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読んだ本の感想をつづったブログです。


消された日本史―その空白部を掘る (廣済堂ブックス)消された日本史―その空白部を掘る (廣済堂ブックス)
(1978/01)
宮崎 惇

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日本史の史料に書かれた奇妙な出来事について、現代的な解釈を試みている作品。

縄文時代の遮光器型土偶が宇宙人だったのでは?という話から始まり、聖徳太子、役行者、服部半蔵、天海僧正ら有名人たちに超能力が備わっていたのではないかという話、それからポルターガイストや謎の怪人、怪物などのエピソードについて書かれている。

例えば、家康が住んでいた駿府城の庭に肉人と言われる謎の怪物が出た話については宇宙服を着た宇宙人だったのではないかとしていて、まあそうかもしれないしそうでないかもしれないというところである。
肉人を捕まえることができないでいる話を聞いた家康は”別に悪いことをしたわけでもないので、人のいない山に追い出せ”と指示したらしく、リアリストの家康らしいと感じた。

他にも飯縄の法という妖術に凝ったことで有名な細川政元や、修行の末に透明人間になることに成功したが戻れなくなって崩御されたことにされた清和天皇、江戸初期の大老・酒井忠勝には抱いただけで動物や人間を動けなくしたり病気を治す能力を持つ弥五郎という家臣がいたなど、荒唐無稽にも感じられるが面白い。

怪物が宇宙人だった可能性、人体におけるある種の異常さは突然変異で説明できなくもない場合、神隠しや天狗のしわざというのは異次元に入ってしまったのでは?というあたりが書かれているが、さすがに説得力まではない。

古い本で、ブックオフにて105円で販売されていたのを購入して読んだが、思った以上に楽しむことができた。

[著者がクリエイターとして関わっている作品]
真田幸村 アンコール刊行
「真田幸村 アンコール刊行」
 [コミック]
 著者:横山 まさみち
 出版:講談社
 発売日:2009-11-18
 価格:¥ 550
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