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読んだ本の感想をつづったブログです。


賢く生きる智恵 (East Press Business)
賢く生きる智恵 (East Press Business)
バルタザール グラシアン (著), 野田 恭子 (翻訳)
イーストプレス 2007-08

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17世紀に活躍した修道士で哲学者のバルタザール・グラシアンによる287の言葉を現代語訳している作品。
以前読んだ『君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150 』と同じ出版社、同じ翻訳者で出されている。

いくつか読むと悪賢く生きるテクニックという印象もあるが、あくまで基本は正直で穏やかな心を持った生き方を勧めていることが徐々に分かってくる。
ただ、この世ではそれだけではうまくいかないので、避けられる不幸は避けようという考え方で書かれている。

17世紀の作品だが、正義が行われない世の中だという嘆きがところどころで書かれており、これはいつの時代でも同じだろうと少し笑ってしまった。

本書は西洋の作品で、それに対してこれまで読んだ東洋の作品としては『菜根譚』あたりが近いのかなと思う。
また、野球で言うところのストレートに当たるのが『スマイルズの世界的名著 自助論』で、これに対して変化球みたいなものが本書になるだろうか。

愚かな人や不幸な人に振り回されないよう注意している言葉などが、かなり印象に残った。
さまざまな面で役立つ言葉が収められており、折に触れて読み返したい。




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