと切り返す会話術』



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日本人の知らない日本語2
日本人の知らない日本語2
蛇蔵 海野凪子
メディアファクトリー 2010-02-19

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日本人の知らない日本語
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ダーリンの頭ン中 2

先日読んだ『日本人の知らない日本語』の続編で、前作が気に入ったので発売前から予約していて早速読んだ。

基本的には前作と同様日本語教師の凪子先生が外国人の学生たちからの日本語に関する質問に答えることで日本語の成立や変遷がわかるようになっていたり、文化や言語構造のギャップによる笑いを楽しみつつもためになるという内容のコミックエッセイである。

前作から続いて登場する学生たちの他に、ルパン三世の服装を日常的にしているアメリカ人学生や友人のちょっと奔放なドイツ人、凪子先生の同僚の”カトリーヌ”先生など、魅力的な人々が多数登場して話を盛り上げる。

文化や言葉によるギャップの笑いそのものも面白いが、それらに対して凪子先生が入れるツッコミが地味に効果を上げており、こうしたところも見逃せない。
  
面白さとためになる要素のバランス、そして蛇蔵さんのちょっとゆるめの漫画のタッチがうまくマッチしているのが人気のある要因であるように感じた。

日本語についてだけでなく、文化や風習の違いについても触れられているのが重要なところで、長く売れ続けると思う。
例えばロシアにも干支があったりタラのことをミンタイ(≒明太)と呼ぶなど、思った以上にアジアの影響を受けていることが書かれていて驚いたりした。

後半は友人のネタや同僚のネタとなっているあたりから類推すると続編は難しいと思うが、2冊ともにためになると同時に楽しませてもらった。

[参考文献として挙げられていた本]

アルク

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カラー版 妖精画談 (岩波新書)
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水木 しげる (著)
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『ゲゲゲの鬼太郎』などの妖怪漫画で知られる水木しげるによる、世界各国の妖精をイラストと解説で紹介している作品。
スコットランドやアイルランドのようなケルト人の住んでいた地域を中心に、ドイツ、ロシア、北欧などヨーロッパ系の妖精たちが扱われている。
地中海地域の妖精があまり出てこないのはキリスト教の伝播が早かったために各地域に伝わる信仰が衰退したためだろうか。

いくつか挙げると、
  • 英国の海岸に住むとされる温和なアザラシ人間のローン
  • 鉱山で鉱脈のありかを教えてくれたり、家事を手伝ってくれるなどいいやつであるコボルト
  • 人によって違った姿で見えるためにイット(It)としか呼びようのないスコットランドの妖怪
  • 自らの頭を小脇に抱えた北欧版山姥ともいえる、山のトロル
  • ストーンヘンジなど巨大遺跡の近くで宝を守る醜悪なスプリガン
などで、著者が解説において日本の妖怪と比較を試みたりしているので興味深い。

また、グレムリン(機械にへばりついて不具合を起こさせる)やチェンジリング(魔物が人間の赤ん坊をさらって魔物の子と交換する)など映画のネタ元になったもの、ゴブリンのようにゲームでおなじみのもの、バグベアのようにコンピュータウイルスの名前になったものなどがあり、いかに西欧文明に妖精の影響があったかが感じられてくる。

英国のマン島と言えばかわいすぎるという評判の美少女ベッキー・クルーエルの出身地だが、妖精の伝説も多く伝わっており、
  • 美女の姿をして男性を惑わせるラナンシー
  • 毛むくじゃらで怪力の持ち主だがちょっと頭の弱いフェノゼリー
  • 群れをなす小人のフェリシン
などが描かれている。
ベッキーも飽きられたらこの手のネタで引っ張るかもしれない。

著者の画風が画風なので、醜悪なタイプの妖精だとうまくハマるが美女タイプの妖精はいまひとつ魅力が伝わらない気がするが、全体的には面白かったと思う。

[参考文献に挙げられていた作品]

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関連タグ : 水木しげる,

「カチン」ときたときのとっさの対処術 (ワニ文庫)
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植西 聡 (著)
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先日読んだ『言いにくいことを「サラリ」と言う技術』が良かったので、同じ著者の書いた本書をブックオフで315円で販売されているのを見つけ、購入して読んだ。

テーマとしてはこれまた以前読んだ『アタマにくる一言へのとっさの対応術』および『「ウっ」とつまる一言をさらりと切り返す会話術』と重なり、特に対人関係で不快な思いをした場合の対処法、そしてそうした事態をできるだけ避ける方法を論じている。

上記の2冊と同様にテクニック的なところももちろん書かれているが、それ以外にもなぜカチンとくるのか、自身の内的なところにも振り返った上での心理的なアプローチも書かれていてコンパクトな構成の割に深い内容となっている。

章立ててのテーマの組み立て方も整理されており、長く役立つ本となっている。
植西氏の本は2冊続けて当たりと言えるので、他にも色々と読んでみたい。


[近いテーマで書かれている作品]
イヤな相手に言いっ放しにさせない50の対応術 (ソフトバンク文庫)
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 著者:潮凪 洋介
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勇気をくれたこのひとこと〈2〉
勇気をくれたこのひとこと〈2〉ディスカヴァー21編集部
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勇気をくれたこのひとこと (6)

読者たちから投稿された、迷いや孤独を感じたときに勇気を与えてもらった言葉を集めた本の2作目。
前作同様に印象に残る言葉がいくつも書かれている。

いくつか挙げると以下のようなものがあり、くじけそうな時などに読むと力づけられそうである。

  • 後悔したあとが大事
  • 強い人間なんていない。強いふりをしてるだけ。
  • 悔しかったら、続けなさい。
  • 台風のときは、家でじっとしているだろう?
    悲しいことも、じっとしてれば通り過ぎていくんだよ。
  • 人にどう思われるか気にする必要はない。
    人は自分が思いたいように思うだけだから。

また、元気のない人にプレゼントとして贈るのもいいかもしれないとちょっと思った。

[ディスカヴァー21から出ている他のシリーズ]

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