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読んだ本の感想をつづったブログです。





聖徳太子から始まり和辻哲郎に至る日本史上からピックアップした思想家とその思想について、40章に分けた形で分かりやすく解説している本。

  • 禅宗である臨済宗と曹洞宗の違い
  • 朱子学と陽明学の対立軸
  • 他の宗派を非難する宗派や、こじつけでも言い切ってしまう思想は非難を浴びがちだが、熱心な信者もそれなりにつくこと
  • 江戸時代、朱子学者のプラグマティズムと洋学者のプラグマティズムは心構えの点で大きく異なること
  • 大抵の時代では、尊王という考えがベースになること
  • 武士道という言葉は一つでも、葉隠、宮本武蔵、山鹿素行など言っていることはいくつかに分かれること
などざっくりした形で説明がなされ、そういうものかと思いながら読み進むことができる。

ただし、著者が単純化しすぎたり強い思い込みで書いているように思われるところも多く、このあたりは割り引いて受け止めるよう注意したい。
気になった思想については関連書にあたって確認すべきだろう。

日本の思想や宗教関連の本を読む前の概説として読むには、なかなかいい本だと思う。




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