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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2010/12/13『街道をゆく 19 中国・江南のみち』
2010/12/08『早引き類語連想辞典 第2版』
2010/12/06『賢く生きる智恵』
2010/11/28『個性を捨てろ! 型にはまれ!』
2010/11/24『古代天皇はなぜ殺されたのか』
2010/11/23『イラストでよむ議事録と故障と検査のはなし』
2010/11/22『妖怪絵巻-日本の異界をのぞく』
2010/11/08『ローマから日本が見える』
2010/10/12『倭人伝を読みなおす』
2010/10/08『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る』
2010/10/04『世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統』
2010/07/25『最強の人生指南書-佐藤一斎「言志四録」を読む』
2010/07/08『スキタイと匈奴 遊牧の文明 (興亡の世界史)』
2010/06/23『ドラッカーに先駆けた 江戸商人の思想』
2010/06/18『「現代語抄訳」論語―欲望に振り回されない生き方』
2010/06/01『スマイルズの世界的名著 自助論』
2010/05/07『みんなが知りたい地下の秘密』
2010/05/02『世界史の誕生とイスラーム』
2010/04/29『ジオン軍の失敗』
2010/04/16『SFカーニバル』
2010/03/30『早雲の軍配者』
2010/03/03『カオスだもんね!PLUS 1』
2010/03/02『野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方』
2010/02/25『「カチン」ときたときのとっさの対処術』
2010/02/23『闘技場―フレドリック・ブラウンコレクション』
2010/02/17『帰ってきちゃった発作的座談会』
2010/02/10『勇気をくれた このひとこと』
2010/02/04『知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト』
2010/01/28『日本人の知らない日本語』
2010/01/23『新宿遊牧民』


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日付記事タイトル
2010/12/30『使う!「論語」-”小さな自分”から今すぐ抜け出す』
2010/12/29『耳袋の怪』
2010/12/28『四字熟語なるほど話―これだけは知っておきたい!』
2010/12/27『街道をゆく 9 信州佐久平みち、潟のみちほか』
2010/12/26『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?-読むだけで、仕事と人生の業績がUPするショートストーリー』
2010/12/25『独学のすすめ』
2010/12/24『教科書が教えてくれない裏忍者列伝―歴史的英雄たちは皆忍者だった!?』
2010/12/23エルゴノミクスキーボード トラックボール付き 400-SKB006
2010/12/22『ベンジャミン・フランクリンの名著『富への道』の教え』
2010/12/21『街道をゆく 25 中国・びんのみち』
2010/12/20『釣って開いて干して食う。』
2010/12/19『神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相』
2010/12/18『みんなのたあ坊の菜根譚―今も昔も大切な100のことば』
2010/12/17『“中国古典”役に立つ兵法120』
2010/12/16『ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・』
2010/12/15『歴史魂1 2011年 01月号』
2010/12/13『街道をゆく 19 中国・江南のみち』
2010/12/12『クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの』
2010/12/09『古代からの伝言 日本建国』
2010/12/08『早引き類語連想辞典 第2版』
2010/12/07『Mac People (マックピープル) 2011年 01月号』
2010/12/06『賢く生きる智恵』
2010/12/05『桃山人夜話―絵本百物語』
2010/12/04『原稿用紙10枚を書く力』
2010/12/03『植物はヒトを操る』
2010/12/02『戦国忍者クール列伝』
2010/12/01『現代人の論語』



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使う!「論語」 (知的生きかた文庫)
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渡邉 美樹
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ワタミ社長による、『論語』の言葉を元に人生論を語っている作品。

『論語』の内容を全面的に肯定するのではなく、ところどころで反論しているのは評価でき、さまざまな読み方ができることを再認識できる。

語り口もテレビ出演やモデルとなった高杉良の小説『青年社長』にもあるような、前向きで理想化肌のところがよく出ていると思う。

目標を立てて力強くというのは必ずしもやりたいことではないとか、俺もやってるんだから的に感じられるところはあったりもするが、著者のエピソードも交えて書かれていて読みやすい。

同窓会なんて無駄だと言っているあたりは、レビューで賛成できないとの意見が多いようだが、人は良きにつけ悪しきにつけ日々変化していくものということで、一部納得できたりする。

できるところとできないだろうなと思うところが混在しているが、考え方で見習いたいところも多かった。



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    江戸時代に勘定奉行や南町奉行を歴任した根岸鎮衛が、人から聞いたうわさや怪談をまとめた作品の『耳嚢(袋)』から怪談を抄訳している作品。
    著者は風野真知雄の『耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前』に始まる時代劇シリーズのモデルにもなっている。

    収録されているのは、
    • 狙っていた鳩を取り逃がして”残念なり”と人語を話した猫
    • 妻を殺された狐が全然関係のない人物に取り憑き、問い詰められると殺した人物が怖いから近づけないと白状した話
    • 医者にかかった患者の正体は狐で、後で恩返しをされた話
    • 亡くなって埋葬されたはずの子供が、4~5日後に戻ってきた話
    • 疱瘡の神(?)が言葉を発し、早く出て行きたいから快癒の儀式をするようせきたてた話
    などで、柳田國男の『遠野物語』のような構成で奇妙な話の数々が描かれている。
    もののけのちょっととぼけた言動などは読んでいて心が和む。

    特に印象に残ったのは、近くの稲荷神社の狐が他の社へ栄転することになり福を残していくという話で、祭神としての狐も異動で転勤があるという構図で描かれているのが面白かった。

    訳者は他にもこの手の怪談関連の作品を手がけているようなので、そのうち読んでみたいと思っている。




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    四字熟語なるほど話―これだけは知っておきたい! (中経の文庫 (く-1-1))四字熟語なるほど話―これだけは知っておきたい! (中経の文庫 (く-1-1))

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    五十音順で150の四字熟語の意味と元となった話を紹介・解説している本。

    1語に2ページという構成で、読みやすい。
    知っている話も多いが、初めて知るもの、四字熟語とは思っていなかったものなどがけっこうあり、出典の話を知ることができてためになる。

    戦国策や史記、論語といった中国の歴史書や思想書に由来するものは類書を読んだりしているので比較的知っているものが多いが、李白や杜甫、陶淵明、韓愈といった詩人による漢詩から取った言葉では知らなかったものが多い。

    現在は元の意味と多少異なる意味で使われている言葉もあったりするので、これも興味深い。

    あとは、少し時代の表現や語句が少々荒いような気もするので、そのあたりがもう少し構成が丁寧であればいいとちょっと思った。

    周囲の人に通じるかどうかは少々あやしいが、使いこなせるとちょっとかっこいいので手元に置いて時々参照したい。




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