日付 | 記事タイトル |
2010/08/29 | 『実践・老荘思想入門―一喜一憂しない生き方』 |
2010/08/25 | 『火星年代記』(新装版) |
2010/08/22 | 『大東京の地下99の謎―帝都の地底に隠された驚愕の事実』 |
2010/08/21 | 『発想職人のポケット 「カタチのないもの」をビジネスにする55の言葉』 |
2010/08/20 | 『雑談力』 |
2010/08/18 | 『井沢式新ニッポン風土記』 |
2010/08/15 | 『eメールの文章作法』 |
2010/08/14 | 『座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本』 |
2010/08/12 | 『マンガ ウォーレン・バフェット 世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール』 |
2010/08/11 | 『新・井沢式 日本史集中講座「鎌倉幕府の崩壊」編 国家を揺るがした後醍醐天皇の野望』 |
2010/08/10 | 『日本のグランドデザイン -世界一の潜在経済力を富に変える4つのステップ』 |
2010/08/08 | 『幻想世界の神々イラスト大事典』 |
2010/08/07 | 『十角館の殺人』 |
2010/08/06 | 『勇気をくれたこのひとこと (6)』 |
2010/08/05 | 『ウィンドウズの仕組みがわかると「MS‐DOS/コマンドプロンプト」に強くなる』 |
2010/08/04 | 『ものごとに動じない人の習慣術』 |
2010/08/02 | 『よくわかる「世界の妖怪」事典―河童、孫悟空から、ドラキュラ、口裂け女まで』 |
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実践・老荘思想入門―一喜一憂しない生き方 (角川SSC新書) | |
![]() | 守屋 洋 (著) 角川SSコミュニケーションズ 2009-09 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 右手に「論語」左手に「韓非子」―現代をバランスよく生き抜くための方法 (角川SSC新書) 「老子」の人間学―上善は水の如し 孫子に学ぶ12章―兵法書と古典の成功法則 (角川SSC新書) 「荘子」の人間学 賢者たちの言葉 |
守屋洋氏による老荘思想入門で、『老子』および『荘子』の言葉から処世訓を解説している本。
中国思想で関心を持って読んだ順番は以下のようなもので、すぐに役立ちそうに感じられたものから読んでいったためか、老荘思想はやや後回しになった感がある。
- 兵家(孫子、呉子など) ↓
- 法家(韓非子など) ↓
- 儒家(孔子、荀子など) ↓
- 道家(老子、荘子など)
一応現代語訳は読んではいたんだが・・・
あまり順調ではない状況であっても腐ったりもがくよりも淡々とやるべきことを実践することや、順境であればあるほど謙虚にして下手に手を出し過ぎたりしないことなど、精神的に安定した生き方につながる言葉が紹介されている。
勝海舟の生き方や著作にも老荘思想の影響が随所に見られると書かれており、解説を読んでいくと確かにそうだと納得できた。
焦りそうな状況に陥った時や、嫉妬などで塞ぎそうになった場合になどに思い出したい言葉があり、気付かされるところが多かった。
どうやら老荘思想を甘く見過ぎていたようだ。

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF) | |
![]() | レイ ブラッドベリ (著), 小笠原 豊樹 (翻訳) 早川書房 2010-07-10 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA) MM9 (創元SF文庫 ) 10月はたそがれの国 (創元SF文庫) プロテウス・オペレーション (ハヤカワ文庫SF) 量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) |
SFの古典的な名作でブラッドベリの代表作でもある『火星年代記』の新装版。
著者自身の序文と2短編が追加・1短編が外されていることと、年代設定を30年ほど後にずらしているのが違っている。
内容は火星を舞台とした連作で、テレパシーなど独自の文化を持つ火星人が平和な生活を送っていた火星に、地球人類が探検そして移民をしていくことで展開していく。
第一次探検隊では2人、第二次探検隊では4人が火星に到達したが、火星人による彼らなりの対応のために地球に戻ることができず、第三次、第四次と回を重ねることになる。
すると火星人の街や運河は残っているものの、火星人自体の姿は消えており、続々と地球から火星への移民が行われることになるが、火星の影響や地球からの移民による愚行など多くの出来事が発生する。
50年以上前の古典だが、実在の火星ではなく希薄だが地球人が生活できる程度の大気と独自の風習を持つ住民が暮らす惑星ということで読み替えれば、驚くほど古びていない。
これは著者も序文で書いている通り、SFでありつつもファンタジーでもある形で書いているためだろう。
10年以上前に本書を読んで面白かったことを覚えていたが、久しぶりに読むとさらに面白く感じた。

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東京の地下施設にまつわるあやしげな疑惑を語っている本。
著者の本はこれまで4冊読んでおり、古本屋で100円で販売されていたものを購入して読んだ。
これまでの作品にもあった、著者が最も熱心に調べていると思われる地下鉄関連を中心に、両国国技館や東京ドームの地下についての雑学が書かれている。
今作では、陰謀論に限らず地下鉄にまつわる一般的なネタも扱われており、開通前に13号線と呼ばれていた副都心線のことなどが書かれている。
このあたりは比較的まともなところだと思う。
著者の他の作品同様、気晴らしに読む分にはいいと思う。
- 著者の作品について書いた記事
- 『大東京の地下400年99の謎』
- 『新説 東京地下要塞 ― 隠された巨大地下ネットワークの真実』
- 『帝都東京・隠された地下網の秘密』
- 『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密―東京駅周辺の地下の謎に迫る! 』
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発想職人のポケット 「カタチのないもの」をビジネスにする55の言葉 | |
![]() | 高橋 宣行 小学館 2010-06-30 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 日本一元気な30人の総合商社 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 「鳥の目・虫の目」発想読本 プレゼンテーション Zen デザイン たった1分で人生が変わる 片づけの習慣 |
日本第二位の広告代理店・博報堂でコピーライターとして活躍してきた人物による、顧客の心に届くアイデアを出すためのヒント?となる言葉をつづっている本。
右ページ:ことば、左ページ:著者がその言葉を受けたエピソード という見開き2ページの構成となっていて読みやすい。
など、短いがハッとさせられる言葉が随所に書かれている。
- 個性って、考えてつくるもんじゃない
- 想いは深く、言葉はやさしく
- 人の気持ちを暗くするようなことは、考えるな
- 手先で書くな、足で書け
- しつこく考えた、人間が勝つ
中には既成概念にとらわれないとか、無理にでもアイデアをひねり出す努力を続けるなど、ちょっとそのままでは応用が難しいことも多いが、これは職業柄によるものだろう。
読みやすそうだったので何の気なしに図書館で借りて読んだが、思った以上に心に響くところがあった。

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