読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2011/11/28『心に響く三国志: 英雄の名言』
2011/11/27『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』
2011/11/26『生命保険の「罠」』
2011/11/24『「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで』
2011/11/23『シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術』
2011/11/22『ST警視庁科学特捜班 黒いモスクワ』
2011/11/21『草原の風 - 中巻』
2011/11/20毛利博物館に特別展 「国宝 -毛利家の至宝-」を観に行った
2011/11/19『爆笑問題のニッポンの教養 ロボットに人間を感じるとき…… 知能ロボット学』
2011/11/18『ST警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル』
2011/11/17『どくとるマンボウ小辞典』
2011/11/16『超能力株式会社の未来―新発作的座談会』
2011/11/15『宇宙海兵隊ギガース 5』
2011/11/14『日本美術応援団 オトナの社会科見学』
2011/11/13映画版『マネー・ボール』
2011/11/12『宇宙海兵隊 ギガース4』
2011/11/11『草原の風  上巻』
2011/11/10『火星の長城 (レヴェレーション・スペース 1)』
2011/11/09『ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル』
2011/11/08『日本は世界1位の金属資源大国』
2011/11/07ELECOM 別持ちバッグbetsumo
2011/11/06『ほんとうはすごい!日本の産業力』
2011/11/05『超・新幹線が日本を変える』
2011/11/04『特殊防諜班 組織報復』
2011/11/03『世界が目を見はる日本の底力』
2011/11/02『キケン』
2011/11/01『マイナス・ゼロ (広瀬正・小説全集・1)』



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心に響く三国志: 英雄の名言心に響く三国志: 英雄の名言

渡辺精一 南岳杲雲
二玄社 2011-09-06

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三国志に登場する名言と、その背景となるエピソード、そして名言を描いた書から構成される作品。
著者の渡辺氏は、三国志の人物事典も著している。

名言を取り上げている点は以前読んだ『[新訳]三国志-激動・波乱の時代を勝ち抜くための百言百話』と似ているが、取り上げた言葉が重なっておらず初めて知る言葉も多かった。

その時その時の状況、そして人間関係などがそれぞれの名言から伝わってくるのが興味深い。

呂布のような悪役っぽいポジションの人物、太史慈のようなやや地味な人物などについても扱っていて、それぞれ肯定的な評価をしているのがちょっと意外だった。

また、英雄たちが苦悩を語った名言の割合が多かったところも内容に厚みを加えている。
特に、親友同士だった曹操と袁紹が河北を争って戦わざるを得ないなど、お互い認め合った人物と戦うことのつらさが伝わってきた。

名言をばらばらに取り上げるのではなく、時代の流れに沿った形で並んでいるので読みやすい。

書家の南岳氏による名言の書も味がある。
三国志の予備知識を多少なりとも知っていれば かなり味わい深い作品だと思う。



[著者の他の作品]
三國志人物事典(上) (講談社文庫)
「三國志人物事典(上) (講談社文庫)」
 著者:渡辺 精一
 出版:講談社
 発売日:2009-03-13
 価格:¥ 830
 by ええもん屋.com
朗読してみたい中国古典の名文 (祥伝社新書)
「朗読してみたい中国古典の名文 (祥伝社新書)」
 著者:渡辺精一
 出版:祥伝社
 発売日:2007-12-15
 価格:¥ 798

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心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
長谷部誠
幻冬舎 2011-03-17

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関連商品
日本男児
やめないよ (新潮新書)
「心の掃除」の上手い人下手な人 (集英社文庫 (さ28-6))
準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント
道をひらく


サッカー日本代表の主将で、ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクで活躍する長谷部誠による、タイトル通り心を整えるための考え方や習慣を56に分けて語っている作品。

書かれていることすべてを自分がやるのはまあ無理だと分かるが、参考になる方法も多い。
これまでの挫折やさまざまな経験をからめて語っており、こうしたことを実践しているからこそ現在の活躍があるのだろうと納得できる。

本書の印税は全額東日本大震災からの復興に寄付されると書かれていて、この点も好感が持てる。
売れ行きがいいのも分かる。

将来はクラブチームの監督をやってみたいということを語っており、今後さらに多くの経験を積んで監督として指揮する姿を見てみたいとも思う。
もちろん、少なくとも2014年のブラジルワールドカップまでは選手として活躍してほしい。



[本書の文庫版]
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)

長谷部 誠
幻冬舎 2014-01-29

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[著者がオールタイムベスト5に挙げた作品]

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生命保険の「罠」 (講談社+α新書)
生命保険の「罠」 (講談社+α新書)
後田 亨
講談社 2007-11-21

