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教科書が教えてくれない裏忍者列伝―歴史的英雄たちは皆忍者だった!?
教科書が教えてくれない裏忍者列伝―歴史的英雄たちは皆忍者だった!?我妻 正義
笠倉出版社 2008-03

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服部半蔵、藤林長門、百地丹波の伊賀三上忍の話や、空海、源義経、楠木正成、豊臣秀吉、徳川家康、松尾芭蕉といった歴史上の有名人たちが実は忍者の系統に属していたのではないかという話を紹介した歴史読み物。
ほんだらけにて100円で販売されていたものを購入した。

基調としては大和の天孫系に追いやられたまつろわぬ民たちが裏のネットワークを組織し、上記の人物はそれらを利用してのし上がっていったのではないかとするものである。

空海の超人ぶりや真言密教が実は来世ではなく現世での利益を説いたという話、義経が鬼一法眼という怪人に忍術を学んだという説、秀吉のサンカ出身説など、定説と異なる説が紹介されていて興味深い。

中でも『徳川家康は二人だった』でも描かれていた家康の入れ替わり説は、改めて読んでも興味をひきつけられる話だった。
元ネタである明治時代に書かれた村岡素一郎著『史疑徳川家康』は絶版になったと思っていたが、一昨年に著者の外孫で直木賞作家の榛葉英治によって復刊されたことが分かった。
刺激的な論考というのは確かなので、いずれ読んでみたい。

ところどころ男色や平清盛の好色ぶりといったシモネタをノリノリで書いているようなところがちょっと微妙だが、まあまあ面白かった。




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