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関連商品
生命保険のウラ側 (朝日新書)
“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ
生命保険のカラクリ (文春新書)
がん保険を疑え!
医療保険なんていりません! (新書y 224)


日本生命の営業を長年行い、現在保険代理店業を営む人物による、現在の生命保険の問題点を具体的に語っている作品。
先日契約している生命保険のおばさんから満期を迎えるので特約がつくので更新を・・・と話があり、見直しを検討しようと思い読んでみた。

日生時代に経験したことや代理店業務をやってきた経験から、大手や外資の生命保険会社では新規契約を取ったり更新することばかりに熱心で、保全(支払業務など)がおざなりになっていることが具体的に書かれている。

現在契約している生命保険もそうなのだが、特約などが色々とついていて複雑なパッケージとなっていていまひとつ分からない場合が多い。
これはわざとそうすることで、低い原価率(と高い生命保険会社の取り分)が分かりにくくしていることによるとあり、納得できる。

また、保険の仕組みにおける注意点をあまり説明しないことや、極論のケースを挙げて不安をあおること、そして他社の問題点を挙げて信者にするような手口などが書かれていて、特に複雑な仕組みの生命保険には気をつける必要があると認識させられた。

その上で、急に必要になって払えないものから入るのが保険の本来のあり方とし、106歳まで生きなければ元が取れない終身保険よりも、定期掛け捨て型の保険の方が合理的としている。
(逆に学資保険などは、前々から貯蓄を積み立てれば済む)

生命保険を販売しているプロも、実際は宣伝されている商品ではなく、割安な会社の団体保険を利用している場合が多いとあり、さらに内容に説得力を持たせている。

これまで面倒なのであまり知ろうとしなかった生命保険について、知っておきたかったポイントの多くが書かれていて、かなり役立ったと感じている。



[本書の文庫版]
生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由 (講談社プラスアルファ文庫)生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由 (講談社プラスアルファ文庫)

後田 亨
講談社 2012-08-21

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生命保険見直し



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「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで (PHP文庫)
「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで (PHP文庫)
造事務所 (編集), 吉永 進一 (監修)
PHP研究所 2006-09-02

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関連商品
「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで (PHP文庫)
世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本 (PHP文庫)
伝説の「武器・防具」がよくわかる本 (PHP文庫)
「天国」と「地獄」がよくわかる本 (PHP文庫)
伝説の「魔法」と「アイテム」がよくわかる本 (PHP文庫 そ 4-16)


世界各地に伝わる天使と悪魔、あるいはそれらに類するキャラクターを紹介・解説している作品。
天使と悪魔をそれぞれ、西方世界(キリスト教やユダヤ教)と東方世界(仏教やイスラム教、ゾロアスター教など)に分けた構成になっている。

天使のイメージは通常背中に白い翼と頭上に輪っかのついた青年や子供の姿をしたものが多いが、中には36対の翼と36万5000個の目を持つ巨人の姿をしたメタトロンという怪物じみた者もいると知り少し驚く。
また、単に人間を助けるものばかりでなく、悪行を働いた人間に容赦ない罰を与える恐ろしい者もいたりする。

悪魔では人間・猫・ヒキガエルの3つの頭を持ったバールやハエの姿をしたベルゼブブ、巨大な海の化け物であるリヴァイアサンのようにいかにも悪魔っぽい姿をしたものも多い。
ただし異教の神がキリスト教などから敵視されて悪魔扱いされたものや、姿はフクロウ頭の人間なのに人間同士の仲裁を引き受けたりするアモンなど、悪魔といってもさまざまだということが分かる。

天使から悪魔へ、そして悪魔から天使へといった移籍したキャラクターも多く、西方世界では堕天使のルシファーのように悪に陥るパターンが多く、東方世界では仏教の阿修羅天や羅刹天のように善玉に変わるパターンが多いように感じた。

そして登場する中で最も印象に残ったのは、日本化した仏教の天たちである。
例えば大黒天は元々インドでは破壊神シヴァが仏教化して伊舎那天となったものがさらに変化した姿であることや、上杉謙信が信仰した毘沙門天はガンジス川のワニの化身だったらしいこと、古代インドのダーキニーという人間の肝を食べる恐ろしい夜叉が仏教の荼吉尼天(だきにてん)に変貌して稲荷信仰につながったことなど、日本でおなじみの神仏の由来が興味深い。
また、七福神にいる弁財天は実は二代目で初代は吉祥天だったことや、韋駄天は四天王の一人増長天の部下ということなども知ることができた。

他には、善と悪が対立する構図となっているペルシアのゾロアスター教に出てくる天使と悪魔の話も面白かったと思う。

絵がついてなくてイメージしづらいキャラクターも多いが、最初思っていたよりも楽しめたと思う。




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